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以下のような人に向けて、本記事ではおすすめの洋画96作品を紹介します。
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誰にでもおすすめできる大ヒット作品、SF、アクション、ヒューマンドラマなど12のジャンルに分けているので、自分が好きなジャンルからサクッと探せます。
96作品すべてのあらすじや特徴を解説しています。
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本記事では、おすすめの洋画を紹介するにあたり、各作品のあらすじに触れています。
結末の記載は避けていますが、物語の展開を説明する中でネタバレとなる要素が含まれている場合があります。
ほんの少しでもネタバレを避けたい方は、読み進める際にご注意ください。
おすすめの洋画【名作】
誰にでもおすすめできる“名作”と呼ばれるおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれのあらすじや特徴を解説します。
【第1位】アルマゲドン
公開年 | 1998年 |
|---|---|
ジャンル | SF |
監督 | マイケル・ベイ |
出演 | ブルース・ウィリス |
▶あらすじ
スペースシャトル「アトランティス」の不可解な事故の映像を、NASAが解析するところから物語は始まります。
調査の結果、彗星が小惑星帯に衝突し、破片がアトランティスに接触したことが原因で爆発したことが判明。
NASAのさらなる調査で、テキサス州と同じ大きさの巨大な小惑星が毎時3万5000キロの速度で地球に近づいていることが発覚します。
小惑星が地球に衝突するまでの時間はわずか18日間。
NASAはさまざまな方法を検討した末、「小惑星に穴を掘り、内部に核爆弾を設置して内側から爆発させる」という大胆な計画を立てます。
そして、重大な任務を遂行するために選ばれたのは、石油採掘のプロフェッショナルであるハリー(ブルース・ウィリス)のチームでした。
一癖も二癖もあるメンバーでしたが、宇宙飛行の訓練を急ピッチでこなします。
出発直前、ハリーがNASAとの話し合いで得た10時間の休暇を使って、メンバーたちはそれぞれ大切な時間を過ごします。
そして翌日、愛する人々、そして人類を救うため、勇敢にスペースシャトルに乗り込むのでした…。
『アルマゲドン』は、地球に接近する隕石を破壊するために立ち向かう石油採掘作業員たちを描いたSF映画です。
『バッドボーイズ』や『トランスフォーマー』などで有名な、マイケル・ベイ監督がメガホンを取りました。
主題歌はエアロスミスの『I Don't Want To Miss A Thing』。
壮大に仕上がった楽曲は映画ともども大ヒットし、本作は世界で興行収入5億5,370万ドル以上を記録しました。
【第2位】スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
公開年 | 1977年 |
|---|---|
ジャンル | SF |
監督 | ジョージ・ルーカス |
出演 | マーク・ハミル |
▶あらすじ
反乱同盟軍は帝国軍の強力な兵器「デス・スター」の設計図を盗み、情報をドロイドのR2-D2に託して逃がします。
その後、デス・スターの情報は、砂漠の惑星タトゥイーンに潜伏していたジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)と若きルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の手に渡ります。
密輸業者のハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)の宇宙船ミレニアム・ファルコンでオルデランへ向かうオビ=ワンとルーク。
しかし、デス・スターの攻撃によって、オルデランは破壊されていました。
一行はデス・スターへの潜入に成功し、反乱同盟軍の指導者レイア姫(キャリー・フィッシャー)を救出します。
しかし、その過程でオビ=ワンはかつての弟子であるダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ/ジェームズ・アール・ジョーンズ)によって殺されます。
デス・スター攻略戦ではルークが活躍しますが、ダース・ベイダーを中心とする敵の猛攻により次々と仲間が倒れていきます。
気づけばルークとR2-D2が乗るXウイングのみとなり絶体絶命の状況に追い詰められますが…。
映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は、遠い昔のはるか彼方の銀河系を舞台に、帝国軍と反乱同盟軍の戦いを描いた宇宙活劇です。
“SF映画の金字塔”と名高いスター・ウォーズシリーズの記念すべき第一作です。
後に続く作品を楽しむためにも、一度は見ておくことをおすすめします。
【第3位】バック・トゥ・ザ・フューチャー
公開年 | 1985年 |
|---|---|
ジャンル | SF |
監督 | ロバート・ゼメキス |
出演 | マイケル・J・フォックス |
▶あらすじ
主人公のマーティはバンドマンを夢見る普通の青年。
複雑な家庭環境に日々苦悩しながらも、愛する恋人と共に幸せを感じていました。
ある夜、親友であり科学者のドクが指定した場所に急行すると、「デロリアン」というスポーツカーを改造したタイムマシンが待っていました。
実験の手伝いをしていたマーティは予期せぬ事態に巻き込まれ、30年前の1955年にタイムスリップしてしまいます。
マーティは30年前のドクの協力を得て、元の時代へ戻る方法を模索しますが、燃料となるプルトニウム探しに苦戦します。
また、まだ高校生のマーティの母が、偶然の出来事からマーティに恋をしてしまうという奇妙な事態が発生。
本来の両親が出会わず、マーティ自身の存在が危うくなる可能性が浮上します。
マーティは両親が結ばれるように必死に奮闘します。
両親をくっつけ、自分が存在する歴史へと導けるのでしょうか?
そして、彼は元の時代へと無事戻れるのでしょうか?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、タイムスリップをテーマとしたSF青春映画です。
家族の絆や自分の人生を自らの手で切り開くことの重要性など、世代を超えて共感できる普遍的なテーマを描いています。
優れた脚本と演出、物語の雰囲気を高める音楽など、さまざまな要素が見事にマッチした名作です。
【第4位】ターミネーター2
公開年 | 1991年 |
|---|---|
ジャンル | SFアクション |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー |
▶あらすじ
2029年、人間と機械の間で壮絶な戦争が繰り広げられていました。
機械側の司令塔である「スカイネット」は、過去にターミネーターを送り込む作戦を再び実行します。
目的は人類の救世主となるジョン・コナーの抹殺です。
人類のレジスタンスもまた、ジョンを守るために一人の戦士を過去へ送り込みます。
物語は1994年のロサンゼルスに移ります。
夜のトラック置き場で、雷と共に謎の男が出現します。
10年前にサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を狙ったターミネーターT800(アーノルド・シュワルツェネッガー)です。
一方、警官に成りすましたもう一人のターミネーターT1000(ロバート・パトリック)は、サラの息子であるジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を探し始めます。
その頃、ジョンは悪友と共にATMをハッキングして得たお金を手に、ゲームセンターで遊んでいました。
ジョンはターミネーターT1000に見つかり、絶体絶命の危機に見舞われます。
ジョンが従業員通路に逃げ込んだところで、ターミネーターT800が現れ…。
『ターミネーター2』は、未来から来た殺人ロボットであるターミネーターと、人間の戦いを描いたSFアクション映画です。
アーノルド・シュワルツェネッガーといえば、ターミネーターを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
優れた映像技術や特殊メイクが使われており、公開から30年以上が経った現在も色褪せない名作です。
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【第5位】ホーム・アローン
公開年 | 1990年 |
|---|---|
ジャンル | コメディ |
監督 | クリス・コロンバス |
出演 | マコーレー・カルキン |
▶あらすじ
クリスマスを目前に控えたケビン(マコーレー・カルキン)の家では、家族と親戚一同がヨーロッパへの旅行の準備で大忙しでした。
しかし、いたずら好きなケビンは、兄姉やいとこたちとトラブルを起こし、屋根裏部屋に閉じ込められてしまいます。
翌朝、慌てて家を出た家族はケビンを置いて旅行に出かけてしまいます。
一人残されたケビンは、最初こそ自由を満喫し、好きなものを食べたり、好きなことをしたりして楽しんでいました。
しかし、近隣に住む怖そうな老人男性のマーリー(ロバーツ・ブロッサム)に遭遇。
さらには不器用な泥棒コンビ、ハリー(ジョー・ペシ)とマーブ(ダニエル・スターン)が自分の家を狙っていることに気づきます。
ケビンは家を守るために、泥棒たちを出し抜くための独創的で大胆なトラップを仕掛けます。
一方、母親のケイト(キャサリン・オハラ)は、何とかして家に戻ろうと奮闘していました。
ケビンは教会でマーリーと再会し、意外な優しい一面を知ることになります。
家族が帰宅するまでの間、ケビンは自分の力で家を守り抜こうと、さまざまなトラップを仕掛けて泥棒コンビを迎え撃つのでした…。
『ホーム・アローン』は、クリスマスに自宅に一人取り残された少年と泥棒の攻防戦をコミカルに描いた描いたコメディ映画です。
ケビンが仕掛けるさまざまなトラップによって、泥棒コンビがこてんぱんにやられる姿が痛快です。
また、家族愛の要素も含まれた心温まる作品となっています。
【第6位】ボヘミアン・ラプソディ
公開年 | 2018年 |
|---|---|
ジャンル | ノンフィクション |
監督 | ブライアン・シンガー |
出演 | ラミ・マレック |
▶あらすじ
1970年代のロンドン。
「ファルーク・バルサラ」という名の青年(ラミ・マレック)は、ライブハウスで運命的な出会いをします。
ファルークはあるバンドのパフォーマンスに心を奪われるのでした。
その時、バンドはちょうどボーカルを失ったところで、ファルークは「フレディ」と名乗り、自らの才能を活かしてバンドに参加。
バンドは「クイーン」という名で新しいスタートを切ります。
フレディは同時に、美しい女性メアリー(ルーシー・ボイントン)と出会います。
クイーンはユニークな音楽で徐々に名声を高め、業界関係者ジョン・リード(エイダン・ギレン)の目に止まり、彼のサポートで更なる成功を収めます。
特に名曲「キラー・クイーン」は彼らの名を広めました。
この成功の中で、フレディはメアリーにプロポーズし、彼女との絆を深めます。
しかし、次作「ボヘミアン・ラプソディ」の制作において、レコード会社と対立。
フレディは自らのビジョンを貫き、曲は大ヒットを記録します。
しかし、フレディの私生活は荒れ、性の悩みにも向き合わなければならなくなり…。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、伝説のロックバンド「クイーン」のボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いたノンフィクション映画です。
ラミ・マレックがフレディ・マーキュリー役を見事に演じ、複雑な性格、天才的な音楽の才能、葛藤などをリアルに描写しています。
クイーンを知っている人はもちろん、知らない世代にもぜひ見てもらいたい感動作です。
【第7位】フォレスト・ガンプ/一期一会
公開年 | 1994年 |
|---|---|
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ロバート・ゼメキス |
出演 | トム・ハンクス |
▶あらすじ
物語の冒頭。
バス停で見知らぬ女性に自らの人生を語り始めた男性の名は、フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。
フォレスト(子供時代:マイケル・コナー・ハンフリーズ)は生まれながらに背骨の曲がりと低いIQを抱えていましたが、母親は息子を信じて普通の学校に通わせます。
フォレストは、優しい心を持つ少女ジェニー(子供時代:ハンナ・ホール)と出会い、友情を育みます。
いじめっ子から逃げるフォレストは“足が速い”という才能を発見。
大学でアメフトのスター選手となり、アメリカ代表としてホワイトハウスを訪れるほど活躍します。
卒業後はベトナム戦争に従軍し仲間を救う英雄となりますが、親友のバッバ(ミケルティ・ウィリアムソン)を目の前で失う悲劇を経験します。
戦争から戻った後、フォレストは再びジェニー(ロビン・ライト)と再会。
しかし、ジェニーは悩み多き生活を送っており、フォレストを拒絶。
失意のフォレストでしたが、病院で卓球の才能を発見し、中国との外交で名を馳せます。
その後、かつての上官であるダン中尉(ゲイリー・シニーズ)と再会し、亡きバッハの夢であったエビ漁業を一緒に立ち上げます。
ビジネスは成功し、経済的な成功を手に入れるフォレスト。
しかし、依然としてジェニーへの愛を募らせていました…。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、主人公・フォレストの波乱万丈な人生を描いたヒューマンドラマです。
本作は、希望・愛・友情・忍耐力といった普遍的なテーマを扱った感動作です。
フォレストのポジティブな生き方は、多くの人に希望を与えるでしょう。
【第8位】ハリー・ポッターと賢者の石
公開年 | 2001年 |
|---|---|
ジャンル | ファンタジー |
監督 | クリス・コロンバス |
出演 | ダニエル・ラドクリフ |
▶あらすじ
ロンドン郊外で育ったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)には両親がおらず、同居する叔父夫妻に冷遇される辛い日々を送っていました。
しかし、11歳の誕生日前夜から届きはじめた手紙がハリーの運命を一変させます。
叔父夫妻は手紙について知っているようで、一家そろって逃げ回りますが、巨漢のハグリッド(ロビー・コルトレーン)が現れます。
「ハリーは魔法使いの血を引いており、ホグワーツ魔法魔術学校への入学が許可されている」と告げるハグリッド。
さらに、強力な闇の魔法使いヴォルデモート(リチャード・ブレマー)によって、ハリーの両親は殺されたことを知るのでした。
ホグワーツへの汽車に乗ったハリーは、ウィーズリー家の末息子ロン(ルパート・グリント)と友達になり、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)という少女とも出会います。
ホグワーツでさまざまな経験をしながら仲を深める3人。
クィディッチ(魔法を使った架空のスポーツ)の試合中、ハリーの乗ったほうきがコントロール不能になるところから、物語はさらなる展開を見せ始めます…。
『ハリー・ポッターと賢者の石』は、魔法使い「ハリー・ポッター」の冒険を描いたファンタジー映画の第一作です。
J.K.ローリングの原作小説を忠実に映像化し、魔法の世界を見事に再現。
『ハリー・ポッターと賢者の石』は、全8作からなる映画シリーズの第1作目であり、後に続く壮大な物語に引き込まれるきっかけとなるでしょう。
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おすすめの洋画【SF】
SFジャンルでおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】マトリックス
公開年 | 1999年 |
|---|---|
監督 | ウォシャウスキー兄弟 |
出演 | キアヌ・リーブス |
▶あらすじ
未来の世界、警察がトリニティ(キャリー=アン・モス)という女性を追跡しているところから物語は始まります。
トリニティは通常の人間をはるかに超える能力を持ち、警察を撃退。
続いて“エージェント”と呼ばれる謎の男たちが現れ、トリニティを追い詰めます。
しかし、彼女は不可解な形で姿を消すのでした。
一方、普通の生活を送るアンダーソン(キアヌ・リーブス)、通称「ネオ」は、パソコンに現れた不思議なメッセージに導かれ、トリニティと出会います。
アンダーソンが“特別な存在”であることを伝えるトリニティ。
翌日、アンダーソンはエージェントに捕まります。
取り調べ中、トリニティと仲間たちに救出され、ネオは世界の真実を知ることになります。
人間が生きていると信じ込んでいる世界は「マトリックス」という仮想現実であること。
実際は機械に支配された荒廃した世界で、人間はエネルギー源として機械に利用されていること。
モーフィアス( ローレンス・フィッシュバーン)はネオが救世主であると信じており、預言者オラクル(グロリア・フォスター)に会わせます。
しかし、「ネオは救世主ではない」と告げるオラクル。
そこでネオは運命の選択を迫られることになります…。
『マトリックス』は、人間と機械が対立した世界で、主人公「ネオ」が人類を救うために戦うSFアクション映画です。
「バレットタイム効果」をはじめとする革新的な視覚効果を導入し、アクション映画のスタンダードを一新しました。
弾丸がスローモーションで飛び交うシーンは、映画史に残る名シーンです。
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【第2位】ジュラシック・パーク
公開年 | 1993年 |
|---|---|
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | サム・ニール |
▶あらすじ
コスタリカ沖の孤島、ヌブラル島。
ある夜、林から巨大なコンテナが運び込まれますが、作業中のトラブルで1人の作業員が命を落とします。
一方、モンタナ州の化石発掘現場では、アラン・グラント博士(サム・ニール)とエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)が恐竜の研究に没頭していました。
そこに億万長者のジョン・ハモンドが訪れ、コスタリカの島を訪れるよう依頼します。
なんでも、驚くべき“動物園”があるとのこと。
その頃、別の場所では裏取引が行われており、ネドリー(ウェイン・ナイト)は75万ドルと冷凍保存機を受け取り、盗んだモノを桟橋で渡す約束をします。
ハモンドに連れられグラント博士、サトラー博士らはヘリで島に到着。
二人が見たのは“生きた恐竜”でした。
「ウェルカム・トゥ・ジュラシック・パーク」とハモンドが宣言します。
管理施設では、琥珀から恐竜のDNAを採取し再生させたインジェン社のプロジェクトが紹介されます。
さらにグラント博士たちは、実際にヴェロキラプトルの孵化を目撃します。
一行は自動運転車でツアーに出発。
ところが、システムに不具合が発生し、制御を失った恐竜たちが襲いかかるのでした…。
『ジュラシック・パーク』は、最新の遺伝子技術によって蘇った恐竜と、事故に巻き込まれ襲われる人間を描いたSF映画です。
当時の最新技術であるコンピュータグラフィックスとアニマトロニクスを組み合わせた恐竜の再現は、映画のリアリティを格段に高め、観客を魅了しました。
大迫力の映像は映画業界全体に多大な影響を与え、今なお多くの人々に愛され続ける作品となっています。
【第3位】インターステラー
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
出演 | マシュー・マコノヒー |
▶あらすじ
未来の地球は異常気象と食糧危機に直面し、人類は滅亡の危機に瀕していました。
元テストパイロットでトウモロコシ農場主のクーパー(マシュー・マコノヒー)と娘のマーフ(マッケンジー・フォイ)は、本がひとりでに落ちる不可解な現象を目撃します。
幽霊の仕業と信じるマーフに対し、クーパーは科学的な現象だと主張。
不可解な現象が示す座標を追って、2人は秘密のNASA施設にたどり着きます。
そこでクーパーはかつての同僚、ブランド教授(マイケル・ケイン)とその娘アメリア(アン・ハサウェイ)と再会。
教授は人類を救うため、他の惑星を探索する「ラザロ計画」を立案していました。
48年前に出現したワームホールを通じ、3つの惑星からの有望な信号が届いているというのです。
クーパーは娘の将来を考え、この危険な任務を引き受けます。
アメリア、他のクルーと共に宇宙探査船「エンデュランス号」で旅立つクーパー。
クーパーとマーフは、遠く離れた宇宙の彼方と地球で、互いの安全と人類の未来を願います。
人類は新天地を見つけられるのか?
父と娘は再会できるのか?
