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ジュディ・デンチ、「ザ・クラウン」に「フィクションであるという注意書き」を求める

名優ジュディ・デンチが英紙「タイムズ」にオープンレター(公開状)を寄せ、Netflixドラマ「ザ・クラウン」での英王室の描き方が「ひどく不当」であり、Netflixに対してフィクションであることを強調すべきであると主張した。

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ジュディ・デンチ-(C)Getty Images
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名優ジュディ・デンチが英紙「タイムズ」にオープンレター(公開状)を寄せ、Netflixドラマ「ザ・クラウン」での英王室の描き方が「ひどく不当」であり、Netflixに対してフィクションであることを強調すべきであると主張した。

「このドラマ(のエピソード)が現代に近づくほど、歴史の正確さと粗野な扇情主義の境界線を自由に、あいまいにしようとしているように見えます」と「ザ・クラウン」に苦言を呈したジュディ。11月から配信開始のシーズン5で描かれると言われる具体的なエピソードの例を挙げ、危惧していることを伝えている。

「たとえば、チャールズ王が母親の退位を画策したとか、母親の子育てが不十分で実刑に値すると示唆したとか、どちらもひどく不当で、個人にとっても彼らが代表する王室にとってもダメージになります。私ほど芸術の自由を信じる人間はいません。でも、これを見過ごすわけにはいかない」。

ジュディはNetflixが同ドラマの各エピソードの冒頭に「フィクションである」という注意書きを掲載するべきなのに、その声を受け入れないと指摘。「考え直すべきです」と批判した。実際に、オリヴァー・ドーデン文化相(当時)も2020年12月に同じ声を上げ、Netflixに個人的な手紙を書いて注意書きを付けるように要請したことを明かしていた。

ジュディは英王室から1988年に「デイム」の称号を授与されている。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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