“霊媒師”ジュディ・デンチも!キャラクターを形づくる1930年代の英国ファッション『ブライズ・スピリット』

『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』の舞台である1930年代英国のエレガントなファッションを作り上げるための徹底ぶり、キャラクターごとのファッションが明らかに。

映画 洋画ニュース
『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
  • 『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』 (C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとアカデミー賞女優ジュディ・デンチが贈る、英国発ラブシックストーリー『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』。本作では、映画の舞台である1930年代英国のエレガントなファッションを作り上げるための徹底ぶり、“幽霊”である主人公の妻のファッション、そして、霊媒師という仕事柄、様々な場所を放浪するジュディ・デンチ演じるマダム・アルカティの個性的な衣装なども見どころとなっている。


>>『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』あらすじ&キャストはこちらから

■イギリス国中をめぐって調達し、キャラクターごとにイメージ設定された1930年代アンティークファッション


ベストセラー小説家であるチャールズ(ダン・スティーヴンス)は、初めての映画脚本執筆を前にスランプに陥り、高名な霊媒師マダム・アルカティ(ジュディ・デンチ)に依頼し、彼の亡くなったかつての妻エルヴィラ(レスリー・マン)を呼び戻す。夫とともにハリウッド行きを企むチャールズの現在の妻ルース(アイラ・フィッシャー)は当然困惑し、複雑な思いにかられ…。

そんな個性的なキャラクターたちが身にまとうのは、30年代英国のエレガントなファッション。これらは、可能な限り映画の舞台となる当時の素材が調達された。コスチュームデザイナーのシャーロット・ウォルターは、「衣装作りに使える当時の生地や、着ることが可能な当時の服を見つけることは至難の業でした。イギリス国中をめぐり、バーミンガムとウェールズでいくつか買い付けています」とふり返る。

キャラクターごとにイメージも設定されており、ウォルターはチャールズについて「チャールズのキャラクターを考えると、彼は多分、元気な女性たちに囲まれて穏やかにいられるタイプ。だから淡いピンクやベージュといった優しい色を使うことにしました。ダンによく似合っていたと思います」と語り、「エルヴィラのカラーパレットは黒とクリーム色と赤。彼女は幽霊なので、とがっていて映画に出てくる他の誰とも全く違う感じにしたいと思いました」というこだわりがあったそう。エルヴィラのシーンごとに目まぐるしく変わるぶっ飛んだファッションは、観る者を楽しませてくれるだろう。

一方で、デンチ演じるマダム・アルカティは霊媒という仕事を通して様々な場所を放浪する人物であるため、インドの織物生地やターバン、フェザーなどを使って多様な要素が織り交ざっている。このファッションは、デンチ自身も気に入ったようで「これは私の私服ではないんです。すばらしい衣装でしょ?」と、マダム・アルカティの衣装をまといながらの自身のインタビューで答えている。

そして、ルースのヘアメイクを作り上げる上で、イメージしたのはキャロル・ロンバード(30~40年代に“スクリューボール・コメディの女王"といわれたアメリカ人女優)のような親しみやすさだったという。

■物語を彩る“本物”のロケーションの数々も必見


原作の戯曲となるノエル・カワードの物語に信ぴょう性をもたせるため、“本物”のロケーションを最大限活用しているところにも注目。チャールズとルースが暮らす豪邸は、1930年代にロンドン郊外のサリーヒルズに建てられた現存する邸宅を使っている。プロデューサーのジョン・ポール・ケリーは、「私たちは、この映画を1930~40年代のイギリスというスタイルではなく、近代主義的なアール・デコ住宅という、もっと現実離れしたイギリスの設定で、ハリウッドに刺激を受けた英国的な雰囲気へとリセットすることに決めました。これは、舞台での解釈とは少し違っています」と、映画独自の工夫があったことを説明する。

そのほか、『007』シリーズの撮影拠点として知られるパインウッド・スタジオ、1899年にロンドン南西部に建てられたリッチモンド劇場、近代ホテルの先駆けといわれる名門サヴォイ・ホテル、そしてイギリスの大自然観光の定番スポットであるカックミア・ヘブンなど、数々の名所も物語を彩っている。

『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』は9月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

特集

関連記事

特集

page top