結末は宇宙の果てで待っていました…。
『インターステラー』は、滅亡の危機に瀕した地球を救うために、元宇宙飛行士の男がブラックホールの内側にある星へ調査に旅立つSF映画です。
本作は、物理学者キップ・ソーンの協力を得て、ブラックホール、ワームホール、相対性理論などの科学的概念を取り入れ、リアルな描写がされています。
さらに、クリストファー・ノーラン監督の映像美と特殊効果によって壮大な世界観を体感できる作品です。
【第4位】NOPE/ノープ
公開年 | 2022年 |
|---|---|
監督 | ジョーダン・ピール |
出演 | ダニエル・カルーヤ |
▶あらすじ
オーティス(キース・デイヴィッド)と息子のOJ(ダニエル・カルーヤ)は、牧場経営に苦労しながらも新たな仕事に挑んでいました。
しかしある日、空から降り注いだ金属片がオーティスを直撃し、帰らぬ人となります。
半年後、OJは撮影現場で馬を暴れさせたことが原因で仕事を失います。
妹のエメラルド(キキ・パーマー)と共に帰宅途中、隣接するテーマパーク「ジュピターズ・クレイム」に泣く泣く馬を売却するのでした。
売却の交渉中、オーナーのジュープ(スティーヴン・ユァン)が子役出身であることが判明。
過去の出演ドラマ「ゴーディ、家に帰る」の秘密部屋を見せられます。
帰宅すると、白馬のゴーストが逃げ出していました。
ゴーストを追ったOJは、怪しい雰囲気に包まれた砂嵐に遭遇し、空飛ぶ円盤を目撃。
翌日、エメラルドとOJはUFOを撮影しようと監視カメラを増設するため、技術者のエンジェル(ブランドン・ペレア)に協力を依頼します。
一方のジュピターズ・クレイムでは「星と遭遇体験」というイベントが開催されていました。
ジュープは観客を盛り上げますが…。
『NOPE/ノープ』は、牧場を営むヘイウッド家の上空に現れる謎の生命体と、ヘイウッド家の長男OJ・妹のエメラルドとの戦いを描いたSFホラーです。
本作は『ゲット・アウト』や『アス』で知られるジョーダン・ピール監督により、ホラーの枠に収まらない独特な視点で描かれています。
観る者を引き込む独特な雰囲気と、社会問題を描いたメッセージ性が含まれており、視聴後も長く心に残るようなインパクトがあります。
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【第5位】レディ・プレイヤー1
公開年 | 2018年 |
|---|---|
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | タイ・シェリダン |
▶あらすじ
2045年、未来の地球。
大多数の人々がスラムで生活し、現実逃避のためのバーチャル・リアリティーゲーム「オアシス」に夢中になっています。
オアシスの創設者ジェームズ・ハリデーは死の直前、「アノラック・ゲーム」に勝った者に遺産とオアシスの完全な所有権を与えると遺言を残しました。
プレイヤーたちはハリデーが隠した3つのイースター・エッグを見つけるためにエッグハンターとして競い合います。
17歳のウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)は親友エイチ(リナ・ウェイス)と共に、アノラック・ゲームに熱中していました。
ある日、ウェイドはゴール間近で危機に陥ったアルテミス(オリヴィア・クック)というプレイヤーを救出し、彼女の魅力に惹かれます。
ハリデーの過去の発言からヒントを得たウェイドは、最初のイースター・エッグと次のヒントを獲得。
アルテミス、エイチ、ダイトウ(森崎ウィン)、ショウ(フィリップ・チャオ)の4人もイースター・エッグを見つけ、「ハイ・ファイブ」として名声を得ます。
しかし、悪徳企業IOIのソレント(ベン・メンデルソーン)は5人を危険視し…。
『レディ・プレイヤー1』は、バーチャルゲーム「オアシス」の所有権と賞金をかけて戦うプレイヤーたちを描いた作品です。
最新のCG技術を駆使して広大で多彩な仮想空間をリアルに再現しています。
まるで自分がオアシスに入り込んだかのような没入感を得られるでしょう。
古今東西の映画やアニメのキャラクターが登場する点も、映画を盛り上げるポイントです。
【第6位】アバター
公開年 | 2009年 |
|---|---|
監督 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | サム・ワーシントン |
▶あらすじ
遠い未来。
太陽系に最も近い惑星パンドラは、豊かな自然に独特の生態系を持ち、知的生命体ナヴィが原始的な生活を送っていました。
一方の地球はエネルギー資源の危機に瀕していました。
資源開発会社RDAは、パンドラで豊富な鉱石アンオブタニウムを発見。
しかし、ナヴィたちは採掘に反対していました。
RDAはこの問題を解決するため、「アバター計画」を開始。
人間とナヴィのDNAを融合した生命体を作り、人間が遠隔操作することでナヴィとの接触を試みていました。
2154年、元海兵隊員で車いす生活を余儀なくされていたジェイク(サム・ワーシントン)は、亡くなった双子の兄の代わりにアバター計画に参加するためパンドラにやってきます。
アバターを通じて以前のように歩ける喜びを感じつつ、訓練に励むジェイク。
野外活動中に迷子になりましたが、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)に救われ、村に連れて行かれます。
村のリーダーはジェイクを歓迎し、ネイティリは彼にナヴィの生き方を教え始めます。
しかし、ナヴィ族との平和的な交渉に業を煮やしていたクオリッチ大佐(スティーヴン・ラング)は、武力でナヴィを制圧する計画を進め…。
『アバター』は、惑星パンドラの資源を狙う人間と、原住民族のナヴィとの争いや交流を描いたSF映画です。
ユニークな植物や動物、浮遊する山々など、非常に魅力的で独創的なデザインが施されています。
環境保護や文化の尊重、アイデンティティの探求といったテーマも含まれており、ジェイクがナヴィ族を理解し守ろうとする姿が感動的です。
【第7位】インセプション
公開年 | 2010年 |
|---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ |
▶あらすじ
他人の夢の中に侵入し、アイデアを盗む産業スパイが活躍する未来の世界。
コブ(レオナルド・ディカプリオ)とパートナーのアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、とあるミッションに失敗します。
しかし、ターゲットである日本の実業家サイトー(渡辺謙)から、前代未聞のミッション「インセプション」を持ちかけられます。
内容は、サイトーの敵対企業の継承者ロバート(キリアン・マーフィー)の夢に侵入し、虚偽のアイデアを植え付けるというもの。
指名手配の取り下げを報酬として提示するサイトー。
2人の幼い子供と離れ離れになっていたコブは、インセプションを成功させることを心に誓います。
コブはチームを組むため、優秀な夢の設計者アリアドネ(エレン・ペイジ)をスカウト。
偽装の専門家イームス(トム・ハーディ)、鎮静剤の専門家ユスフ(ディリープ・ラオ)、そして依頼人サイトーも加わりました。
しかし、コブの死んだ妻モル(マリオン・コティヤール)が夢の中に現れ、ミッションを妨害し始めたのです。
コブがかつて夢の世界でのインセプションを試みた結果、モルは現実と夢の区別がつかなくなり、自殺してしまったのでした。
コブたちは、インセプションを成功させられるのでしょうか…?
『インセプション』は、夢の中に入り込みアイデアを盗む企業スパイが、「アイデアを“植え付ける”」というミッションに挑むSFアクション映画です。
夢の中で行うスパイ活動「インセプション(植え付け)」というコンセプトは非常に新鮮で、今までにない複雑で深い物語が展開されます。
【第8位】ブレードランナー
公開年 | 1982年 |
|---|---|
監督 | リドリー・スコット |
出演 | ハリソン・フォード |
▶あらすじ
舞台は近未来のロサンゼルス。
環境汚染により常に暗い雲が空を覆い、冷たい雨が降り続けています。
裕福な人々は地球を離れ宇宙へと進出し、残されたのは社会の底辺に生きる人々で、都市は広範囲にわたるスラムと化していました。
“ブレードランナー”と呼ばれる特殊警察官のデッカード(ハリソン・フォード)は、地球に戻ってきた4体の逃亡レプリカント(アンドロイド)を追うことになります。
タイレル社の最新技術によって製造されたレプリカントは人間に限りなく近く、見分けるのは至難の業。
デッカードはタイレル社を訪れ、秘書のレイチェル(ショーン・ヤング)と出会います。
その頃、逃亡中のレプリカントたちは、自らの寿命を延ばす方法を探していました。
リーダーで戦闘用レプリカントのロイ・バティ(ルトガー・ハウアー)は、延命方法を求めてタイレル社に侵入しようとします。
しかし、厳重な警備のためタイレル博士(ジョー・ターケル)には近づけません。
そこでロイは、技師セバスチャン(ウィリアム・サンダーソン)を利用する計画を立てます。
果たしてデッカードは逃亡中のレプリカントをすべて始末できるのでしょうか…?
『ブレードランナー』は、人間を殺した5体のアンドロイドと捜査官との攻防を描いたSF作品です。
本作で描かれた未来のロサンゼルスは、サイバーパンクの美学を確立した作品として広く評価されています。
独特のビジュアルスタイルは後の多くの作品に影響を与え、『ブレードランナー』を他の作品と一線を画した映画史に残る名作にしています。
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おすすめの洋画【アクション】
アクションのジャンルでおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】ワイルド・スピード
公開年 | 2001年 |
|---|---|
監督 | ロブ・コーエン |
出演 | ポール・ウォーカー |
▶あらすじ
夜の帳(とばり)が下りたロサンゼルスの港。
黒いホンダ・シビックの車列が、高価な家電製品を積んだトラックを奇襲するところから物語が幕を開けます。
翌日、お気に入りのカフェでツナサンドを注文するブライアン(ポール・ウォーカー)。
店員のミア(ジョーダナ・ブリュースター)への秘めた想いを抱えていましたが、ミアの兄であり伝説的ストリートレーサーであるドミニク(ヴィン・ディーゼル)に圧倒されます。
ドミニクの仲間たちがカフェを訪れると、ブライアンはそのうちの一人、ヴィンス(マット・シュルツ)と衝突。
ドミニクにカフェを出禁にされてしまいます。
その夜、ブライアンはストリートレースでドミニクと競り合い、NOSを駆使して一時はリードするも、最終的に敗北。
レース終了後に踏み込んで来た警察からドミニクを匿いますが、敵対する中国系ギャングであるジョニー(リック・ユーン)の縄張りに迷い込みます。
ドミニクの信頼を得たブライアンは、“ファミリー”の一員として迎えられます。
しかし、ブライアンの正体はロス市警の潜入捜査官であり、トラック強盗事件を調査していたのです。
ブライアンはドミニクたちがホンダ・シビックのパーツを注文していることに気づき、疑いを深めていくのでした…。
『ワイルド・スピード』は、腕利きのストリートレーサーたちが、さまざまな敵と戦うカーアクション映画です。
本作の一番の魅力は、迫力満点のカーアクションです。
リアルさを追求するために、実際の車を使ったスタントとCGを見事に融合させています。
【第2位】レオン
公開年 | 1994年 |
|---|---|
監督 | リュック・ベッソン |
出演 | ジャン・レノ |
▶あらすじ
ヒットマンのレオン(ジャン・レノ)が、隣に住む12歳の少女、マチルダ(ナタリー・ポートマン)と出会うことから物語は始まります。
マチルダの父親は麻薬密売に関わっており、不正を働き“ブツ”をくすねていました。
その代償として、麻薬密売を裏で牛耳る悪徳な麻薬取締捜査官スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)によって、マチルダ以外の家族は皆殺しにされます。
たまたま生き残ったマチルダはレオンの元に逃げ込みます。
最初は拒絶するレオンですが、マチルダの半ば強引な説得により共同生活を承諾。
弟の敵(かたき)を打ちたいマチルダは、レオンから殺しの技術を教えてもらいます。
二人は次第に絆を深め、家族のような存在となっていきます。
マチルダはレオンに生きる意味と温かさを教え、レオンはマチルダに強さと生き抜く力を与え互いに支え合っていました。
しかし、事態は一変します。
マチルダは無謀にも単身でスタンスフィールドに攻撃を仕掛け、失敗。
反対にスタンスフィールドが、必死に逃げ延びようとする二人を追いつめていきます…。
『レオン』は、孤独な殺し屋と家族を殺され天涯孤独となった少女の共同生活を描いたアクション・ドラマです。
圧巻のアクションとヒューマンドラマが見事に融合した作品で、今も色褪せることない名作です。
寡黙な殺し屋を演じるジャン・レノ、本作でデビューしたナタリー・ポートマンの名演技に注目してください。
【第3位】キングスマン
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | マシュー・ヴォーン |
出演 | タロン・エガートン |
▶あらすじ
ロンドンのとある高級テーラー店。
「キングスマン」という名の独立したスパイ組織が活動しています。
キングスマンは特定の国家に所属せず、真の正義のために世界中のテロリストや非道な組織と戦っていました。
エージェントは家族にさえも自らの正体を隠し続けています。
その頃、幼少期に父を失ったエグジー(タロン・エガートン)は、母と継父、継父の子どもたちとの間に軋轢を感じ、トラブルを繰り返していました。
ある日、喧嘩の末に逮捕されたエグジーは、絶望の中で実の父親の形見であるペンダントの秘密を思い出します。
ペンダントに記された番号に連絡を取るとなぜか問題なく釈放され、ハリー(コリン・ファース)という名のキングスマンのエージェントが現れました。
ハリーはエグジーに秘められた潜在能力を見出し、キングスマンの訓練生として迎え入れることを決意します。
エリート出身の訓練生たちが競い合う中、エグジーと良きライバルであるロクシー(ソフィー・クックソン)は己の才能と意志の強さで生き残ります。
しかし、最終試験での決断が原因でエグジーはキングスマン入りを逃してしまいます。
同時に、ハリーは“とある陰謀”を探るのですが…。
『キングスマン』は、紳士的で華麗なスパイが活躍する斬新なアクション映画です。
本作の特徴は、斬新でエレガントなアクションシーンが他のスパイ映画とは一線を画していることです。
スタイリッシュでエンターテインメント性の高いアクションシーンが、『キングスマン』の最大の魅力と言えるでしょう。
【第4位】スパイダーマン
公開年 | 2002年 |
|---|---|
監督 | サム・ライミ |
出演 | トビー・マグワイア |
▶あらすじ
ピーター(トビー・マグワイア)は叔父と叔母のもとで平凡な生活を送る高校生。
また、隣に住む幼なじみのMJ(キルスティン・ダンスト)へ片思いしていましたが、内気な性格からその想いは秘めたままです。
ところが、脱走した遺伝子改良クモに噛まれたことによりピーターの日常は一変。
弱かった視力が回復し、驚異的な身体能力を得ていたのです。
同じ頃、オズコーポ社のノーマン(ウィレム・デフォー)は、自社で開発した強化薬を自身に投与し、超人的な力と狂気を宿す「グリーン・ゴブリン」へと変貌していました。
ピーターは手に入れた能力を金稼ぎに使いますが、その中で愛する叔父が強盗によって命を奪われるという悲劇に見舞われます。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という叔父の遺言を胸に、スパイダーマンとして悪と戦う決意を固めます。
ピーターはスパイダーマンとして、市民から賛否両論の声を受けながら、ニューヨークを脅かす犯罪と戦い続けます。
一方で狂気に染まったグリーン・ゴブリンは、スパイダーマンを味方につけて街に恐怖と混乱をもたらそうとします。
ピーターはスパイダーマンとして正義を貫き、人々を守れるのでしょうか…?
『スパイダーマン』は、普通の高校生が特殊な能力を持つスパイダーマンとなり、自分の力をどう使うべきか葛藤しながら、ヒーローとして成長していく過程を描いた映画です。
本作を単なるアクション映画以上のものにしている最大の魅力は、ピーターの成長物語です。
全3部作となっており、『スパイダーマン2』『スパイダーマン3』へと物語は続きます。
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【第5位】マッドマックス 怒りのデス・ロード
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | ジョージ・ミラー |
出演 | トム・ハーディ |
▶あらすじ
かつては警察官だったマックス(トム・ハーディ)は、愛車である“V8インターセプター”を駆って、亡くなった家族の幻に苛まれながら砂漠をさまよっています。
ある日、「ウォーボーイズ」という武装集団に襲われ、シタデルという砦に連れて行かれます。
シタデルを治めるのは、カリスマ的な独裁者イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)で、地下水を独占して人々を支配していました。
一方で、ジョーの部下である大隊長フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、ジョーの性奴隷とされている女性たちを連れて、「緑の地」を目指して亡命を図ります。
ジョーは軍団を率いてフュリオサたちを追い、マックスも無理やり追撃戦に巻き込まれます。
砂嵐の中、マックスとフュリオサたちは共闘を決め、ウォーボーイズの一員であるニュークス(ニコラス・ホルト)も加わることに。
途中、フュリオサの元仲間であるモトクロスバイクの集団「鉄馬の女たち」と合流。
しかし、「緑の地」がすでに失われていることを知ります。
絶望の中、マックスはジョーからシタデルを奪うことを提案。
一行は目的を変えてシタデルへと向かいます…。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、核戦争後の荒廃した世界で生き延びようとする人々の争いを描いたアクション映画です。
本作の魅力は、リアルなスタントと特殊効果を駆使し、CGを最小限に抑えた生々しいアクションシーンです。
映画全体のテンポとスリルを高め、観客を最後まで引きつけます。
【第6位】バイオハザード
公開年 | 2002年 |
|---|---|
監督 | ポール・W・S・アンダーソン |
出演 | ミラ・ジョヴォヴィッチ |
▶あらすじ
物語の舞台はアメリカ中西部の街、ラクーンシティ。
巨大製薬企業「アンブレラ」は地下に広がる巨大な研究施設「ハイブ」を構えていました。
生物兵器「T-ウイルス」が盗まれる事件が発生し、隠蔽のためT-ウイルスが散布されてしまいます。
施設を管理するAI「レッドクイーン」は、すぐに施設を封鎖。
滅菌剤を散布しますが、施設内の職員は全員死亡してしまいます。
一方、とある洋館でアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)という名前の女性がバスタブで目覚めますが、記憶がありません。
直後、窓ガラスを突破して特殊部隊が侵入し、アリスに状況を確認します。
特殊部隊はアリスと洋館にいた男のマット(エリック・メビウス)を連れて、洋館の地下へと向かいました。
部隊はレッドクイーンのコンピューターをハッキングしようとしますが、逆にレーザー攻撃を受け、部隊長のワン(コリン・サーモン)が命を落とします。
犠牲を払いながら制御装置の遮断に成功。
しかし、同時に施設のロックが解除され、ウイルスに感染した死者たち「ゾンビ」が蘇ります。
一行は迫りくるゾンビと戦いながら施設の内部へと進みます…。
『バイオハザード』は、カプコンの人気ゲームを題材にしたサバイバルアクションホラー映画です。
原作ゲームのファンにとっては馴染み深い要素が満載です。
ミラ・ジョヴォヴィッチが演じる主人公アリスは、強さと美しさを兼ね備えたカリスマ的な存在であり、アクションシーンは非常に見応えがあります。
【第7位】ダイ・ハード
公開年 | 1988年 |
|---|---|
監督 | ジョン・マクティアナン |
出演 | ブルース・ウィリス |
▶あらすじ
ロサンゼルス行きの機内で、隣の男性から声をかけられたジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、ニューヨーク市警の刑事です。
飛行機が苦手で、気分が悪そうにしていましたが、隣の男性から“裸足で絨毯の上を歩くこと”を勧められながらロサンゼルスに降り立ちます。
妻ホリー(ボニー・ベデリア)はナカトミ商事で働いていますが、ジョンは快く思っていません。
ナカトミビルに到着したジョンはパーティーに参加しますが、夫婦の会話は弾まず、控え室で裸足になったジョンは不機嫌です。
その時、ハンス(アラン・リックマン)率いる武装集団がビルを占拠。
表向きはテロリストを装いますが、実際にはビルに保管されている6億4千万ドルの無記名債券を狙っています。
社長のタカギが殺害された後、ホリーは社員たちを冷静になだめ、救助を待ちます。
ジョンは犯人たちに抵抗し、警察に状況を伝えようとしますが、なかなか信じてもらえません。
ロス市警のアル巡査部長(レジナルド・ヴェルジョンソン)が現場に来たことで、ナカトミビルで異常事態が発生していることがようやく外部に伝わります。
ビルは警察に包囲され、ハンスとジョンは無線を通じて互いに宣戦布告するのでした…。
『ダイ・ハード』は、クリスマスの夜に不運を極めた男性刑事の活躍を描くアクション映画です。
主人公のジョン・マクレーンはスーパーヒーローではなく普通の警察官であり、一人の人間としての弱さや不安を抱えています。
さらに、ユーモアやウィットに富んだセリフ、困難を乗り越える度胸と勇気が映画全体に一貫した魅力を与えています。
【第8位】ジョン・ウィック
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | チャド・スタエルスキ |
出演 | キアヌ・リーブス |
▶あらすじ
台風が通り過ぎたニューヨークの街で、一台の車から重傷を負った男性が出てきます。
携帯電話で動画を再生し、愛おしそうに眺めた後、冷たい地面に倒れ込んでしまいました。
男の名はジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。
病気で亡くなった妻を想い、悲しみに暮れていました。
そんなジョンのもとに、亡き妻から「愛するものが必要」というメッセージと共にデイジーと名付けられた子犬が届きます。
場面は変わり、ある日のガソリンスタンド。
ガラの悪いロシア人たちに車を売ってくれと迫られますが、ジョンは断ります。
その夜、ロシア人たちは愛車を奪い、愛犬デイジーを殺します。
ジョンを襲ったのは、裏社会の権力者ヴィゴ(ミカエル・ニクヴィスト)の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)でした。
ヴィゴはジョンの名前を聞いて恐れをなし、ヨセフはジョンがかつて裏社会で恐れられた殺し屋だったことを知ります。
ヴィゴはジョンの家を部下に襲わせますが、巧みに彼らを退けるジョン。
その後も、ジョンはヨセフの手下や雇われた暗殺者たちを次々と倒していきますが、一歩及ばずヨセフを逃がしてしまいます。
果たしてジョンは、復讐を果たせるのでしょうか…?
