※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

初参加のユアン・マクレガー「また戻ってきたい」東京コミコン2023、過去最高8万5,000人超来場で閉幕

「東京コミックコンベンション2023」(東京コミコン2023)が過去最高の8万5,000人以上の来場者を記録し、大盛況のうちに閉幕。そして大阪コミコン2024の開催日時と東京コミコン2024の開催が決定した。

最新ニュース レポート
注目記事
「東京コミコン2024」3日目
「東京コミコン2024」3日目
  • 「東京コミコン2024」3日目
  • テムエラ・モリソン「東京コミコン2023」3日目
  • クリストファー・ロイド「東京コミコン2024」3日目
  • クリストファー・ロイド「東京コミコン2024」3日目
  • クリストファー・ロイド「東京コミコン2024」3日目
  • クリストファー・ロイド「東京コミコン2023」3日目
  • クリストファー・ロイド「東京コミコン2023」3日目
  • 「東京コミコン2023」3日目

「東京コミックコンベンション2023」(東京コミコン2023)が過去最高の8万5,000人以上の来場者を記録し、大盛況のうちに閉幕。そして大阪コミコン2024の開催日時と東京コミコン2024の開催が決定した。

クリストファー・ロイド「未来を良いものに」ドクの名セリフに会場感動

最終日の最初にセレブ・ステージに登場したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の“ドク”こと、クリストファー・ロイド氏。この30年間で何度も来日しており、2022年の東京コミコン以来となったロイドを「ドク~!」の声援と拍手で迎えた。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の当時の思い出を聞かれると、「1作目を撮影する直前に徹夜で仕事をしていて、そこにあの有名なテーマ曲を作曲したアラン・シルヴェストリがやって来て『どんな映画になるんだい?』と聞かれたので私も『どんなものになるんだろうね?』という会話をしたのですが、まさかこんなに大ヒットするとは想像していませんでした」と回顧。

「なので1作目が多くの方々に受け入れられたことが、その後のPart2、Part3を演じていく意欲にもつながりました」と40年近く前の思い出を語り、また、「良い作品にしてくれたのは脚本家や製作陣のお陰でもあり、私の大親友であり尊敬しているマイケル・J・フォックスのお陰です。彼は勇気とユーモアを併せ持つ、宝物のような人物です」とスタッフへの感謝と共演者への深い敬愛も。

俳優としての役作りに関しては、「何かのキャラクターになることを非常に愛しているので、脚本をもらうとそれを理解しようし、そのキャラクターがどのように話し、表現し、ふるまうのか、とそのキャラクターの真実を追求するのです」と俳優として心がけていることを明かした。

もし、1985年の自分が2023年の自分に会いに来たらどんな話をしたいか、と聞かれると、「今の時代は非常に不安定で、対立や緊張が高まっている」と話し、「でも人はいつでも自分で選択できるんです。より良い時代になるように。これからもより良い時代にするために、誰もが選択できるのです」と現在を憂いながらも未来への希望を真剣なまなざしで訴え、映画の中のドクの名セリフ「Your future is whatever you make it, somake it a good one.(未来は自分で作ることができる、だから良いものにしなさい)」を生披露すると、客席から大感動の拍手が巻き起こっていた。

ユアン・マクレガー、テムエラ・モリソンら「スター・ウォーズ」ステージに集結

午後には、「スター・ウォーズ」シリーズでお馴染みのユアン・マクレガーテムエラ・モリソンダニエル・ローガンがズラっと並ぶステージイベントを開催。

まずダニエルが日本語で「こんにちは~」と元気に叫びながら登場、続いてテムエラが、赤い両刃のライトセーバーで舞うようなパフォーマンスをしながら登場し、観客からは大喝采。

