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『パラサイト』が日本で舞台化!90年代・関西の“半地下の家族”描く

韓国映画“初”となるカンヌ映画祭パルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化することが決定した。

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韓国映画“初”となるカンヌ映画祭パルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化することが決定した。


>>『パラサイト 半地下の家族』あらすじ&キャストはこちらから

同作は2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年公開の外国映画の中では最高の興収を記録したことでも記憶に新しい作品。

アジア圏の映画として初の米アカデミー賞作品賞を受賞した“革命的な映画”といえる本作のメガホンをとったのは、『グエムル-漢江の怪物-』『母なる証明』で知られるポン・ジュノ。映画は社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な“伏線”や“テーマ性”が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした。

ポン・ジュノ監督

日本での舞台化にあたり台本と演出を手掛けるのは、映画化もされた舞台「焼肉ドラゴン」や映画『愛を乞うひと』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などで知られる脚本・演出家の鄭 義信。ポン・ジュノ、鄭義信の両氏と親交が深い、李鳳宇プロデューサーの企画のもと『パラサイト』の舞台化が日本で実現した。

日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう1つの“半地下の家族”の物語が誕生。舞台ならではの衝撃のラストも待ち受けるという。

脚本・演出:鄭 義信

鄭さんは、「思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか......そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか......劇場に足をお運びくだされば、幸いです」とコメント。「これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります」と期待を込めて語っている。

舞台「パラサイト」ストーリー


堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く1日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方、対称的な高台にある豪邸では、永井慎太郎、妻の千代子、娘の繭子、引きこもりの息子・健太郎がベテラン家政婦の安田玉子とともに暮らしていた。

文平の息子の順平は、妹の美妃が偽造した大学の在籍証明を利用し繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美妃が慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子が、と一家は永井家に寄生していく…。

COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は【東京公演】2023年6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて、【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。


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《シネマカフェ編集部》

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