『ジョン・ウィック』は、妻の形見である子犬を殺された元最強の殺し屋が、復讐のために戦うアクションスリラー映画です。
本作の特徴は、ガンフー(ガン+カンフー)の要素を取り入れた戦闘シーンです。
緻密さとリアルさを極めたアクションが、映画全体のテンポと緊張感を高め、観る者を最後まで引きつけてくれるでしょう。
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おすすめの洋画【ヒューマンドラマ】
ヒューマンドラマでおすすめの洋画を紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】ショーシャンクの空に
公開年 | 1994年 |
|---|---|
監督 | フランク・ダラボン |
出演 | ティム・ロビンス |
▶あらすじ
銀行副頭取としての地位を持つアンディ(ティム・ロビンス)は、自らの妻と妻の愛人を殺害した罪で起訴されます。
無実を主張しますが終身刑を言い渡され、ショーシャンク刑務所に入ることに。
アンディは孤立していましたが、やがて調達屋のレッド(モーガン・フリーマン)と友情を深め、小さなロックハンマーを手に入れます。
レッドとの交流がきっかけで、アンディは他の囚人たちとも交流するようになります。
さらにアンディは、主任刑務官ハドリー(クランシー・ブラウン)の税金問題を解決し、見返りとして囚人たちにビールを提供させるのでした。
アンディは刑務所内で尊敬されるようになります。
また図書係に配置転換となりますが、実際は所長や刑務官たちがアンディの金融知識を利用するための策略でした。
さらに、所長は自身の不正蓄財をアンディに隠蔽させます。
一方でアンディは、図書館を充実させるために州議会に対して予算の請求を続け、囚人たちに教養を提供します。
また、新たに収監されたトミー(ギル・ベローズ)とも友人となり、教育を施すのでした。
するとトミーは、アンディの無実を裏付ける証言を始めます。
アンディは再審を求めますが…。
『ショーシャンクの空に』は、無実の罪で刑務所に入ることになった銀行員が、所内の理不尽や不正にも負けず前向きに進む姿を描いたヒューマン・ドラマです。
本作の魅力は、希望と友情の力を描いた感動的なストーリーです。
アンディの希望と不屈の精神が他の囚人たちにも影響を与え、特にレッドとの深い友情が観る者の心に響きます。
【第2位】スタンド・バイ・ミー
公開年 | 1986年 |
|---|---|
監督 | ロブ・ライナー |
出演 | ウィル・ウィートン |
▶あらすじ
冒頭、男性が静かな一本道に車を止めます。
手に取った新聞には「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺」と書かれています。
記事を見た男性、小説家のゴーディ・ラチャンス(大人時代:リチャード・ドレイファス)は、過去を振り返るのでした。
ゴーディはクリスとの思い出を胸に、子供時代の冒険を小説にする決心をします。
時は1959年の夏。
ゴーディ(ウィル・ウィートン)は内向的で真面目な少年。
兄デニー(ジョン・キューザック)の事故死によって生じた家族との溝に悩んでいました。
クリス(リヴァー・フェニックス)はリーダー格で、家庭環境に問題を抱えるものの、友だち思いで正義感が強い少年です。
荒くれ者のテディ(コリー・フェルドマン)は、軍人として活躍した父に憧れています。
ちょっと間抜けなバーン(ジェリー・オコンネル)は、いじられつつも愛される存在です。
ある日、バーンが「レイ・フラワー(ケント・ラトレル)という少年の死体が行方不明になっている」という話を持ちかけます。
死体を発見すれば英雄になれると考えた4人。
死体探しの旅に出たゴーディたちは、それぞれの家庭や内面の問題に直面しながら、互いに支え合い友情を育みます。
ゴーディたちは死体を見つけられるのでしょうか…?
『スタンド・バイ・ミー』は、4人の少年たちの夏の冒険を描いたヒューマン・ドラマです。
彼らの旅を見ていると、自分の子供時代や友情の大切さを思い出すことでしょう。
田舎町の美しい自然、音楽、ファッションなどがノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
【第3位】マイ・インターン
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | ナンシー・マイヤーズ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ |
▶あらすじ
40年勤め上げた会社を退職後、孤独を感じていたベン(ロバート・デ・ニーロ)。
シニア・インターンプログラムの募集を見つけ、新たな世界への挑戦として応募を決意。
YouTubeで履歴書を送るなど難易度は高めでしたが、「ABOUT THE FIT」というファッション関連の会社にシニア・インターンとして採用されました。
そして、自転車で職場を駆け回るほどアクティブな女性の社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)と出会います。
当初ジュールズはベンに対して遠慮がちでした。
しかし、ベンの穏やかな物腰と細やかな気配りに徐々に心を開いていきます。
ベンもまた、ジュールズの仕事への献身ぶりを見て尊敬するようになります。
アグレッシブなジュールズですが、誰にも言えない問題を抱えていました。
会社の成長に釣り合わない自身のスキル不足。
夫であるマット(アンダーズ・ホーム)との家庭問題。
ジュールズは外部からCEOを迎えるべきか悩んでいました。
そんな中、ベンはマットの浮気現場を目撃してしまい、ジュールズに「夢を諦めるべきではない」と励まします。
果たしてジュールズは家庭と会社を守れるのでしょうか?
そのときベンは…?
『マイ・インターン』は、若き女社長と70歳のシニアインターンの年齢を超えた友情を通じて、人生はいつからでも挑戦ができると教えてくれる作品です。
本作の魅力は、ベンとジュールズの心温まる関係性です。
ベンの知恵と経験によるポジティブさ、ジュールズの情熱と努力、そして二人の成長が観る者に希望と勇気を与えてくれるでしょう。
【第4位】はじまりのうた
公開年 | 2013年 |
|---|---|
監督 | ジョン・カーニー |
出演 | キーラ・ナイトレイ |
▶あらすじ
音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)は、ビジネスパートナーであるサウル(ヤシーン・ベイ)との意見の不一致から会社を解雇されます。
さらに、家庭では別居中の妻から娘の非行を責められるなど、人生のどん底にいました。
そんなある晩、偶然入ったライブハウスで歌っていたグレタ(キーラ・ナイトレイ)の歌声に魅了されるダン。
その場でレコード契約を持ちかけますが、信用されず断られます。
しかし、ダンは諦めずにグレタを説得。
根負けしたグレタは契約することになります。
一方、グレタは恋人のデイヴ(アダム・レヴィーン)と共に音楽の道を歩んできました。
デイヴは成功しますが、浮気が発覚。
グレタは失意の中にいました。
ライブハウスで歌っていたのも、旧友のスティーブ(ジェームズ・コーデン)から勧められてのことで、グレタは自身のデモテープなどは持っていません。
ダンとグレタはレコーディングに取り掛かりますが、制作費を工面できませんでした。
そこで、レーベルやスタジオに頼らず、ニューヨークの街角や屋上などでのレコーディングに挑戦するのですが…。
音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)は、ビジネスパートナーであるサウル(ヤシーン・ベイ)との意見の不一致から会社を解雇されます。
さらに、家庭では別居中の妻から娘の非行を責められるなど、人生のどん底にいました。
そんなある晩、偶然入ったライブハウスで歌っていたグレタ(キーラ・ナイトレイ)の歌声に魅了されるダン。
その場でレコード契約を持ちかけますが、信用されず断られます。
しかし、ダンは諦めずにグレタを説得。
根負けしたグレタは契約することになります。
一方、グレタは恋人のデイヴ(アダム・レヴィーン)と共に音楽の道を歩んできました。
デイヴは成功しますが、浮気が発覚。
グレタは失意の中にいました。
ライブハウスで歌っていたのも、旧友のスティーブ(ジェームズ・コーデン)から勧められてのことで、グレタは自身のデモテープなどは持っていません。
ダンとグレタはレコーディングに取り掛かりますが、制作費を工面できませんでした。
そこで、レーベルやスタジオに頼らず、ニューヨークの街角や屋上などでのレコーディングに挑戦するのですが…。
『はじまりのうた』は、失恋した女性シンガーソングライターと、落ち目のプロデューサーが楽曲制作の中で心を通わせるヒューマンドラマです。
本作では、登場人物たちの感情や成長、再生を描くための重要な要素として音楽が使われています。
グレタやデイヴが歌う楽曲は感情豊かで美しく、心に深く響きます。
劇中歌はアカデミー賞の歌謡曲賞にノミネートされました。
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【第5位】プラダを着た悪魔
公開年 | 2006年 |
|---|---|
監督 | デヴィッド・フランケル |
出演 | メリル・ストリープ |
▶あらすじ
新卒のアンディ(アン・ハサウェイ)は、ニューヨークでジャーナリストを目指し、彼氏のネイト(エイドリアン・グレニアー)と共に新生活をスタートさせます。
しかし、ひょんなことからファッション業界の頂点に君臨する雑誌「ランウェイ」の編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のもとでアシスタントとして働くことになります。
数多くの女性が憧れる仕事でしたが、ミランダは横暴といわれてもおかしくないほどに厳しく、心が折れそうになるアンディ。
加えて、ファッションには無知でした。
しかし、ミランダの過酷な要求にめげずに奮闘。
信頼を勝ち取るため、ありとあらゆる無理難題をクリアし、アンディは見違えるように成長していきます。
しかし、仕事に必死になりすぎて私生活が犠牲になっていることに気づきます。
ミランダの冷酷さと向き合う中で、改めて価値観の違いに戸惑うアンディ。
ミランダからの評価は上がっていきますが、あまりの横暴にアンディは…。
『プラダを着た悪魔』は、予期せぬ形でファッション誌の鬼編集長の下で働くことになった、ジャーナリスト志望の女性の奮闘を描いた作品です。
メリル・ストリープが演じるミランダ・プリーストリーは、冷徹でカリスマ的なファッション誌の編集長として圧倒的な存在感を放っています。
また、アン・ハサウェイ演じるアンディが、厳しいファッション業界で奮闘し、成長していく姿に思わず感情移入してしまうかもしれません。
落ち込んだときに前向きになれる映画としても、評価が高い名作です。
【第6位】イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | モルテン・ティルドゥム |
出演 | ベネディクト・カンバーバッチ |
▶あらすじ
1951年のイギリス。
数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の自宅に空き巣が入り、警察は捜査を開始。
しかし、ただの空き巣事件ではなく、国家によるスパイ疑惑と、当時違法であった同性愛への追及へと捜査は発展していきます。
話は1927年の寄宿学校での出来事にさかのぼります。
孤独な少年時代を過ごすチューリング(アレックス・ロウザー)は、唯一の友人であるクリストファー(ジャック・バノン)から暗号解読の魅力を教わります。
チューリングは同性愛者であり、クリストファーに恋心を抱いていました。
しかし、クリストファーは結核により亡くなります。
チューリングは心に深い傷を残し、一生のトラウマとなるのでした。
時は流れ1939年。
ナチス・ドイツに対するイギリスの宣戦布告に伴い、ナチスの暗号機「エニグマ」の解読プロジェクトにチューリングは参加します。
さまざまな試練を乗り越え、独自に暗号解読装置「クリストファー」を作り上げ、戦争の早期終結に貢献するのですが…。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は、実在の暗号研究者アラン・マシスン・チューリングの活躍とその生涯を描いた作品です。
「戦争終結のための暗号解読」が中心テーマとなっており、チューリングの天才的な頭脳とチームが葛藤・挫折を乗り越える姿が見どころです。
また、チューリングが同性愛者であったことによる迫害やトラウマを描き、現代におけるLGBTQ+の権利や社会のあり方に対するメッセージも強く発信しています。
【第7位】ワンダー 君は太陽
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | スティーブン・チョボスキー |
出演 | ジュリア・ロバーツ |
▶あらすじ
オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は自分を普通の少年だと思っています。
実際は生まれつき顔に大きな障がいを持っているため、宇宙飛行士のようなヘルメットをかぶっていました。
数えきれないほどの手術を経て、オギーは生まれて初めて学校に通うことになります。
入学先のビーチャー・プレップ小学校での新しい生活は、オギーと家族にとって大きな試練でした。
オギーの学校生活は想像どおり過酷なもので、いじめられたり仲間外れにされたりします。
しかし、オギーには内面の強さやユーモアのセンスがあり、何よりも家族や友人からの無償の愛によって支えられていました。
家族の父のネート(オーウェン・ウィルソン)、母のイザベル(ジュリア・ロバーツ)、姉のヴィア(イザベラ・ヴィドヴィッチ)。
学校ではジャック(ノア・ジュープ)とサマー(ミリー・デイヴィス)という2人の友人がオギーを支えています。
オギーやその家族がさまざまな困難に立ち向かう姿は、周りの人々にも変化をもたらすのでした。
『ワンダー 君は太陽』は、他者との違いを受け入れ困難に立ち向かう勇気と、家族の愛や友情の力を称える作品です。
物語はオギーだけでなく、家族や友人たちの視点からも描かれており、登場人物一人ひとりの背景や心情が深く掘り下げられています。
本当の友情や愛情、違いを受け入れることの大切さを描いた心温まる作品です。
【第8位】コーダ あいのうた
公開年 | 2021年 |
|---|---|
監督 | シアン・ヘダー |
出演 | エミリア・ジョーンズ |
▶あらすじ
ルビー(エミリア・ジョーンズ)は、聴覚障がい者である両親・兄と共に暮らす高校生。
家族でルビーだけ耳が聞こえるため、通訳や家族が経営する漁業の手伝いなど、多くの仕事を担っています。
しかし、ルビーには「音楽への憧れ」という隠された情熱がありました。
学校で参加した合唱クラスを通じ、歌うことの楽しさを再認識します。
また、ルビーの歌声は音楽教師の“V先生”ことベルナルド(エウヘニオ・デルベス)の目に留まります。
V先生の励ましを受けて、バークリー音楽大学への進学を目指すルビー。
ですが、音楽の夢を追うことで、家族との間に葛藤が生まれます。
父フランク(トロイ・コッツァー)と母ジャッキー(マーリー・マトリン)は、ルビーが家を離れることへの不安を隠せずにいます。
また、新たな漁業組合を作るために、耳の聞こえるルビーの力が必要だったのです。
ルビーにとって家族は心の支えであり、深く愛していました。
家族との絆、自分の夢を追い求める勇気の間で、ルビーは自分と向き合い、選択を迫られます…。
『コーダ あいのうた』は、家族愛・友情・恋愛、そして少女の成長と夢を追い求める姿を繊細に描いた感動作です。
ルビーと彼女の家族との関係が映画の中心にあり、家族の絆と支え合う姿が感動的に描かれています。
クライマックスで描かれる家族の愛とルビーの決断が、観る者の涙を誘います。
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おすすめの洋画【ファンタジー】
ファンタジー作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】ロード・オブ・ザ・リング
公開年 | 2001年 |
|---|---|
監督 | ピーター・ジャクソン |
出演 | イライジャ・ウッド |
▶あらすじ
始まりは、闇の支配者サウロン(サラ・ベイカー)が作り出した、世界を統べる力を持つ“ひとつの指輪”。
サウロンの野望を叶えるためだけに存在し、中つ国は恐怖に陥れられます。
勇敢な戦士たちの手によってサウロンは倒され、指輪は失われたかに見えました。
ところが、時間を経て再び姿を現し、中つ国の運命は再び危機に瀕します。
舞台は移り、平和なホビット庄。
フロド(イライジャ・ウッド)は、111歳の誕生日を迎えた叔父ビルボ(イアン・ホルム)から指輪を譲り受けます。
魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)によると、それこそが中つ国を再び闇に陥れかねない“ひとつの指輪”であるとのこと。
指輪は「滅びの山」の火口に投げ込むことでしか破壊できません。
親友のサム(ショーン・アスティン)をはじめとする仲間たちとフロドは、中つ国を守るための旅に出ます。
旅の途中で、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)という勇敢な戦士に出会い、旅路を共にすることに。
エルフ、ドワーフ、人間という異なる種族からなる一行に中つ国の未来は託されました。
しかし、指輪の魔力は強大で、さまざまな困難が待ち構えているのでした…。
『ロード・オブ・ザ・リング』は、“強大な魔法の指輪”を破壊するために旅する主人公と、仲間たちの冒険を描いた壮大なファンタジー映画です。
J.R.R.トールキンの名作ファンタジー小説を原作とする本作は、友情、勇気、自己犠牲、善と悪の戦いといったテーマを壮大なスケールで描いています。
特殊効果と美しい撮影技術の融合によって再現された、風景やキャラクターのリアルさは、目を見張るものがあります。
【第2位】シザーハンズ
公開年 | 1990年 |
|---|---|
監督 | ティム・バートン |
出演 | ジョニー・デップ |
▶あらすじ
孤独な発明家が創り出した、心優しき人造人間のエドワード(ジョニー・デップ)。
完成直前に発明家が亡くなったため、山の上の屋敷で孤独に暮らしていました。
完成前だったエドワードの両手は仮で取り付けたハサミのままです。
ある日、化粧品販売のために屋敷を訪れたペグ(ダイアン・ウィースト)という女性がエドワードを町に連れてきます。
ハサミの手によって植木の剪定から髪型のデザインまでこなすエドワードは、たちまち町の人気者に。
また、純粋さや優しさを持つエドワードに、ペグの娘のキム(ウィノナ・ライダー)は惹かれていきます。
ですが、キムのボーイフレンドであるジム(アンソニー・マイケル・ホール)からの嫉妬を招き、悲劇へと発展していきます。
クリスマスの夜、氷の彫刻を作りながら雪を降らせるエドワード。
その美しい光景はやがて町人たちからの誤解を招き、エドワードを取り巻く環境を更に悪化させます。
エドワードとキムを待ち受ける結末は…?