最後にユアンが手を大きく振りながら登場し、客席に向かっての投げキッスを披露した。

最初にオビ=ワン・ケノービ役が決まった当時の様子を聞かれたユアンが「決まるまでのプロセスがとても長く、多くの俳優の中から徐々に絞られ、最後の2人になった時にジョージ・ルーカスの前で衣装を着て演技をし、最終的に決まりました。I was the chosen one.(私は選ばれしものだった)」と映画の自身のセリフをアレンジした言葉も交えて答えると、場内から割れんばかりの拍手と大歓声。

そんなステージの最中もステージや会場のファンの様子を自分のスマホで撮影していたテムエラは、実は今月12月26日が誕生日。そんな彼に、ダニエルが突然「実は、誕生日おめでとう!」(日本語)と叫ぶと舞台上にサプライズのバースデーケーキが登場。

それに合わせて客席から「ハッピー・バースデー!」の大声援が起こり、ダニエルとユアンも「Happy Birthday to you」のデュエットでお祝いし、歌の途中からテムエラも加わって盛り上がりを見せた。

その後、ステージを埋め尽くすほどの「スター・ウォーズ」コスプレイヤーたちが登場すると3人は大喜び。コスプレイヤーとハグをするユアンや、自らマイクをライトセーバーに見立てて戦闘態勢を取ったりと、和気あいあいのギャザリングに。最後にテムエラが「またここに帰ってきます。息子とオビ=ワンと共に」とジャンゴ・フェットになりきったメッセージを残して3人はステージを後に。

その後ステージ上では、「東京コミコンにフォースあれ!スター・ウォーズ・ギャザリング2023」に突入。その完成度、アイディアに毎回圧倒されるギャザリングには、「スター・ウォーズ愛を語ろう」というテーマでコスプレイヤーたちの熱いトークが繰り広げられた。

マッツの受賞を会場がお祝い!アンバサダー・新田真剣佑ら登壇のグランドフィナーレ

ファンと共に3日間駆け抜けたセレブ、そしてアンバサダーたちが大集結する最後のステージ。ステージが始まる前に、何とステージ下の通路を右から左へユアンが通り過ぎるというサプライズが起き、始まる前から観客の熱狂を誘った。

続いてアンバサダーの新田真剣佑が登壇し、「サイン会・撮影会の時に今の作品も過去作も“良かったです”とファンの方々に言って頂けるのが一番で、私の作品を楽しんで下さっているのがとても嬉しかった」とふり返り、「ここのところアクション作品が多かったので、シリアスな役、悪役、普通の役もやってみたいです。自分が演じたアクションの中では『るろうに剣心』の時の役がトップレベルだったと思います」と話した。

そして豪華来日セレブが次々に登場、1人ずつ登壇する度に客席から満場の拍手と歓声が飛び交う。全員がステージ上に揃ったところで、12月9日(現地時間)ベルリンで発表されたヨーロッパ映画賞(The European Film Awards)マッツ・ミケルセンが男優賞(Best European Actor)を受賞したことがメインMCのLiLiCoから告げられ、ほかのセレブからも会場からも大きな拍手が!

来日セレブたちもそれぞれに挨拶し、ポム・クレメンティエフは「皆さんのエネルギーや愛が、私にコミコンに参加する意味を思い出させてくれました」と語り、ユアンは「あっという間だったけどワンダフルな経験だった。また戻って来たい!」と熱くコメント。

トム・ヒドルストンは「皆さんのやさしさ、熱意に本当に感謝します」、ベネディクト・カンバーバッチは「思いやりがあって優しくてワンダフルでゴージャスなファンの皆さん、そして東京コミコンのスタッフの方々にも心から感謝します」と感謝を伝える。

マッツは「僕とサイン会・撮影会まだしてない人手を挙げて!」と言い、客席から多くの手が上がると「分かった、また帰って来るからね!」と挨拶。

最後に、発表済みの大阪コミコン2024に続いて東京コミコン2024が来年、合わせて開催されることが発表され、イベントは幕を閉じた。

「大阪コミコン2024」は2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)開催、「東京コミコン2024」開催決定。

《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top