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マーゴット・ロビー、『バービー』監督は「グレタしか考えていなかった」特別映像解禁

『バービー』グレタ・ガーウィグ監督について、主演のマーゴット・ロビーや、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノン、アメリカ・フェレーラらも語る特別映像が解禁となった。

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『バービー』グレタ・ガーウィグ監督 ©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
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  • ライアン・ゴズリング&アメリカ・フェレーラ&マーゴット・ロビー&グレタ・ガーウィグPhoto by Greg Doherty/WireImage
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日本に先駆け7月21日に全米公開を迎えた『バービー』。8月2日(水)来日も決定し、ますます注目度が高まっているグレタ・ガーウィグ監督について、主演のマーゴット・ロビーや、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノン、アメリカ・フェレーラらキャスト陣が語る特別映像が解禁となった。


>>『バービー』あらすじ&キャストはこちらから


全米では週末3日間に興行収入1.55億ドル(約218億円)を記録し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を越え、2023年に公開された全ての映画でNo.1となる大ヒットスタート。劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客たちが詰めかけ、各所で“バービー旋風”を巻き起こしている。

また、公開5日目の7月25日の時点で全世界累計興行収入は4.7億ドル(約653億円)を突破。今年公開作の全世界累計興行収入ランキング7位にすでにランクインし、どこまで数字をのばすか大いに注目されている(※数字は全て BoxOfficeMojo 参考)。

そんな本作でメガホンを取ったのは、監督として『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『レディ・バード』を手掛け、『フランシス・ハ』などでは役者としても高い評価を得ているグレタ・ガーウィグ。『バービー』のオープニング興行収入では、女性監督として歴代最高額となる記録的な成績をたたき出し、世界中から熱い視線が注がれている。

グレタ・ガーウィグ監督

「リアルで面白くて、ぶっ飛んだ世界にしたかった」というグレタ監督。解禁された映像には、建物から道路に至るまでピンクで彩られ、バービーが住む“ドリームハウス”もおもちゃそのまま、細部までこだわり抜かれた圧巻の<バービーランド>のセットが。

このセットではCGではなく実際にピンクの塗料を大量に使っているため、使用したメーカーのピンク塗料が全世界的に品薄になったことも話題となった。

その中心にいるのが、ピンクのイヤホンを首にかけ、時にはピンクの“つなぎ姿”という出で立ちで演出をするグレタ監督。真剣な表情を見せたかと思えば、キャスト陣の熱演に思わず笑顔になってしまう場面も。

主人公のバービーを演じると共に製作も務めたマーゴットは、「監督にはグレタしか考えていなかった。脚本家としても監督としてもグレタが大好き。彼女なら現代に合った映画をつくってくれると思った」とグレタへ絶大な信頼を寄せていることを明かす。

バービーのピュアなボーイフレンド(?)のケンを演じたライアンは「とても優しくて素晴らしい人」と称賛。バービーを人間世界へと導く“へんてこバービー”を演じたケイトは、「すべてのディテールに対してあれほど明確なビジョンがあるなんて信じられない」とその才能に驚愕し、人間世界でバービーが出会うグロリアを演じたアメリカは「グレタのユーモア、知性、優しさはすべてに反映されている」と、本作におけるグレタの多大な影響力に言及している。

子どもの頃からバービー人形に親しみ、「人形遊びは自分自身を知る手段」と語るグレタは、「バービーが人間のようになったらすばらしいことになると考えたんです。欠陥があってだらしなく完璧じゃない存在にね」と語る。

さらに「映画の舞台は、大胆かつ繊細にぶっ飛んだ世界にしたかった、リアルで面白くて共感できる世界に。観る人にはただ楽しんでもらいたい」と、作品に込めた思いもコメントしている。

ほかにも本映像には、予告編でも印象的なダンスパーティーのシーンや、バービーとケンが人間世界に向かう途中で船に揺られるシーン、ライアンやシム・リウ演じるたくさんの“ケン”たちが勢ぞろいしているシーンなど、見応えたっぷりな場面のメイキングも収められている。

『バービー』は8月11日(金)より全国にて公開。


TIME 2023年7/24号 (2023-07-16) [雑誌]
¥897
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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