『シザーハンズ』は、冬の夜に祖母が孫に“とある話”を語るところから始まる、一風変わったロマンスとファンタジーが織りなす作品です。
本作には「異質な存在を受け入れることの大切さ」や「外見ではなく内面を見ること」の重要性などのメッセージが含まれています。
また、独特なビジュアルのエドワードというキャラクターが、ジョニー・デップの繊細な演技によって、非常に魅力的な存在となっています。
【第3位】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
公開年 | 2016年 |
|---|---|
監督 | デヴィッド・イェーツ |
出演 | エディ・レッドメイン |
▶あらすじ
1926年、魔法界では闇の魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)がヨーロッパで暴れ回っていました。
建物が破壊される事件が続発するニューヨークに、魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)が、トランクいっぱいの魔法動物を携えてやってきます。
しかし、途中でトランクの中の魔法動物を逃がしてしまい、ノーマジ(魔法を使えない人間)でパン屋志望のジェイコブ(ダン・フォグラー)を巻き込んでしまいます。
魔法動物を持ち込んだ疑いで、MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)のティナ(キャサリン・ウォーターストン)に捕まるニュート。
二人はMACUSAに向かいますが、ティナは降格されており、議長や長官から相手にされません。
長官のグレイブス(コリン・ファレル)がトランクを確認しますが、パンしか入っていませんでした。
その頃、ジェイコブは逃げた魔法動物に襲われ、重傷を負います。
ジェイコブとニュートを自分の家に連れて帰るティナ。
ティナの家には、心が読める特別な力を持つ妹クイニー(アリソン・スドル)がおり、脱走した魔法動物たちを探しに街へ出かけます。
ニュートたちは、すべての魔法動物を無事に捕まえられるのでしょうか…?
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、魔法生物学者が1920年代のニューヨークで迷子になった魔法生物を探し、魔法界の混乱を巻き起こしながら冒険するファンタジー映画です。
本作には多種多様な魔法生物が登場し、その美しさとユニークさが大きな魅力です。
ニュートが魔法生物たちを守ろうとする姿が感動的で、観る者を魔法世界に引き込んでくれるでしょう。
【第4位】チャーリーとチョコレート工場
公開年 | 2005年 |
|---|---|
監督 | ティム・バートン |
出演 | フレディ・ハイモア |
▶あらすじ
ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)が所有する世界中で大人気のお菓子メーカーが、かつてないキャンペーンを発表します。
これまで一度も公開されたことがないチョコレート工場の見学会に、子どもたちを招待するというものです。
参加できるのは、チョコレートにたった5枚だけ入っている金色のチケットを手に入れた子どもたちのみ。
さらに、選ばれた子どもたちのうち一人に、“素晴らしいプレゼント”を用意するとのこと。
世界中の子どもたちが熱狂する中、5人の子どもたちが幸運にもチケットを手に入れます。
その中には、貧しい家庭に育ったチャーリー(フレディ・ハイモア)も含まれていました。
見学会には、子ども一人につき、家族一人を同伴することが許されています。
チャーリーは、大好きなジョーおじいちゃん(デイビッド・ケリー)と共に工場見学へと向かうことに。
かつてウォンカの工場で働いていたジョーおじいちゃんは、工場見学を楽しみにしていました。
ウォンカ自らが案内人となり、いよいよ待ちに待った工場見学がスタートします。
工場内では小人たちやリスなど、不思議な生き物たちが働いています。
しかし、子どもたちは次々とトラブルに見舞われて…。
『チャーリーとチョコレート工場』は、心優しい家族思いの少年が、不思議なチョコレート工場を見学するファンタジー作品です。
ティム・バートン監督が作り出した世界観が素晴らしい作品です。
色彩豊かで奇抜なセットデザインや創造的な特殊効果が、チョコレート工場を魅力的で幻想的な場所として描き出しています。
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【第5位】ベンジャミン・バトン 数奇な人生
公開年 | 2008年 |
|---|---|
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ブラッド・ピット |
▶あらすじ
物語の冒頭、ニューオリンズの病院。
年老いた女性デイジーは病床に伏して、その生涯を終えようとしていました。
娘のキャロライン(ジュリア・オーモンド)に「ベンジャミン・バトンの日記帳」を読み聞かせてほしいと願います。
時代はさかのぼり、1918年。
ニューオリンズにある老人施設の前に、一人の赤ん坊が捨てられていました。
施設を経営するバトン夫妻が抱き上げると、赤ん坊の顔は老人のようです。
クイニー夫人(タラジ・P・ヘンソン)はこの赤ん坊を神からの贈り物だと考え、夫を説得して育てることを決心します。
ベンジャミンと名付けられた赤ん坊は成長するにつれ、外見が若返っていきました。
ある日、施設に遊びに来た少女デイジーと出会い、友人となります。
1936年、世界を見てみたいベンジャミンは船員として働き始め、デイジーとは手紙で繋がり続けました。
デイジーはバレエダンサーとしての夢を追いかけます。
太平洋戦争が始まるとベンジャミンは軍用船に乗り込み、戦争に参加。
戦後、無事に帰還したベンジャミンでしたが、デイジーとの関係はすれ違い始めます…。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、老人の体で生まれ、年をとるごとに若返っていくベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)と、彼を愛したデイジー(ケイト・ブランシェット)の物語です。
「生まれた時は老人で、歳を取るごとに若返る」という独自のストーリー展開が特徴の本作。
「時間の流れ」「人間の成長と老い」「愛と喪失」といったテーマが、ベンジャミンの人生を通じて深く掘り下げられます。
【第6位】グリーンマイル
公開年 | 1999年 |
|---|---|
監督 | フランク・ダラボン |
出演 | トム・ハンクス |
▶あらすじ
1900年代初期。
死刑囚のみが収監されている刑務所で看守を勤めていたポール(トム・ハンクス)のもとに、ジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)という男性がやってきます。
大柄な体格の黒人で知能が低く、幼い双子の強姦殺人罪で死刑が確定していました。
コーフィは看守の一人で性悪のパーシー(ダグ・ハッチソン)から残酷な扱いを受けていました。
デル(マイケル・ジェッター)という囚人は死刑が迫る中でも、ネズミの「Mr.ジングルス」を可愛がっていました。
ポールたち看守も物腰の柔らかいデルに温かい言葉をかけていましたが、残忍なパーシーはMr.ジングルスを踏み殺します。
ところが、コーフィが不思議な力で奇跡を起こし、Mr.ジングルスを生き返らせたのです。
“奇跡”を目の当たりにしたポールたちは、コーフィに対する見方を変え始めます。
コーフィは本当に罪を犯したのか?
コーフィを死刑にすることは大きな間違いではないのか?
一方で、ポールたちはコーフィの力で刑務所長の妻の病気を治す計画を立て、見事に成功させます。
さらに、コーフィにかけられた少女殺人は冤罪だったことも突き止めますが、冤罪を立証する証拠がありません。
ポールたちはコーフィを救おうとしますが…。
『グリーンマイル』は、死刑囚監房の看守と超自然的な力を持つ囚人との心の交流を描いた感動作です。
死刑囚監房の看守と、超自然的な力を持つ囚人との交流が深く心に響きます。
人間の善悪や奇跡、贖罪をテーマにした秀作です。
【第7位】シェイプ・オブ・ウォーター
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
出演 | サリー・ホーキンス |
▶あらすじ
舞台は1960年代の冷戦時代のアメリカ、メリーランド州ボルチモア。
主人公のイライザ(サリー・ホーキンス)は、政府の秘密研究施設で夜勤の清掃員として働く、口のきけない女性です。
イライザは孤独な生活を送っており、唯一の友人は同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と、隣人のジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)だけでした。
ある日、研究施設にアマゾンの奥地で発見された、人間のような形をした水生生物(ダグ・ジョーンズ)が運び込まれます。
科学者たちは“その生物”を利用してソ連より優位に立とうとします。
研究を取り仕切る軍人のストリックランド(マイケル・シャノン)は冷酷で暴力的な人物で、“その生物”に対して無慈悲な実験を繰り返していました。
イライザは偶然にも“その生物”と出会い、手話を使って理解を深めていきます。
イライザはその生物に名前を与えず、ただ「彼」と呼んでいました。
彼女は「彼」がストリックランドによる虐待から逃れられるよう、秘密裏に脱出計画を立て始めます。
イライザはゼルダとジャイルズ、さらに科学者のホフステトラー(マイケル・スタールバーグ)の助けを借りて、「彼」を施設から逃がすことに成功。
しかし、ストリックランドは逃亡に気づき、必死に追跡を始めたのでした…。
『シェイプ・オブ・ウォーター』は、言葉を発せられない女性と、半魚人の愛と逃避行を描いたダークファンタジー映画です。
ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞、アカデミー賞やゴールデングローブ賞で複数の賞を受賞した評価の高い作品です。
【第8位】ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
公開年 | 2005年 |
|---|---|
監督 | アンドリュー・アダムソン |
出演 | ティルダ・スウィントン |
▶あらすじ
主人公はペベンシー家の4人の子どもたち、ピーター(ウィリアム・モーズリー)、スーザン(アナ・ポップルウェル)、エドマンド(スキャンダー・ケインズ)、ルーシー(ジョージー・ヘンリー)です。
時は第二次世界大戦。
4人の兄妹は、空襲から逃れるためにロンドンから田舎の大きな屋敷に疎開します。
屋敷でかくれんぼをしていると、末っ子のルーシーが古びた衣装だんすの中に入り、そこで不思議な雪の世界「ナルニア」に迷い込みます。
ナルニアで出会った善良なフォーン(半人半獣)のタムナスによると、白い魔女によって100年間も冬が続いており、人々は支配に苦しんでいるとのこと。
後に次男のエドマンドも入り込み、白い魔女(ティルダ・スウィントン)と出会います。
ルーシーは現実の世界に戻り、兄妹に話しますが信じてもらえず、一緒に行ったはずのエドマンドもとりあってくれません。
その後は元の生活を送っていましたが、ひょんなことから兄妹全員がナルニアに入ることになります。
白い魔女にそそのかされたエドマンドは、一人で魔女の城に向かってしまいました。
困った他の兄弟たちはナルニアの王である偉大なライオンのアスラン(リーアム・ニーソン)に助けを求めます。
話を聞いたアスランの協力を得られたことで、ペベンシー兄妹はエドマンドの奪還とナルニアを解放するために立ち上がります。
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』は、4人の兄弟が魔法の国ナルニアに迷い込み、ライオンのアスランと共に白い魔女と戦い、平和を取り戻す冒険ファンタジー映画です。
壮大なストーリーを舞台に、勇気、友情、自己犠牲の愛を描いた成長と冒険の物語です。
第2章、第3章も映画化されているので、ぜひそちらも併せてチェックしてみてください。
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おすすめの洋画【ホラー】
ホラー作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】ミッドサマー
公開年 | 2019年 |
|---|---|
監督 | アリ・アスター |
出演 | フローレンス・ピュー |
▶あらすじ
物語は、アメリカに住む女子大生のダニー(フローレンス・ピュー)を中心に展開します。
ダニーは妹が両親を巻き込んで無理心中したことにより、深い悲しみに沈んでいました。
ボーイフレンドのクリスチャン(ジャック・レイナー)は心のバランスを崩したダニーに依存されており、別れを考えていますが踏み切れずにいました。
そんな中、友人で留学生のペレ(ヴィルヘルム・ブロングレン)から、故郷スウェーデンのホルガ村で90年に一度開催されるという夏至祭に招待されます。
クリスチャンは友人のジョシュ(ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)とマーク(ウィル・ポールター)と共に行く予定でしたが、ダニーも参加することに。
ホルガ村に到着した一行は、美しい自然と奇妙な儀式に迎えられます。
最初は穏やかで歓迎的な雰囲気でしたが、次第に異様な出来事が起こり始めます。
72歳になった老人は、村人に見守られながら崖から飛び降りて絶命。
クリスチャンの食事には、女性の陰毛が混ざっていました。
古代から続く村の儀式は外部の人間には理解し難い残酷・怪奇なものでした。
ダニーたちは村からの脱出や秘密を探ろうと試みますが…。
『ミッドサマー』は、スウェーデンの田舎で開催される夏至祭に参加した若者たちが、異様で恐ろしい儀式に巻き込まれるホラー映画です。
本作は、ホラー映画でありながら、明るい昼間の美しい自然の中で展開される異色の作品です。
異文化の風習や集団心理、そしてダニーの喪失と再生を描いており、多くの観客に衝撃を与え高い評価を得ています。
【第2位】シャイニング
公開年 | 1980年 |
|---|---|
監督 | スタンリー・キューブリック |
出演 | ジャック・ニコルソン |
▶あらすじ
作家志望のジャック(ジャック・ニコルソン)が、冬の間閉鎖されるコロラド州の「オーバールックホテル」の管理人の職を得るところから物語は始まります。
ジャックは、妻のウェンディ(シェリー・デュバル)と息子のダニー(ダニー・ロイド)を連れて、ホテルに移り住みます。
素晴らしいホテルでしたが、ダニーは生まれ持った超能力「シャイニング」によって、ホテルで過去に起きた恐ろしい出来事を幻視していました。
ホテルの料理長であるディック(スキャットマン・クローザース)も同じ力を持っており、ダニーに警告します。
ジャックは次第にホテルの幽霊や幻覚に取り憑かれ、精神がおかしくなっていきます。
ダニーの幻視もますます鮮明になり、バスタブの腐敗した女性や血の洪水など、不気味で恐ろしい光景を次々と目撃するようになりました。
ウェンディもジャックの変貌に気づき、家族を守ろうと必死になります。
しかし、ジャックの狂気はエスカレートし、ついには自分の家族を手に掛けようと…。
『シャイニング』は、孤立したホテルで冬を過ごす一家の父親が狂気に取り憑かれ、家族に危害を加えようとするホラー映画です。
本作の特徴は、視覚的にも心理的にも観客を恐怖に陥れる緊張感です。
「左右対称の不気味さ」「数秒の撮影を200回近くやり直す」「最新技術による滑らかなカメラ移動」など、キューブリック監督がこだわり抜いた作品となっています。
【第3位】IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | アンディ・ムスキエティ |
出演 | ジェイデン・リーバハー |
▶あらすじ
物語の舞台は、1980年代のアメリカ、メイン州デリー。
主人公のビル(ジェイデン・リーバハー)は、弟のジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)が行方不明になったことで深い悲しみに沈んでいました。
町では子供たちが次々と失踪する事件が発生しており、恐怖と不安が広がっています。
ある日、ビルをリーダーとするいじめられっ子たちの
・リッチー(フィン・ウルフハード)
・エディ(ジャック・ディラン・グレイザー)
・スタンリー(ワイアット・オレフ)
・マイク(チョーズン・ジェイコブス)
・ベン(ジェレミー・レイ・テイラー)
・ベバリー(ソフィア・リリス)
は、自らを「ルーザーズクラブ」と称し活動を開始。
彼らは、恐ろしいピエロのペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)が事件の背後にいると気づきました。
ペニーワイズは、子供たちの恐怖を糧にして現れ、さまざまな恐ろしい姿に変身して襲ってきます。
ルーザーズクラブのメンバーは、それぞれが最も恐れるものと向き合いながら、ペニーワイズの正体を暴こうと奮闘。
そして、デリーの地下に広がる下水道で最終決戦に挑むことを決意します。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、子供たちが恐ろしいピエロの姿をした怪物に立ち向かうホラー映画です。
本作は、単に怖いだけのホラー映画ではありません。
子供たちの友情や、勇気を持って恐怖に立ち向かう姿を描く異色の作品となっています。
【第4位】エクソシスト
公開年 | 1973年 |
|---|---|
監督 | ウィリアム・フリードキン |
出演 | リンダ・ブレア |
▶あらすじ
ジョージタウンに住む人気女優クリス(エレン・バースティン)と、12歳の娘リーガン(リンダ・ブレア)を中心に物語は展開します。
リーガンは突然奇怪な行動を取り始め、医学的な検査を受けても原因がわかりません。
クリスの心配をよそに症状は悪化し続け、リーガンは異常な力を発揮し、不気味な声で喋り始めます。
クリスは最後の手段として、若き神父デミアン・カラス(ジェイソン・ミラー)に「悪魔祓い」を依頼します。
ところが、カラス神父は母の死をきっかけに信仰心に疑問を抱いており、悪魔の存在を信じていませんでした。
しかし、リーガンの恐ろしい状態を目の当たりにして、エクソシズム(悪魔祓い)の必要性を確信します。
カラス神父は、経験豊富なエクソシストであるメリン神父(マックス・フォン・シドー)と共に、リーガンに取り憑いた悪魔と対峙します。
二人の神父は祈りと呪文を唱え、悪魔と戦いますが、その過程で自身の信仰と勇気を試されるのでした…。
映画『エクソシスト』は、悪魔に取り憑かれた少女を救うために、二人の神父が悪魔祓い(エクソシズム)に挑むホラー映画です。
リーガンの恐ろしい姿と神父たちの壮絶な悪魔祓いのシーンは、他のホラー映画と比べても別格の緊張感があります。
怪奇現象がリアルに描かれており、「本当に起こった出来事かもしれない」というリアリティさを感じられるでしょう。
ホラー映画の歴史に名を残した名作ですので、一度は見ることをおすすめします。
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【第5位】クワイエット・プレイス
公開年 | 2018年 |
|---|---|
監督 | ジョン・クラシンスキー |
出演 | ジョン・クラシンスキー |
▶あらすじ
音に反応して人間を襲う凶暴な生命体に支配された地球。
生き残った人々は「音を立てたら死ぬ」という極限状態の中で生きることを強いられていました。
主人公のエブリン(エミリー・ブラント)と夫のリー(ジョン・クラシンスキー)は、3人の子供たちと農場で音を立てずに生活しています。
手話を使ってコミュニケーションをとり、家の中や周囲の環境をできるだけ静かに保つよう心がけています。
もともと、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)の耳が聞こえないため、コミュニケーション手段として手話は不可欠だったのです。
家族は静かに過ごしていましたが、末っ子のボー(ケイド・ウッドワード)が小さな子ども特有の好奇心から音を出し、殺されてしまいます。
ボーの死をきっかけに壁ができる一家。
さらに、エブリンは妊娠しており、新しい命の誕生がさらなる試練を家族にもたらすのでした…。
『クワイエット・プレイス』は、音に反応して襲ってくる謎の生物に支配された世界で、静寂を保ちながら生活する家族を描いたサスペンスホラー映画です。
“無音”という独自の世界観と緊迫感あふれる展開で、1秒たりとも目が離せません。
視聴者側も音を出してはいけないと錯覚するほどのめりこめる作品です。
【第6位】ミスト
公開年 | 2007年 |
|---|---|
監督 | フランク・ダラボン |
出演 | トーマス・ジェーン |
▶あらすじ
アメリカ北東部にあるメイン州の小さな街を激しい嵐が襲いました。
翌朝、主人公のデヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)は、被害状況を見るために近くのスーパーに向かいます。
すると突然、濃い霧が街全体を覆い始め、恐ろしい怪物たちが人々を襲います。
スーパーに避難したデヴィッドと他の住民たちは、身を守るために店内に閉じこもりますが、みなパニックの中で理性を失い対立していきました。
特に、狂信的な宗教家であるミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は、霧を神の罰だと主張。
カーモディのカリスマ性と煽動により、一部の住民は彼女の言葉に従い始めます。
デヴィッドは数人の仲間と共にスーパーから脱出する計画を立て、外の危険に立ち向かう覚悟を決めます。
しかし、霧の中で待ち受ける未知の恐怖と、内部の人間関係の緊張が、徐々にデヴィッドたちを追い詰めていくのでした…。
『ミスト』は、謎の霧に包まれた町でスーパーに閉じ込められた人々が、霧の中に潜む恐ろしい生物と直面するホラー映画です。
霧の中に潜む恐怖と、人間の本性がむき出しになる極限の状態は、観る者を画面に釘付けにします。
“後味の悪い映画”として有名な作品でもあります。
デヴィッドたちはどのようにして恐怖に立ち向かい、最終的にどのような運命を迎えるのでしょうか…?
【第7位】遊星からの物体X
公開年 | 1982年 |
|---|---|
監督 | ジョン・カーペンター |
出演 | カート・ラッセル |
▶あらすじ
物語の舞台は、南極のアメリカ調査基地。
基地に駐在する科学者たちは、ある日、狂ったように犬を追いかけるノルウェー基地のヘリコプターを目撃します。
ヘリは基地の近くに墜落し、乗組員は何かを恐れている様子でした。
調査の結果、ノルウェーの基地で未知の生命体が発見されたことが判明します。
“それ”は他の生物に取り憑いて、その生物そっくりに変身する能力を持っています。
つまり、見た目では誰が“それ”なのか全くわからないのです。
アメリカの基地に戻った科学者たちは、“それ”がすでに基地内に入り込んでいることを悟ります。
リーダー格のマクレディ(カート・ラッセル)は、異常事態に対処しようとします。
しかし、誰が“それ”になっているのか分からず、基地内に疑心暗鬼が広がります。
そんな人間たちをよそ目に“それ”は他のメンバーを襲い、次々と恐ろしい形態に変貌。
マクレディたちは“それ”を特定し、排除するために奮闘しますが、状況は悪化の一途をたどります。
基地内での対立や恐怖がピークに達する中、メンバーたちは生き残るために必死の抵抗を試みますが…。
『遊星からの物体X』は、閉鎖された場所で“人間に寄生して姿を模倣する謎の生命体”と戦う人間たちを描いたホラー映画です。
絶望的な状況下で、マクレディたちがどのようにして“それ”と戦うのか、そして“それ”と人間のどちらが最後まで生き延びるのかが見どころです。
古い作品ですが、ストーリーの厚さと特殊撮影技術の高さでリアリティのある恐怖を楽しめます。
【第8位】ソウ
公開年 | 2004年 |
|---|---|
監督 | ジェームズ・ワン |
出演 | ケイリー・エルウィス |
▶あらすじ
暗く汚れたバスルームで、二人の男性が目覚める場面から物語は始まります。
医師のゴードン(ケイリー・エルウィス)とアダム(リー・ワネル)は足を鎖で繋がれ、二人の間には見知らぬ男の死体が横たわっていました。
両者ともまったく状況がわからないまま、自分たちが何者かに監禁されていると理解します。
犯人は「ジグソウ」と呼ばれる連続殺人犯。
ゴードンには「時間内にアダムを殺さなければ、妻と娘が死ぬ」という残酷な条件が課されます。
一方のアダムには「ハートに従え」という謎のメッセージが宛てられていました。
ジグソウは、人生に価値を見いだせない人々に対して、命の尊さを思い知らせるための「ゲーム」を仕掛けているのです。
極めて残酷な罠によって、被害者は自らの命を賭けて恐ろしい試練に直面することになります。
ゴードンとアダムは、部屋の中で手に入る限られた物を使い、なんとか脱出を試みますが、時間が経つにつれて絶望が深まります。
互いに対する疑念と恐怖が増していく中で、衝撃的な真実が次々と明らかになるのでした…。
『ソウ』は、捕らえられた人々が命を懸けたゲームを強要されるホラー映画です。
“ジグソウ”が仕掛けた罠から逃れるために、登場人物たちが自らの罪と向き合う姿を描き、緊迫感とサスペンスに満ちた展開で観客を最後まで引き込みます。
ゴードンとアダムはどうなってしまうのか?
ジグソウの本当の目的とは何なのか?
結末の秀逸さが高い評価を得ている名作です。

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おすすめの洋画【スリラー】
スリラー作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】TENET テネット
公開年 | 2020年 |
|---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
出演 | ジョン・デヴィッド・ワシントン |
▶あらすじ
物語は、謎の組織「TENET」に関わることになった主人公(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の視点から描かれます。
CIA特殊工作員の主人公はウクライナのオペラハウスでの作戦中に敵に捕らわれ、自殺を試みますが「TENET」によって救出されます。
まず主人公に与えられた任務は、未来から送られてきた“逆行弾”を調査すること。
時間を逆に進む逆行弾は、物理法則を無視した兵器です。
主人公は情報を集めるために、秘密工作員のニール(ロバート・パティンソン)と手を組みます。
そして、逆行技術の背後にいるロシアの武器商人アンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)を追跡します。
セイターは未来からの指示で時間逆行技術を使って、世界を破壊する計画を進めていました。
そんな中、セイターの妻キャット(エリザベス・デビッキ)は、主人公とニールに協力することになります。
キャットはセイターからとある件で脅しを受けていたのでした。
物語が進むにつれ、主人公とニールは、時間逆行技術の複雑な性質と、それがもたらす予測不可能な影響に直面します。
彼らのミッションは、セイターの計画を阻止するだけではなく、時間そのものとの戦いでした…。
『TENET テネット』は、時間の逆行技術を使い、未来からの脅威を阻止するために戦う主人公を描いたアクション・スリラー映画です。
本作は、時間の逆行という特殊な設定と壮大なアクションシーン、複雑で難解なストーリーが特徴の超大作です。
一度の鑑賞で全てを把握するのは困難ですが、繰り返し観て理解を深める楽しみ方もできる作品として高い評価を集めています。
【第2位】ジョーカー
公開年 | 2019年 |
|---|---|
監督 | トッド・フィリップス |
出演 | ホアキン・フェニックス |
▶あらすじ
主人公のアーサー(ホアキン・フェニックス)は、ゴッサムシティで暮らす孤独な男。
病気の母親を世話しながら、コメディアンになる夢を追いかけています。
現在はピエロを仕事としていますが、収入は低く社会から疎外され、心の病にも苦しんでいます。
さらにアーサーは、突然笑い出してしまうという持病を抱えており、発作が出るたびに周囲から奇異の目で見られていました。
職場での理不尽な扱いや公共の場での暴力によって、アーサーの人生は徐々に崩壊します。
ある日、アーサーは地下鉄で3人の若い男に襲われ、自己防衛のために撃ち殺してしまいます。
射殺事件はメディアで大きく取り上げられ、アーサーの行動が社会に影響を与えていきました。
アーサーは次第に自分の存在意義を見失い、狂気に飲み込まれていきます。
内なる狂気は表面化し、アーサーは「ジョーカー」としての新しい自分を受け入れていくのでした…。
『ジョーカー』は、バットマンの宿敵ジョーカーの誕生を描いた作品です。
本作は、アーサーが自らの痛みと混乱から解放され、ジョーカーとしてのアイデンティティを確立する過程を巧みに描いています。
ホアキン・フェニックスの生々しい演技と、深い心理描写は圧巻です。
観る者に強烈なインパクトを残し、考えさせられる作品となっています。
【第3位】羊たちの沈黙
公開年 | 1991年 |
|---|---|
監督 | ジョナサン・デミ |
出演 | ジョディ・フォスター |
▶あらすじ
若い女性ばかりを狙う残忍な連続殺人鬼、通称:バッファロー・ビル。
FBI訓練生のクラリス(ジョディ・フォスター)は、ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の鋭い洞察力と心理分析を利用して、バッファロー・ビルの正体と居場所を突き止めようとします。
レクター博士は、自らの情報と引き換えにクラリスの個人的な過去やトラウマについて聞き出そうとし、二人の間に奇妙なやり取りが生まれていました。
クラリスは自身の辛い過去に向き合いながら、レクター博士からの情報を手がかりに捜査を進めていきます。
一方、バッファロー・ビルは上院議員の娘を誘拐します。
クラリスはレクター博士のヒントを基に、少しずつバッファロー・ビルに迫っていきますが…。
『羊たちの沈黙』は、若き女性のFBI訓練生が連続殺人鬼を捕まえるため、収監されているカニバリストの精神科医の協力を得る心理スリラー映画です。
クラリスがレクター博士との心理戦を繰り広げながら、バッファロー・ビルの居場所を突き止める過程を緊迫感たっぷりに描いています。
ストーリー、演技、BGMすべてがハイレベルな名作で、特にレクター博士を演じるアンソニー・ホプキンスの怪演は圧巻。
ぜひ一度は見てほしい、スリラー映画の最高傑作です。
【第4位】パラサイト 半地下の家族
公開年 | 2019年 |
|---|---|
監督 | ポン・ジュノ |
出演 | ソン・ガンホ |
▶あらすじ
物語は、貧困にあえぐキム一家を中心に展開します。
父:ギテク(ソン・ガンホ)、母:チュンスク(チャン・ヘジン)、息子:ギウ(チェ・ウシク)、娘:ギジョン(パク・ソダム)は、全員失業中で、狭くて薄暗い“半地下”のアパートで暮らしていました。
ある日ギウは、裕福なパク家の家庭教師の仕事を紹介されます。
ギウは浪人中でしたが偽造した学歴証明書を持ってパク家に向かい、面接に合格。
豪華な生活に魅了され、ギウは自分の家族全員をパク家で働かせる計画を立てます。
妹のギジョンは、ギウの推薦でパク家の次男:ダソン(チョン・ヒョンジュン)の美術教師として雇われます。
続いて、父ギテクはパク家の運転手、母チュンスクは家政婦として働き始めることになり、もともとパク家の家政婦だったムングァン(イ・ジョンウン)を巧妙に追い出しました。
パク家がキャンプで不在の間、“パラサイト”に成功したキム一家は我が物顔で富裕層の生活を満喫します。
しかし、追い出したムングァンが突然訪ねてきたことにより…。
『パラサイト 半地下の家族』は、貧しい家族が裕福な家族に寄生するように暮らし始めることで起こる、一連の出来事を描いた韓国映画です。
本作は、社会階級の対立と格差を巧妙に描いています。
第72回カンヌ国際映画祭では「パルム・ドール賞」、第92回アカデミー賞では4部門を受賞しました。
ブラックコメディ主体の前半から、突如サスペンス・スリラーに切り替わる急転直下のストーリーに引き込まれること間違いありません。
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【第5位】オールド
公開年 | 2021年 |
|---|---|
監督 | M・ナイト・シャマラン |
出演 | ガエル・ガルシア・ベルナル |
▶あらすじ
ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とプリスカ(ヴィッキー・クリープス)夫妻と二人の子どもたちは、とあるリゾート地を訪れます。
そこで一家は、ホテルのマネージャーから“秘密のビーチ”へ招待されました。
しかし、そこは異常な時間の進行が起こる場所であり、彼らは急激に年を取っていくことに気づきます。
数時間で数年分の老化が進み、子供たちは瞬く間に成長し、大人たちは次々と老化の影響を受けていきます。
ビーチにいた数組の家族やカップルと脱出を試みますが、見えない力に阻まれ逃げられません。
老化の進行とともに、それぞれの秘密や過去が明らかになり、緊張と対立が高まりつつありました。
特に医師のチャールズ(ルーファス・シーウェル)は精神的に不安定になり、周りに危害を加えるようになります。
時間が経つにつれて、彼らは自分たちがなぜこのビーチに連れてこられたのか、隠された真実を探ろうとします。
老化が速まり残された時間が短い中で、ガイたち家族は生存のために協力し合いますが…。
『オールド』は、時間が異常に速く流れる離島のビーチで、旅行者たちが一日で一生が過ぎる恐怖に直面するミステリー・スリラー映画です。
本作のテーマは、時間の流れと人間の脆さです。
ラストでこの異常なビーチの正体が判明します。
観る者に時間の価値と人生の儚さを考えさせ、深いインパクトを残す作品です。
【第6位】キューブ
公開年 | 1997年 |
|---|---|
監督 | ヴィンチェンゾ・ナタリ |
出演 | モーリス・ディーン・ウィント |
▶あらすじ
謎の立方体の部屋(キューブ)に閉じ込められた見知らぬ5人が目覚めるところから、物語は始まります。
・クエンティン(モーリス・ディーン・ウィント):警察官
・レヴン(ニコール・デ・ボア):天才的な数学知識を持つ女子学生
・ワース(デヴィッド・ヒューレット):設計士
・レン(ウェイン・ロブソン):脱獄のプロ
・ハロウェイ(ニッキー・グァダーニ):精神科の女医
5人は協力してこの迷路を脱出しようと試みます。
部屋は複雑な迷路の一部で、部屋によっては死のトラップが仕掛けられていました。
脱獄王のレンがトラップに気づき、数学に強いレヴンは部屋の番号に隠された数学的なパターンを分析し、設計士ワースは迷路全体の構造を理解しようとします。
一行は犠牲者を出しながらも、少しずつ出口に近づいていきます。
途中、自閉症のカザン(アンドリュー・ミラー)が合流。
なかなか脱出できない焦りから、グループ内の信頼は崩れ始めます。
心理的なプレッシャーと恐怖が増す中で、人間の本性が露わになり…。
『キューブ』は、無数の部屋から構成された巨大な立方体の迷路を舞台に閉じ込められた人々が、脱出を試みるサバイバル・スリラー映画です。
未知の状況に置かれた人間の心理と行動を鋭く描いています。
恐ろしい部屋(キューブ)から脱出できるのか、ラストまで目が離せません。
【第7位】ゲット・アウト
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | ジョーダン・ピール |
出演 | ダニエル・カルーヤ |
▶あらすじ
アフリカ系アメリカ人の青年クリス(ダニエル・カルーヤ)が、白人の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家を訪れるところから物語は始まります。
父親のディーン(ブラッドリー・ウィットフォード)と母親のミッシー(キャサリン・キーナー)を紹介されます。
表面的には親切で歓迎的ですが、次第に彼らの態度や言動に違和感を覚えます。
ローズの家族だけでなく、屋敷で働く黒人の使用人たちの行動もどこか不自然です。
そして、ミッシーの“催眠療法”によってクリスは過去のトラウマを引き出され、不安と混乱に陥ります。
アーミテージ家の人たちが集まるパーティーが催されますが、黒人客は操られているかのような異様な振る舞いをしていることに気づきます。
異常な状況からの脱出を試みますが、白人一家に捕まってしまうクリス。
クリスはこの恐怖から逃れ生き延びられるのか?
そして白人たちの真の目的とは何なのか?
ラストで恐ろしい計画が明らかになります。
『ゲット・アウト』は、白人の恋人の実家を訪れた黒人青年が、次第に恐ろしい真実に気づく社会派ホラー映画です。
本作の見どころは、人種差別や社会の偏見をテーマにした緊張感あふれる展開です。
各所にちりばめられた伏線や先の読めない展開が、観る者を最後まで引き込みます。
【第8位】ラストナイト・イン・ソーホー
公開年 | 2021年 |
|---|---|
監督 | エドガー・ライト |
出演 | トーマシン・マッケンジー |
▶あらすじ
ファッションデザイナーを目指すエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)がロンドンのソーホー地区に引っ越してくるところから物語は始まります。
エロイーズ(以下、エリー)はスウィンギング・ロンドン(1950~1960年代の若者文化)に憧れているファッション学校の女子生徒です。
新しい生活を始めたエリーは、不思議な夢を見るようになります。
夢の中でエリーは1960年代のソーホーにタイムスリップし、歌手志望の若い女性サンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)として生活していました。
エリーはサンディの華やかな生活に憧れますが、次第に悪夢へと変わり始め、残酷な社会の裏側が露わになっていきます。
ただの夢ではなく、現実に起こった出来事を追体験していると気づいたエリーは、サンディに何が起きたのかを解明しようと奔走。
もともと霊感のようなものがあったエリーは、夢の中で見た出来事が現実にも影響を与えはじめ…。
『ラストナイト・イン・ソーホー』は、ファッションを学ぶ少女が、夢の中で1960年代のロンドンにタイムスリップし、そこで遭遇する謎と恐怖を描いたスリラー映画です。
「きらびやかな1960年代のロンドン」「夢の中のタイムトラベル」「サイコロジカルホラー」の要素が見事にマッチしています。
エリーがサンディの運命と自分の未来をどう切り開いていくのか、結末はぜひ映画で確かめてください。
主人公を演じるトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの好演にも注目です。
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おすすめの洋画【サスペンス】
サスペンス作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】セブン
公開年 | 1995年 |
|---|---|
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ブラッド・ピット |
▶あらすじ
引退を控えたベテラン刑事ウィリアム・サマセット(モーガン・フリーマン)と、新任の若手刑事デヴィッド・ミルズ(ブラッド・ピット)が、連続殺人犯の謎を追うところから物語は始まります。
舞台は常に雨が降りしきる無名の都市。
サマセットとミルズは、「七つの大罪」をテーマにした連続殺人事件の捜査に当たります。
最初の犠牲者は「暴食」を象徴し、次に「強欲」が続きます。
犯人は極めて計画的で、「七つの大罪」に対応する形で犠牲者を残酷に殺害していくのでした。
サマセットとミルズは犯人の心理を深く探ることで、次の犠牲者とその罪を予測しようとします。
捜査が進むにつれ、犯人の冷酷な計画とサイコパス的な知能が明らかになります。
プレッシャーと絶望感に苛まれながらも、犯人を追い詰めるために全力を尽くすサマセットとミルズ。
犯人の巧妙な罠にかかりながらも、サマセットとミルズは決して諦めず、事件の核心に迫っていきますが…。
『セブン』は、七つの大罪を模した連続殺人事件を追うベテラン刑事と新人刑事が、冷酷な殺人犯の真相に迫るサイコスリラー映画です。
映画の緊張感は終始高まり続け、観客を最後まで引き込みます。
サマセットとミルズは犯人を捕らえられるのか?
「七つの大罪」を完成させる恐ろしい計画の結末とは?
『セブン』は、映画批評家や映画ファンたちから、現在も支持されているサスペンススリラーの傑作です。
【第2位】シックス・センス
公開年 | 1999年 |
|---|---|
監督 | M・ナイト・シャマラン |
出演 | ブルース・ウィリス |
▶あらすじ
著名な小児精神科医マルコム(ブルース・ウィリス)が、かつての患者ヴィンセント(ドニー・ウォルバーグ)に襲われるところから物語は始まります。
事件後、マルコムは自分の実力に疑問を抱きながらも、新たな患者コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の治療に取り組みます。
コールは9歳の少年で、周囲から孤立していました。
「自分には、死んだ人々が見える」という恐ろしい秘密を、マルコムに打ち明けます。
死者が見える恐怖から、コールは普通の生活を送れません。
マルコムは話を信じませんでしたが、次第にコールの言葉に耳を傾け、真剣に向き合うようになります。
コールの能力を理解し、救う方法を模索する中で、マルコムは自身の過去の失敗と向き合い始めるのでした。
そしてコールは、“見えない存在たち”との関わりを通じて、次第にその恐怖を克服し、自分の力を受け入れるようになっていきます。
マルコムとコールの絆が深まる中、衝撃の事実が明らかになります。
『シックス・センス』は、“死者が見える能力”を持つ少年と、少年を助けようとする心理学者を描いたサスペンス・スリラーの名作です。
コールが自分の特殊な能力を受け入れ、マルコムが過去の失敗と向き合う過程が心に響きます。
そして、本作の結末には秀逸などんでん返しが待ち受けています。
マルコムとコールがどのようにして困難を乗り越え、互いに救い合うのか、ぜひ確かめてみてください。
【第3位】エスター
公開年 | 2009年 |
|---|---|
監督 | ジャウム・コレット=セラ |
出演 | ヴェラ・ファーミガ |
▶あらすじ
流産の悲しみから立ち直ろうとしている夫婦、ケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)が、養子を迎えるところから物語は始まります。
二人は地元の孤児院を訪れ、知的な9歳の少女エスター(イザベル・ファーマン)の魅力に惹かれます。
大人びた振る舞いと絵画の才能を持つエスターを、ケイトとジョンは養子に迎えることにしました。
しかし、ケイトはエスターの行動に次第に疑念を抱くようになります。
エスターは周囲の人々に対して見せる顔と、ケイトや他の家族に対して見せる顔がまるで別人のように変わるのです。
学校や家の中で不可解な出来事が起こり、ケイトの不安は増していきます。
一方、エスターは家族の信頼を巧みに操り、特にジョンとの関係を深めようとしていました。
ケイトはエスターの過去を調べ、何かを隠していることに気づきます。
しかし、ジョンや周囲の人々はケイトの警告を真剣に受け止めません。
エスターの行動はエスカレートし、おかしくなっていく家族。
エスターが何者であり、目的は何なのか?
真実が明らかになるにつれて、物語は緊迫感を増していきます…。
『エスター』は、養子に迎えた9歳の少女“エスター”が持つ、恐ろしい秘密が徐々に明らかになるサスペンス・ホラーです。
綿密に作り込まれたストーリーと、予測不能な展開で観客を最後まで引き込みます。
エスターの正体とケイトたちの運命はあなた自身の目で確かめてください。
【第4位】メメント
公開年 | 2000年 |
|---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
出演 | ガイ・ピアース |
▶あらすじ
レナードは、自分の記憶を補うために、ポラロイド写真やメモ、体に刻んだタトゥーを使って手がかりを記録しています。
そして、妻を殺した犯人「ジョン・G」を探し続けているのでした。
本作は同じ出来事が2つの時間軸で描かれ、観客は彼の過去と現在の出来事を交互に追体験することになります。
物語が進むにつれ、レナードはさまざまな人物と出会います。
レナードを助ける謎めいた女性ナタリー(キャリー=アン・モス)や、「ジョン・G」に関する情報を提供してくれる麻薬捜査官テディ(ジョー・パントリアーノ)などです。
ナタリーやテディの助けもあり、レナードは真実に近づいていきますが、同時に自分の記憶や動機に対しても疑念を抱くようになります。
レナードの過去と現在の出来事が交錯し、彼の記憶の断片が少しずつ明らかになる中で、事件の真相が暴かれます。
『メメント』は、短時間で記憶を失ってしまう男が、妻を殺した犯人を追うために、メモやタトゥーを手がかりに謎を解くサスペンス・スリラーです。
妻を殺されたショックで記憶が10分しか持たない男レナード・シェルビー(ガイ・ピアース)が、自ら犯人を追い詰める姿を描いています。
巧みに構成されたストーリーと緻密な演出で、クリストファー・ノーラン監督を一躍有名にした作品です。
現在と過去を行き来する演出によって、記憶が保てないレナードの感覚を疑似体験できます。
複雑な構成から、何度見ても発見がある映画としてカルト的な人気を得ています。
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【第5位】交渉人
公開年 | 1998年 |
|---|---|
監督 | F・ゲイリー・グレイ |
出演 | サミュエル・L・ジャクソン |
▶あらすじ
シカゴ警察の凄腕交渉人ダニー(サミュエル・L・ジャクソン)が、無実の罪で追い詰められるところから物語は始まります。
ダニーの相棒のネイサンは警察内部の汚職事件に関わったことで殺され、ダニーは容疑者とされてしまいます。
自身の潔白を証明するために、人質を取って市庁舎のオフィスを占拠するダニー。
ダニーの目的は、真犯人と証拠を探すことです。
人質の中には、ネイサン殺しと汚職事件に関わっている内務調査局長のニーバウム(J・T・ウォルシュ)も含まれていました。
内部に裏切り者がいると考えたダニーは、別の署から冷静沈着な交渉人クリス(ケヴィン・スペイシー)を呼び寄せます。
クリスは、ダニーの信頼を得るために慎重にアプローチ。
ダニーとクリスの交渉を通じて、警察内部の腐敗や陰謀が次第に明らかになります。
最初は心理戦を繰り広げる二人でしたが、クリスはダニーが何者かにハメられていると気付き、真実を探ろうとします。
徐々に汚職事件の真相に迫る二人の交渉人。
しかし、真犯人の思惑によって、キーマンであるニーバウムが殺されてしまい…。
『交渉人』は、無実の罪を着せられた交渉人が市庁舎を占拠し、真相を探るための緊迫した交渉劇を描いたサスペンス・アクション映画です。
主演のサミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーによる、緊迫感あふれる交渉シーンが見どころです。
交渉のプロ同士の頭脳戦や駆け引きがリアルに描かれ、観る者をハラハラドキドキさせる要素が詰まっています。
【第6位】ユージュアル・サスペクツ
公開年 | 1995年 |
|---|---|
監督 | ブライアン・シンガー |
出演 | スティーヴン・ボールドウィン |
▶あらすじ
物語は、カリフォルニアの港で発生した爆発事件から始まります。
現場には複数の遺体と大量の麻薬が残されていました。
唯一の生き残りで左半身に障害を持つ詐欺師ヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)が、捜査官クイヤン(チャズ・パルミンテリ)に事件の真相を語ります。
ヴァーバルの回想は、数週間前にさかのぼります。
ニューヨーク市警で5人の常習犯(ユージュアル・サスペクツ)が出会ったところから、すべては始まりました。
・元汚職刑事:ディーン・キートン(ガブリエル・バーン)
・ごろつき:マイケル・マクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)
・ごろつき:フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)
・爆弾魔:トッド・ホックニー(ケヴィン・ポラック)
そしてヴァーバルです。
偶然の出会いをきっかけに、協力して犯罪を実行する5人。
しかし、次第に謎の犯罪王カイザー・ソゼの存在に巻き込まれていきます。
ソゼの側近弁護士であるコバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)からの指示で、不可能と思われる犯罪を実行し、成功を求めます。
そして、冒頭の爆発事件につながるのでした。
クイヤン捜査官は、ヴァーバルの話に隠された真実を見抜こうとしますが…。
『ユージュアル・サスペクツ』は、麻薬を積んだ船の爆発事件と5人の容疑者、そして背後に潜む謎の犯罪王カイザー・ソゼの正体に迫るサスペンス・スリラーです。
本作は、緻密に構成されたストーリーと驚愕のどんでん返しで高い評価を得ています。
爆発事件の真相とカイザー・ソゼの正体とは…?
アカデミー脚本賞を受賞した名作をぜひチェックしてください。
【第7位】ヴィジット
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | M・ナイト・シャマラン |
出演 | オリヴィア・デヨング |
▶あらすじ
姉のベッカ(オリヴィア・デヨング)と弟のタイラー(エド・オクセンボールド)が、長年疎遠だった母親の実家を訪れることから物語は始まります。
シングルマザーである母親(キャスリン・ハーン)はボーイフレンドとの旅行のため、兄妹だけで祖父母の家に滞在することになります。
祖父母の家は田舎にあり、美しい自然に囲まれた穏やかな場所です。
一方で、夜になると祖父母がおかしな行動を取り始めます。
祖母(ディアナ・ダナガン)は夜中に奇怪な行動を取り、祖父(ピーター・マクロビー)もどこか不気味です。
ベッカとタイラーは、祖父母の異常な振る舞いをビデオカメラで記録しながら、その謎を解明しようとします。
日が経つにつれ祖父母の奇行はエスカレートし、ベッカとタイラーの不安は増すばかりです。
そして、祖父母が何か重大な秘密を隠していると確信し、Webカメラを使い母親に相談すると…。
『ヴィジット』は、祖父母の家を訪れた幼い兄妹の恐怖体験を描いたサスペンス・ホラー映画です。
シャマラン監督らしい緊張感と予測不能なストーリーテリングが特徴です。
ハンディカメラを使った撮影方法は観る者を巧みに引き込み、映像に釘付けにされるでしょう。
【第8位】search/サーチ
公開年 | 2018年 |
|---|---|
監督 | アニーシュ・チャガンティ |
出演 | ジョン・チョー |
▶あらすじ
16歳のマーゴット(ミシェル・ラー)が失踪するところから物語は始まります。
捜査が難航する中で、マーゴットの父デヴィッド(ジョン・チョー)は、自分で娘の行方を追うと決意。
マーゴットのSNSアカウント、メール、チャット履歴、ビデオメッセージなどを丹念にチェックし、彼女の友人や知人たちに接触していきます。
調べていくうちに、マーゴットが自分の知らない一面を持っていたことに気づくデヴィッド。
本当の姿を知ろうと必死になります。
そして、マーゴットの周囲には友人関係や学校生活だけでなく、深い闇が存在していることが明らかになり、デヴィッドは次第に追い詰められていくのでした。
それでもデヴィッドは、事件を担当する女性刑事ヴィック(デブラ・メッシング)の協力を得ながら、娘の無事を信じて捜索を続けます。
マーゴット失踪の真相と背後に隠された衝撃の事実とは何なのか…?
『search/サーチ』は、行方不明になった娘を探すため、父親がインターネットを駆使して真実に迫るサスペンス・スリラーです。
本作の大きな特徴は、すべてパソコンの画面上で展開され、失踪した娘の手がかりを求めて父親がネットをサーチするというこれまでにない設定です。
現代のデジタル社会を舞台に、緊迫感あふれるスリリングな展開が続きます。
デヴィッドがパソコンやスマートフォンを駆使して、娘の行方を追う姿がリアルに描かれています。
これまでに見たことのない「斬新さ」を求める人におすすめしたい一作です。
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おすすめの洋画【ミステリー】
ミステリー作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】オリエント急行殺人事件
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | ケネス・ブラナー |
出演 | ケネス・ブラナー |
▶あらすじ
主人公は、世界一有名な探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)。
オリエント急行でイスタンブールからヨーロッパへ向かう途中のポアロが、列車内で起こる殺人事件に巻き込まれるところから物語は始まります。
謎めいたビジネスマンのサミュエル・ラチェット(ジョニー・デップ)が被害者で、列車の個室で12ヶ所も刺されて殺されていました。
ポアロは、オリエント急行の各乗客が何らかの形で事件に関与している可能性があると考え、独自の調査を開始します。
列車にはさまざまな地位や職業の乗客が乗っていました。
調査の結果、全員のアリバイは完璧です。
事件の真相を解き明かすため、ポアロは鋭い観察力と推理力を駆使して証拠をつなぎ合わせていきます。
すると、“乗客たちに共通する隠された秘密”が次々と明らかになり…。
『オリエント急行殺人事件』は、豪華列車内で発生した殺人事件の真相を、名探偵エルキュール・ポアロが解明するミステリー映画です。
ポアロが犯人を見つけ出し、事件の真相を明らかにする過程から目が離せません。
美しい映像と緻密なストーリーテリングが特徴で、観る者を列車の中の密室ミステリーに引き込みます。
豪華俳優陣による圧巻の演技にも注目です。
【第2位】ダ・ヴィンチ・コード
公開年 | 2006年 |
|---|---|
監督 | ロン・ハワード |
出演 | トム・ハンクス |
▶あらすじ
ルーヴル美術館の館長が殺害され、現場に残された暗号から物語は始まります。
宗教象徴学者ラングドン教授(トム・ハンクス)は事件解明のためにフランスを訪れ、暗号解読官ソフィー(オドレイ・トトゥ)と合流します。
館長が残した暗号を解読しながら、次々と現れる手がかりを追っていくラングドンとソフィー。
その過程で、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」に隠された秘密や、古代から続く秘密結社「シオン修道会」に関する驚くべき事実を知るのでした。
そして、警察や館長を殺した犯人から逃げるため、ヨーロッパ各地を駆け巡りながら危険な謎解きに挑みます。
ラングドンとソフィーは次第に深まる陰謀と信仰の衝突に巻き込まれていくのでした…。
『ダ・ヴィンチ・コード』は、ルーヴル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、ハーバード大学の教授が、隠された歴史の謎を解き明かすために世界を駆け巡るミステリー・スリラーです。
歴史に秘められた真実に迫る過程は、宗教・歴史・アートが織りなすミステリーの世界に観る者を引き込みます。
美しいロケーションと緻密に練り上げられたストーリーで構成され、繰り返し観ても楽しめるのが本作の魅力。
ラングドンとソフィーがどのようにして真実を解き明かし、事件の謎に迫るのか?
最後まで目が離せないミステリー超大作です。
【第3位】グランド・イリュージョン
公開年 | 2013年 |
|---|---|
監督 | ルイ・ルテリエ |
出演 | ジェシー・アイゼンバーグ |
▶あらすじ
華麗なマジックで驚異的な犯罪計画を実行する4人組のマジシャン「フォー・ホースメン」を中心に物語は展開されます。
・スライハンドマジシャン(リーダー):J・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)
・メンタルマジックの魔術師:メリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)
・脱出の名手:ヘンリー・リーブス(アイラ・フィッシャー)
・鍵開け・スリの天才:ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)
フォー・ホースメンはマジックショーの最中に、観客の目の前で銀行から大金を奪い取ります。
大胆な“マジック”は世界から注目され、FBI捜査官ディラン・ローズ(マーク・ラファロ)とインターポール捜査官アルマ・ドレイ(メラニー・ロラン)が捜査に乗り出します。
捜査が進む中で、フォー・ホースメンには謎の黒幕がいることが判明。
一度は逮捕されたフォー・ホースメンでしたが、証拠不十分として釈放されます。
次のショーでは「悪徳保険会社の経営者の口座から、被害者に金を分配する」という“マジック”を披露。
魔法のようなマジックに観客は沸き、捜査官たちは手も足も出ません。
トリックや手品の秘密を暴こうとする元マジシャンのタデウス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)も登場。
フォー・ホースメンの黒幕の正体とは…?
『グランド・イリュージョン』は、天才マジシャンたちが、派手なマジックショーで悪を正すミステリー・クライムサスペンスです。
華麗なマジックで社会悪を裁くストーリーが痛快です。
あなたにはフォー・ホースメンが仕掛けたトリックが解けるでしょうか?
【第4位】鑑定士と顔のない依頼人
公開年 | 2013年 |
|---|---|
監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
出演 | ジェフリー・ラッシュ |
▶あらすじ
天才的な美術品鑑定士でありオークショニアのヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)と、謎多き依頼人クレア(シルヴィア・フークス)を中心に物語は展開されます。
ヴァージルは冷徹な完璧主義者で潔癖症という変人ですが、美術品に対する深い愛情を持ち、手腕を多くの人々から認められています。
ただし、友人のビリー(ドナルド・サザーランド)と共謀して、不正に美術品を入手するという一面もありました。
ある日、謎の女性クレアから、美術品の鑑定と売却の依頼を受けます。
クレアは病気の影響で長年屋敷に引きこもり、人前に姿を現さないという特異な状況にあるため、ヴァージルは彼女に強い興味を抱きます。
屋敷を訪れると、数々の価値ある美術品が眠っていました。
同時にヴァージルは、知り合いの若い技師ロバート(ジム・スタージェス)と協力し、屋敷内で見つかった不思議な歯車の秘密を解き明かそうとします。
鑑定を進める中で、ヴァージルはクレアに対して特別な感情を抱くようになります。
長年引きこもっていたクレアもヴァージルに対して特別な感情を抱いていきますが…。
『鑑定士と顔のない依頼人』は、孤独な美術鑑定士が、謎の依頼人女性に心を奪われていくミステリー・ドラマです。
美術鑑定士ヴァージル・オールドマンを演じる、ジェフリー・ラッシュの圧倒的な演技が光ります。
「クレアにまつわる謎解き」や「遅咲きの青春を味わうヴァージル」を主題としつつ、ラストの結末に驚かされる作品となっています。
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【第5位】チャイルド44 森に消えた子供たち
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | ダニエル・エスピノーサ |
出演 | トム・ハーディ |
▶あらすじ
時はスターリン時代のソビエト連邦。
国家の秘密警察MGBのエリート捜査官レオ・デミドフ(トム・ハーディ)は国家に忠誠を誓い、任務を遂行してきました。
そんな中で、同僚の息子が殺される事件が発生。
「共産主義社会に殺人は起こらない」という国の思想から、事故として処理されたことに疑念を抱きます。
レオは独自に捜査を開始し、複数の子供が同様の手口で殺害されていることに気づきます。
しかし、上司や同僚からの圧力が強まり、レオと妻のライーサ(ナオミ・ラパス)は左遷され、その後は追われる身となります。
レオたちはモスクワから地方都市へと逃れ、捜査を続けながら国家の追跡をかわし、真犯人を追います。
事件の真相に迫る中で、レオとライーサは国の思想とも戦わなければなりません。
レオは自身の信念を貫き通し、真実を明らかにするために戦うと決意し…。
『チャイルド44 森に消えた子供たち』は、スターリン時代のソ連を舞台に、国家の陰謀と戦いながら連続児童殺人事件を追う捜査官を描いたミステリー・スリラーです。
本作の特徴は、ソビエト暗黒の時代を背景とした緊迫感あふれるストーリー展開です。
事件の謎解きとともに、主人公レオ・デミドフの内面の葛藤や社会的な圧力が描かれ、物語に深みを与えています。
謎と緊張が交錯する、最後まで目が離せない一作です。
【第6位】スティルウォーター
公開年 | 2021年 |
|---|---|
監督 | トム・マッカーシー |
出演 | マット・デイモン |
▶あらすじ
オクラホマ州スティルウォーターの石油労働者ビル(マット・デイモン)が、フランス・マルセイユに渡るところから物語は始まります。
ビルの娘アリソン(アビゲイル・ブレスリン)は、レズビアンの恋人を殺害した罪で収監されています。
無実を主張し続けるアリソンから渡された手紙には、アキームという男が真犯人であると記されていました。
娘の無実を証明するために、地元の弁護士に相談しますが、お金のないビルは相手にしてもらえません。
八方塞がりのビルでしたが、地元のシングルマザーであるヴァージニー(カミーユ・コッタン)、娘のマヤ(リル・シアヴァウド)の二人と仲良くなります。
ヴァージニーの家を間借りし、まるで本当の家族のように穏やかに暮らすビル。
二人との関係を築く中で、ビルは自堕落な過去と向き合い、変わっていくのでした。
そんな中、偶然にアキームを見つけ出しますが、過激なビルの行動が事態を複雑化させてしまい…。
『スティルウォーター』は、アメリカ人の父親が、フランスで殺人容疑で収監された娘の無実を証明しようと奔走するミステリー・ドラマです。
本作はビルが直面する困難や、親子の絆、そしてたどり着いた真実が観客の心を揺さぶります。
父親役を演じるマット・デイモンの演技も高く評価されています。
ビルとアリソンがどのようにして事件の真相に迫り、最終的にどんな結末を迎えるのでしょうか?
【第7位】ゴーン・ガール
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ベン・アフレック |
▶あらすじ
結婚5周年を迎えた日に、妻エイミー(ロザムンド・パイク)が突然いなくなるところから物語は始まります。
失踪事件はメディアで大々的に報道され、世間の注目は夫のニック(ベン・アフレック)へ向かっていきました。
ニックの挙動や発言が不審に思われ、妻を殺害したのではないかという疑惑が深まります。
捜査が進む中で、エイミーの日記や手がかりが見つかり、夫婦の結婚生活が破綻状態であったことが公表され、状況は悪くなるばかりです。
ニックは世間の非難と警察の追及に耐えながら、自らの無実を証明するために奮闘。
事件の真相に迫るにつれ、エイミーの失踪には信じられないような策略が絡んでいることが明らかになり…。
『ゴーン・ガール』は、妻の失踪事件を巡ってメディアや世間の注目を浴びる夫が、容疑者として追い詰められていくミステリー映画です。
原作はギリアン・フリンのベストセラー小説で、フリンは映画の脚本も手がけています。
本作のみどころは、ミステリー要素が強い前半から後半の予測不能な展開への移り変わりです。
フィンチャー監督の巧みな演出と、主演のベン・アフレックとロザムンド・パイクの演技が高く評価され、観る者を最後まで引き込みます。
本作は、物語の最初と最後で観る者の心理を大きく変える作品となっています。
【第8位】ブレイン・ゲーム
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | アフォンソ・ポヤルト |
出演 | アンソニー・ホプキンス |
▶あらすじ
超能力を持つ医師ジョン(アンソニー・ホプキンス)が、FBIからの要請で連続殺人犯を追うところから物語は始まります。
ジョンは、過去に娘を失った悲しみから、世間から離れ世捨て人のような生活を送っていました。
しかし、旧友であるFBI捜査官ジョー(ジェフリー・ディーン・モーガン)の頼みを受けて、連続殺人の捜査に協力することを決意します。
チャールズ(コリン・ファレル)が犯人であると突き止めますが、チャールズの予知能力はジョン以上に強力です。
ジョンの予知能力は、事件の手がかりを見つけ出すための重要な武器となりますが、チャールズの行動は常に一歩先を行っていました。
ジョンとジョー、ジョーの部下であるキャサリン・コウルズ捜査官(アビー・コーニッシュ)は、チャールズの犯行動機や真の目的を解明しようとします。
一方、チャールズは自分の能力を駆使して捜査官たちを翻弄し、さらなる殺人を計画します…。
『ブレイン・ゲーム』は、超能力を持つ医師が、同じ能力を持つ連続殺人犯を追うサイコロジカル・ミステリーです。
本作の見どころは、予測不可能な展開と緊張感あふれる超能力戦です。
ミステリーとアクションの要素が上手く融合しています。
アンソニー・ホプキンスとコリン・ファレルの演技が素晴らしく、二人の対決は観る者を引き込みます。
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おすすめの洋画【コメディ】
コメディ作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】グリーンブック
公開年 | 2018年 |
|---|---|
監督 | ピーター・ファレリー |
出演 | ヴィゴ・モーテンセン |
▶あらすじ
イタリア系アメリカ人の乱暴な用心棒トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)と、天才的な黒人ピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の異色の友情を描いています。
舞台は1960年代のアメリカ。
一時的に失業していたトニーは、ドンの南部ツアーの運転手兼ボディガードの仕事を引き受けます。
レコード会社から言い渡された報酬の条件は、“すべての公演を完遂すること”。
ドンとトニーは人種差別が深刻なアメリカ南部を旅しながら、差別・偏見などの困難に立ち向かうことになるのでした。
トニーは教養がなく乱暴な男ですが、ドンの卓越した才能と高貴な人柄に敬意を抱くようになります。
一方のドンも、トニーの素朴さと正義感に心を開いていきます。
旅の途中、「グリーンブック」という黒人が安全に旅行するためのガイドブックに従いながら、差別と闘い、乗り越える二人。
はたして、ドンとトニーは予定しているすべての公演を終えられるのでしょうか?
『グリーンブック』は、1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ピアニストと白人運転手が人種差別を乗り越えながら友情を築く、実話を基にした笑いと感動の作品です。
本作は、人間の尊厳と友情をテーマにした心温まるコメディ作品であり、二人のキャラクターが生き生きと描かれています。
ドンとトニーに信頼と友情が芽生え互いに成長する姿や、それぞれの背景や価値観の違いを超えて築かれる絆が感動的です。
ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技力が光ります。
【第2位】シェフ 三ツ星フードトラック始めました
公開年 | 2014年 |
|---|---|
監督 | ジョン・ファヴロー |
出演 | ジョン・ファヴロー |
▶あらすじ
主人公は、ロサンゼルスの高級レストランで働く腕利きの料理人カール(ジョン・ファヴロー)。
有名な料理評論家のラムジー(オリヴァー・プラット)が来店すると聞きつけたカールは、創造的で革新的な料理を開発していました。
しかし、レストランのオーナーであるリバ(ダスティン・ホフマン)に定番メニューを出すように強要され、結果としてラムジーに酷評されます。
オリジナルメニューでの再戦を望むカールでしたが、リバにまたしても邪魔されます。
それどころか、SNSでも炎上してしまい、レストランをクビになる始末。
料理への情熱を失いかけていたカールでしたが、元妻イネズ(ソフィア・ベルガラ)の紹介で、キッチンカーを始めることを決意します。
厨房でカールの右腕だったマーティン(ジョン・レグイザモ)と、息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー)も加わり、キッチンカー販売を開始します。
現代っ子のパーシーはSNSを駆使してビジネスをサポートし、カールとの父子関係が次第に深まってゆくのでした。
そんな順調なカールたちの前に、宿敵ラムジーが現れ…。
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は、料理評論家との対立で職を失ったシェフが、フードトラックで自分の料理を広める旅に出る心温まるコメディドラマです。
笑いと感動が詰まった作品で、仕事の楽しさや家族の大切さを描いています。
料理を提供する喜び、そして人々との温かな交流が印象的な本作。
心温まる物語と美味しい料理の数々が楽しめる、観ると幸せになれる作品です。
【第3位】天使にラブ・ソングを…
公開年 | 1992年 |
|---|---|
監督 | エミール・アルドリーノ |
出演 | ウーピー・ゴールドバーグ |
▶あらすじ
主人公は、ラスベガスのナイトクラブで歌う売れない歌手デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)。
ギャングのボスであり愛人のヴィンス(ハーヴェイ・カイテル)が、裏切り者を“粛清”している現場に偶然立ち会ってしまいます。
なんとか逃げ切ったデロリスは警察の保護下に置かれ、安全のために修道院に身を隠すことに。
修道院での生活に馴染めず初めは反発するデロリスでしたが、やがて聖歌隊の指導を任されると転機が訪れます。
デロリスの斬新な指導方法により聖歌隊は徐々に活気を取り戻し、ゴスペル風の力強い歌声で教会を訪れる人々を魅了していきます。
厳格な修道院長(マギー・スミス)は、デロリスのやり方に最初は反対しますが、徐々に情熱と影響力を認め始めます。
聖歌隊のパフォーマンスは次第に注目を集め、教会は再び活気を取り戻しました。
しかし、警察内部の内通者がデロリスの居場所をヴィンスに密告したことにより…。
『天使にラブ・ソングを…』は、修道院を舞台にコメディと音楽が絶妙に融合した心温まる作品です。
ウーピー・ゴールドバーグが主演を務め、彼女のユーモアセンスと歌唱力が存分に発揮されています。
笑いと感動が絶妙に織り交ぜられており、音楽の力が持つ癒しや影響力を描いています。
時代が変わっても愛され続ける、誰もが一度は見てほしい名作です。
【第4位】マスク
公開年 | 1994年 |
|---|---|
監督 | チャールズ・ラッセル |
出演 | ジム・キャリー |
▶あらすじ
内気で冴えない銀行員スタンリー(ジム・キャリー)が、不思議な古代のマスクを手に入れるところから物語は始まります。
不思議なマスクには、装着した者の内にある欲望や衝動を解き放つ魔力が秘められていました。
スタンリーがマスクをつけると、緑色の顔を持つ陽気でパワフルなキャラクターへと変身します。
マスクは超人的な身体能力と奇抜な行動で街中を駆け回り、普段のスタンリーでは考えられないような大胆な行動を取ります。
スタンリーの生活はマスクによって劇的に変わり、片思いの相手である歌手ティナ(キャメロン・ディアス)にも積極的にアピールするのでした。
一方、マスクの活躍は警察のケラウェイ警部(ピーター・リーガート)や、ギャングの親玉ドリアン(ピーター・グリーン)の目にも留まり、敵を増やします。
スタンリーはどうなってしまうのでしょうか?
『マスク』は、平凡な銀行員が不思議な仮面の力で超人的な変身能力を得て、騒動を巻き起こすコメディ作品です。
主演のジム・キャリーは、本作で見せたコミカルな表情や動きで一躍人気を博しました。
主人公のスタンリーがマスクの力を使って悪と戦いながら、次第に本当の強さと勇気を見出していく過程を描いています。
ジム・キャリーが持つ抜群のコメディセンスと、華麗な特殊効果が絶妙にマッチ。
笑いあり感動ありの、エネルギッシュで楽しい映画です。
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【第5位】最強のふたり
公開年 | 2011年 |
|---|---|
監督 | エリック・トレダノ |
出演 | フランソワ・クリュゼ |
▶あらすじ
パラグライダー事故で首から下が麻痺となった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)。
気難しい性格のせいで、これまでの介護人はすぐに辞めていきました。
新たな介護人の採用面接を実施しますが、フィリップが気に入るような人はいません。
しかし、一人の黒人青年が目に止まります。
場違いなほど自由奔放で、前科持ちのドリス(オマール・シー)でした。
「失業手当をもらうためだけに応募した。さっさと不採用にしろ。」と言うドリスでしたが、その正直さと飾らない態度に、フィリップは心を掴まれます。
そして、1ヶ月の試用期間が始まりました。
まったく異なる世界に住んでいた二人は何もかもが正反対でしたが、徐々に互いの価値観や生活スタイルを理解し合い、深い友情を築いていきます。
ドリスのユーモアとエネルギーに触発され、車椅子生活で塞ぎ込んでいたフィリップは、再び人生を楽しむ意欲を取り戻します。
ドリスもまたフィリップとの関係を通じて、荒(すさ)んでいた自分を見直し、可能性と未来に向き合うようになるのでした。
『最強のふたり』は、車椅子生活を送る大富豪と、新しく介護人となったスラム出身の若者の友情を描いた心温まるコメディドラマです。
見どころは、笑いと涙が絶妙にマッチした感動のストーリーと、実力派俳優たちの素晴らしい演技です。
笑いたいとき、元気が欲しいときに見てほしい名作となっています。
【第6位】きっと、うまくいく
公開年 | 2009年 |
|---|---|
監督 | ラージクマール・ヒラーニ |
出演 | アーミル・カーン |
▶あらすじ
インドの名門工科大学ICEに入学した三人の若者を中心に物語は進みます。
ランチョー(アーミル・カーン)は型破りで自由な発想を持つ天才学生。
常に疑問を持ち続け、点を取るためだけの教育システムに反発していました。
保守的な校長ヴィルー(ボーマン・イラニ)と度々衝突しますが、ランチョーのユニークな考え方と行動は、学生たちに大きく支持されます。
ファルハーン(マーダヴァン)は写真家になる夢を持ちながらも、家族の期待に応えるためにエンジニアを目指していました。
ラージュー(シャルマン・ジョーシ)は貧しい家庭から抜け出すために必死です。
ランチョーの教え方や行動を通じて、ファルハーンとラージューは自分の夢や、人生の目的に気づき始めます。
波乱万丈の大学生活でしたが、3人は無事に大学を卒業しました。
10年後、かつての学友たちが久々に集まります。
久々にランチョーに会えることに心躍らせるファルハーンとラージュー。
しかしそこで、ランチョーに関わる予想外の真実を知るのでした…。
『きっと、うまくいく』は、友情と夢、そして挑戦をテーマに描かれた感動的なインド映画で、人生の困難に立ち向かう勇気をもらえる一作です。
笑い、泣き、感動できる素晴らしいストーリーとなっています。
ランチョーの自由な精神と友情の絆が、周りの人を変えていく様子をぜひご覧ください。
【第7位】テッド
公開年 | 2012年 |
|---|---|
監督 | セス・マクファーレン |
出演 | マーク・ウォールバーグ |
▶あらすじ
1985年のクリスマス。
友だちがいない孤独な少年ジョンが「テディベアとお友だちになりたい」と願ったことから物語は始まります。
奇跡的に願いが叶い、「テディベアのテッド」は命を持ち、ジョンと親友になります。
時は経ち、大人になったジョン(マーク・ウォールバーグ)は、ガールフレンドのロリー(ミラ・キュニス)とテッド(セス・マクファーレン)の3人で同棲していました。
ジョンとテッドは大量の酒を飲んだり無茶なことをしたりと、20代のような生活を続けています。
特にテッドの堕落ぶりはひどいもので、ジョンも引きずられる形でだらしのない生活を送っていました。
しかし、ジョンとロリーとの関係が進展し、ジョンが男として成長する中で、テッドの存在が次第に問題となってきます。
ロリーは、ジョンに大人になるよう促しますが、テッドとの絆を切るつもりはありません。
ジョンはテッドとの友情と、ロリーへの愛情の狭間で葛藤します。
そして、ジョンとテッドはさまざまなトラブルを引き起こすのでした…。
『テッド』は、品性のかけらもない生きるテディベアと、持ち主である中年男性が織りなすブラックコメディ映画です。
ブラックな笑いと感動が絶妙に融合したストーリーで、友情の大切さや成長の痛みが描かれています。
ジョンとテッドのユーモラスで時に心温まる関係は友情の素晴らしさをおもしろおかしく表現しており、どこかハートフルな気持ちになれる作品です。
【第8位】アダムス・ファミリー
公開年 | 1991年 |
|---|---|
監督 | バリー・ソネンフェルド |
出演 | アンジェリカ・ヒューストン |
▶あらすじ
・当主:ゴメズ(ラウル・ジュリア)
・妻:モーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)
・長女:ウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)
・弟:パグズリー(ジミー・ワークマン)
・祖母:グラニー(ジュディス・マリナ)
・執事:ラーチ(カレル・ストルイケン)
・ゴメズの幼馴染:ハンド
長年行方不明だったゴメズの兄フェスター(クリストファー・ロイド)が、突然帰宅することから物語は始まります。
しかし、帰ってきたフェスターはニセモノ。
その正体は、弁護士のアルフォード(ダン・ヘダヤ)と高利貸しのクレイブン婦人(エリザベス・ウィルソン)が、アダムス家の財産を横取りするために送り込んだ別人でした。
ゴメズは兄との再会を喜びますが、モーティシアや子供たちはフェスターを疑い始めます。
一方、偽のフェスターはアダムス一家の奇妙な日常に翻弄されます。
偽のフェスターと、アダムス一家の財産はどうなってしまうのでしょうか…?
『アダムス・ファミリー』は、奇妙で風変わりな一家を描いたコメディホラー映画です。
バリー・ソネンフェルドは、本作で監督としてデビューしました。
本作の見どころは、個性豊かなキャラクターたちのやり取りや、作品全体の独特な世界観です。
人外の家族であるアダムス・ファミリーを、豪華キャスト陣が見事に演じきっています。
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おすすめの洋画【ミュージカル】
ミュージカルを映画化した作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】レ・ミゼラブル
公開年 | 2012年 |
|---|---|
監督 | トム・フーパー |
出演 | ヒュー・ジャックマン |
▶あらすじ
舞台は19世紀のフランス。
長い間囚人だったジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)が、仮釈放後に新しい人生を求める姿から物語は始まります。
バルジャンは過去の罪を償い、市長と工場の経営という二足のわらじで活躍していました。
ところが、囚人時代の看守で現在は警察官となったジャベール(ラッセル・クロウ)に目をつけられてしまいました。
一方、工場で働く女性ファンティーヌ(アン・ハサウェイ)は、非業の死を遂げます。
ジャベールから逃げるバルジャンはコゼット(アマンダ・サイフリッド)を引き取り、彼女を愛し育てることを誓います。
バルジャンはコゼットを立派に育てますが、その間もジャベールの追跡は止みません。
そして、フランス革命が起こります。
若き革命家マリウス(エディ・レッドメイン)とコゼットは恋に落ちますが、運命は革命と共に大きく揺れ動きます…。
『レ・ミゼラブル』は、19世紀フランスを舞台に、改心した元囚人が孤児を育てながら正義を貫く壮大なミュージカル映画です。
世界中で愛され続け、長年に渡って何度もミュージカル公演が開催されています。
トム・フーパー監督のもと、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッドといった豪華キャストが出演。
壮大な音楽と出演俳優の圧倒的な演技が織りなす感動作品です。
ジャン・バルジャンの生涯を通じて描かれる人間の強さや、愛の力に心を打たれるでしょう。
【第2位】バーレスク
公開年 | 2010年 |
|---|---|
監督 | スティーヴン・アンティン |
出演 | クリスティーナ・アギレラ |
▶あらすじ
アイオワ州の小さな町から、ロサンゼルスに夢を追ってやって来た若い女性アリ(クリスティーナ・アギレラ)の旅路から、物語は始まります。
アリは偶然見つけた「バーレスク・ラウンジ」という華やかなナイトクラブに心を奪われ、ステージで歌うことを夢見るようになります。
バーレスクのオーナーであり元スターのテス(シェール)に認められるため、アリはウェイトレスとして働くことに。
やがてアリは、その才能と情熱でテスの目に留まり、ステージに立つチャンスを掴みます。
アリの魂のパフォーマンスは観客を魅了し、クラブの評判を一気に高めますが、成功と共に他のダンサーからの嫉妬や対立も生まれます。
さまざまな困難に立ち向かいながら、ダンサーとして活躍するアリでしたが、クラブを買収しようとする悪徳不動産業者が現れ…。
『バーレスク』は、小さな町からロサンゼルスに出てきた若い女性が、クラブダンサーとして才能を開花させ、スターへの道を歩むミュージカルドラマです。
クリスティーナ・アギレラは本作で女優デビューを果たしました。
華やかなダンスと音楽が織りなすショーストップの連続で、観る者を魅了する本作。
クリスティーナ・アギレラの圧倒的な歌唱力とシェールの存在感が、作品に深みと迫力を与えています。
夢を追い求めるアリのサクセスストーリーは、明日への希望となるでしょう。
【第3位】ラ・ラ・ランド
公開年 | 2016年 |
|---|---|
監督 | デミアン・チャゼル |
出演 | ライアン・ゴズリング |
▶あらすじ
夢を追い求める二人の若者ミア(エマ・ストーン)と、セバスチャン(ライアン・ゴズリング)のラブストーリーを描いています。
ミアは女優を目指してオーディションに挑戦し続けるも、なかなか成功を掴めずにいます。
セバスチャンはジャズピアニストとして、自分のジャズクラブを開くことを夢見ていますが、現実は厳しく、生活のためにバーで演奏していました。
そんな二人がロサンゼルスの渋滞中に偶然出会い、やがて恋に落ちます。
ミアとセバスチャンは深く愛し合い、互いの夢を応援します。
しかし、二人の夢は追い求めれば求めるほど遠のいていきました。
セバスチャンは生活のため、やりたかったジャズを封印し、大衆に受けるバンドに転向します。
ミアは一人芝居での公演を開催しますが、散々な結果に。
そして、すれ違いが生まれ、運命は残酷なまでに二人を引き裂きます…。
『ラ・ラ・ランド』は、女優志望の女性とジャズピアニストの男性が、それぞれの夢を追いながら恋に落ちるミュージカル映画です。
美しい映像・音楽・衣装が融合しており、色彩豊かなロサンゼルスの風景、ダンスシーンと心に響くメロディが作品に華を添えています。
ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞で、多くの賞を受賞しました。
ミュージカル映画ですが、儚く切ない気持ちになる作品です。
【第4位】グレイテスト・ショーマン
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | マイケル・グレイシー |
出演 | ヒュー・ジャックマン |
▶あらすじ
貧しい仕立屋の息子として生まれたバーナムは、家業の手伝いで出会った令嬢のチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と相思相愛になります。
大人になったバーナムは鉄道会社に就職し、チャリティと結婚。
2人の娘にも恵まれ、幸せな家庭を築いていました。
ところが鉄道会社が突然倒産し、バーナムは失職。
そこでバーナムは、“生まれつき容姿が他人とは異なり、特殊な才能を持った人々”を集め、新しい形のサーカスを創設します。
奇抜で独創的なショーは大成功を収めますが、上流階級には受け入れてもらえません。
世間から認められたいバーナムは、高名な劇作家フィリップ(ザック・エフロン)を迎え、ヴィクトリア女王と謁見。
オペラ歌手のジェニー(レベッカ・ファーガソン)と契約し、さらなる成功を目指します。
一方で、家族や今までの仲間との関係をないがしろにしてしまいます。
そして、野心に取り憑かれたバーナムに次々とトラブルが起こり始め…。
『グレイテスト・ショーマン』は、実在したエンターテイナー「P.T.バーナム」の人生を描いたミュージカル映画です。
バーナムが逆境の中で創り出したサーカスの魅力、夢を追い求める姿、野心や情熱、成功と挫折からの立ち直りを鮮やかに描き出しました。
華麗な音楽とダンス、そして感動的な物語が見事に融合しています。
ヒュー・ジャックマンの圧倒的なカリスマ性とパフォーマンスに魅了されることでしょう。
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【第5位】ウエスト・サイド物語
公開年 | 1961年 |
|---|---|
監督 | ロバート・ワイズ |
出演 | ナタリー・ウッド |
▶あらすじ
物語の舞台は1950年代のニューヨーク、ウエスト・サイド地区。
「ジェッツ」と呼ばれる白人のギャング団と、「シャークス」と呼ばれるプエルトリコ系移民のギャング団が縄張り争いを続けています。
ジェッツのリーダー:リフ(ラス・タンブリン)と、シャークスのリーダー:ベルナルド(ジョージ・チャキリス)は激しく対立していました。
そんな中、リフの親友でジェッツの元メンバーであるトニー(リチャード・ベイマー)は、あるパーティーでベルナルドの妹マリア(ナタリー・ウッド)と出会い、一目で恋に落ちます。
しかし、彼らの恋は敵対するギャング団の間で芽生えたものであり、周囲からの激しい反発に遭います。
トニーとマリアは、それぞれのギャング団の抗争を止めようと試みますが、事態はますます悪化。
そんな中で、リフとベルナルドの決闘が行われることになり…。
1961年の映画『ウエスト・サイド物語』は、敵対する二つのギャング団に属する若者たちの悲劇的な恋愛を描いたミュージカル映画です。
本作は「ロミオとジュリエット」を当時のニューヨークに置き換え、対立するギャングの間で繰り広げられる悲恋を描いています。
愛と憎しみ、希望と絶望が交錯するドラマチックな作品です。
「Maria」や「Tonight」などの名曲が登場し、感情豊かなダンスシーンと共に物語を彩ります。
美しい音楽とダンス、そして心を揺さぶるストーリーが、あなたを魅了することでしょう。
【第6位】美女と野獣
公開年 | 2017年 |
|---|---|
監督 | ビル・コンドン |
出演 | エマ・ワトソン |
▶あらすじ
うぬぼれた王子(ダン・スティーヴンス)は魔女の呪いによって恐ろしい野獣の姿に変えられ、城の住人たちも家具や道具に変えられてしまいます。
呪いを解くためには、王子が真実の愛を見つけ、相手からも愛されなければなりません。
しかし、希望は薄く、それから数年が経ちました。
城に近い村に住むベル(エマ・ワトソン)は、読書好きで夢見がちな若い女性。
ある日、ベルの父モーリス(ケビン・クライン)が城に迷い込み、野獣に捕らえられてしまいます。
父モーリスを救うため、自ら城に赴き、身代わりになるベル。
最初はお互いを理解し合えずに対立していたベルと野獣でしたが、次第に心を通わせていきます。
城の住人たち、ルミエール(ユアン・マクレガー)やコグスワース(イアン・マッケラン)、ポット夫人(エマ・トンプソン)の助けもあり、ベルは野獣の心の中にある優しさに気づきます。
一方、村の青年ガストン(ルーク・エヴァンズ)は、ベルを自分のものにしようと企み、城への襲撃を画策していました…。
2017年の実写映画『美女と野獣』は、呪いによって野獣に変えられた王子と、美しい心を持つ女性の愛と冒険を描いたディズニーのミュージカル映画です。
監督はビル・コンドン、主演はエマ・ワトソンとダン・スティーヴンスが務めています。
本作の魅力は、美しい音楽と華麗な映像です。
大ヒットしたアニメ映画の正統派リメイクであり、原作ファンからも高い評価を得ています。
【第7位】シカゴ
公開年 | 2002年 |
|---|---|
監督 | ロブ・マーシャル |
出演 | レニー・ゼルウィガー |
▶あらすじ
スターを夢見る平凡な主婦ロキシー(レネー・ゼルウィガー)が、愛人殺しで逮捕されるところから物語は始まります。
刑務所でロキシーは、同じ女囚で有名なショーダンサーだったヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と出会います。
その美貌とダンスで一世を風靡していたヴェルマは、夫と妹を殺した罪で収監されていました。
ロキシーは、女囚弁護で負けなしの弁護士ビリー(リチャード・ギア)を雇い、自分を無罪にするためにあらゆる手を尽くします。
ビリーはメディアを操り、ロキシーを無実の被害者として世間にアピール。
ロキシーは一躍有名人となり、ヴェルマとの間にライバル関係が生まれ…。
『シカゴ』は、1920年代のシカゴを舞台に、女性の成り上がりを題材にした華やかなミュージカル映画です。
レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアが主演を務めています。
ブロードウェイの同名ミュージカルを原作としており、舞台を彷彿とさせる演出と華やかな衣装、鮮烈なダンスシーンや音楽が魅力です。
栄光と転落、二人の女声が名声を追い求めるサクセスストーリーを描いたエンターテイメントの傑作です。
ロキシーとヴェルマが名声を追い求める姿を、華麗なダンスナンバーと共に描きます。
二人の運命がどう交わり、どのようにして名声を手に入れるのか、その結末をぜひご覧ください。
【第8位】アリー/スター誕生
公開年 | 2018年 |
|---|---|
監督 | ブラッドリー・クーパー |
出演 | ブラッドリー・クーパー |
▶あらすじ
人気カントリー歌手のジャクソン(ブラッドリー・クーパー)が、ある夜に偶然立ち寄ったバーで、アリー(レディー・ガガ)の歌声に魅了されるところから物語は始まります。
アリーはウェイトレスとして働きながら、歌手を目指す日々を送っていました。
ジャクソンはアリーに自分のツアーに参加するよう誘い、才能を世に広める手助けをします。
そして二人は恋に落ち、音楽の世界で成功を収め、アリーは一躍スターとなります。
しかし、ジャクソンはアルコール依存症と過去のトラウマに苦しんでおり、二人の関係に暗い影を落とし始め…。
『アリー/スター誕生』は、才能ある若い歌手と闇を抱えた人気ミュージシャンの愛と葛藤を描く感動的なミュージカルドラマです。
ヒロインを演じたレディー・ガガの映画デビュー作です。
アリーのサクセスストーリーとジャクソンの葛藤を描き、愛の深さや切なさに感情が揺さぶられることでしょう。
特に音楽シーンは圧巻で、「Shallow」や「I'll Never Love Again」などの楽曲は観る者の心に深く響きます。
『アリー/スター誕生』は、音楽の力と愛の強さ、そして名声の裏に潜む苦悩を描き出しています。
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おすすめの洋画【ロマンス】
ラブロマンスを題材にした作品でおすすめの洋画を8つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
【第1位】タイタニック
公開年 | 1997年 |
|---|---|
監督 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ |
▶あらすじ
1912年、処女航海を控えたタイタニック号。
上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)は、無理やり婚約させられた婚約者との息苦しい生活に絶望しています。
一方、自由奔放な生活を送る貧しい画家ジャック(レオナルド・ディカプリオ)は、幸運にもポーカーでタイタニック号のチケットを手に入れました。
船内で偶然出会った二人の関係は急速に深まり、お互いの心の支えとなっていきます。
特にローズはジャックとの出会いを通じて、自分の人生に新たな希望を見出します。
しかし、運命の夜、タイタニック号は氷山に衝突。
ローズとジャックは沈みゆくタイタニックからの脱出を目指しますが…。
『タイタニック』は、豪華客船タイタニック号の悲劇を背景に、異なる社会階級に属する若い恋人たちの愛と運命を描いたラブ・ロマンスの傑作です。
本作の見どころは、圧倒的なスケールで再現されたタイタニック号やその沈没シーン、そしてジャックとローズの純粋な愛です。
主演を務めたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのビジュアル・演技は圧巻の一言に尽きます。
ジェームズ・キャメロンの緻密な演出と、美しい映像、感動的な音楽が観る者の心を揺さぶります。
世界中から支持され、アカデミー賞の14部門にノミネートされ10部門を受賞しました。
映画史に名を残すラブ・ロマンスの金字塔を、ぜひ一度ご覧ください。
【第2位】きみに読む物語
公開年 | 2004年 |
|---|---|
監督 | ニック・カサヴェテス |
出演 | ライアン・ゴズリング |
▶あらすじ
老人ホームで暮らすデューク(ジェームズ・ガーナー)が、同じ施設にいる女性(ジーナ・ローランズ)に、古いノートを読み聞かせるところから物語は始まります。
ノートには、1940年代のアメリカ南部を舞台にした、若いカップルの美しくも切ない恋愛物語が綴られていました。
裕福な家庭に育ったアリー(レイチェル・マクアダムス)は、夏の間だけ過ごす田舎町で、貧しい青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会います。
ノアとアリーは身分の違いを超えて強く惹かれ合い、情熱的な恋に落ちました。
しかし、アリーの両親の反対や社会の壁が二人を引き裂きます。
第二次大戦のためノアは徴兵され、アリーは別の男性と婚約します。
それでも二人は、お互いのことを忘れられずにいました。
数年後、結婚直前のアリー。
たまたま見た新聞にノアが掲載されているのを見て、いてもたってもいられずアリーはノアのもとに向かいます。
再会した二人の恋は再び燃え上がりますが、アリーの親や婚約者が立ちはだかるのでした…。
『きみに読む物語』は、認知症を患う妻に、若き日の恋愛を綴った物語を夫が読み聞かせる純愛ラブストーリーです。
純粋な愛の尊さを感動的に描いています。
主演を務めるライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが、数々の困難に立ち向かう男女を見事に演じきりました。
ノアとアリーの深い愛情と、時を超えた絆が涙を誘います。
【第3位】アバウト・タイム~愛おしい時間について~
公開年 | 2013年 |
|---|---|
監督 | リチャード・カーティス |
出演 | ドーナル・グリーソン |
▶あらすじ
ティム(ドーナル・グリーソン)は、父親(ビル・ナイ)から、「我が一族の男性は21歳になると、タイムトラベルができるようになる」と告げられます。
ティムはタイムトラベルを使って恋愛を成就させると決意。
そんなある日、魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と出会います。
二人は恋に落ち、ティムはタイムトラベルを駆使してメアリーとの関係を完璧にしようとします。
また、男性関係で問題を抱える妹のキットカット(リディア・ウィルソン)を、タイムトラベルで助けるのでした。
時間を遡ることでメアリーや家族の問題を順調に解決するティム。
しかし、最愛の父親がガンに侵され、余命わずかと知ったことをきっかけに、「本当の幸せとは何か?」に気づき始めます。
ティム(ドーナル・グリーソン)は、父親(ビル・ナイ)から、「我が一族の男性は21歳になると、タイムトラベルができるようになる」と告げられます。
ティムはタイムトラベルを使って恋愛を成就させると決意。
そんなある日、魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と出会います。
二人は恋に落ち、ティムはタイムトラベルを駆使してメアリーとの関係を完璧にしようとします。
また、男性関係で問題を抱える妹のキットカット(リディア・ウィルソン)を、タイムトラベルで助けるのでした。
時間を遡ることでメアリーや家族の問題を順調に解決するティム。
しかし、最愛の父親がガンに侵され、余命わずかと知ったことをきっかけに、「本当の幸せとは何か?」に気づき始めます。
『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は、時間を巻き戻す能力を持つ青年が、真実の愛を見つけ、家族との絆を深めてゆくタイムトラベル・ロマンティック・ドラマです。
“ラブコメの巨匠”と呼ばれたリチャード・カーティスは、本作を最後に監督業を引退しました。
タイムトラベルというファンタジー要素を取り入れながらも、家族や恋人との愛、日常の大切さに気付かされる作品です。
イギリスの美しい景色と感動的な音楽が物語を彩り、心温まる瞬間が多く描かれています。
ティムとメアリーの愛の行方や家族との絆は、観る人の心を温かくしてくれるでしょう。
【第4位】ローマの休日
公開年 | 1953年 |
|---|---|
監督 | ウィリアム・ワイラー |
出演 | オードリー・ヘプバーン |
▶あらすじ
とある国の王女アン(オードリー・ヘプバーン)は多忙すぎるスケジュールに疲れ果て、宮殿を抜け出してしまいます。
しかし、主治医から打たれていた鎮痛剤が効き、道端のベンチで眠り込んでしまいます。
偶然通りかかったアメリカ人新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)は、意識が朦朧としているアンを一時的に自分のアパートに保護するのでした。
最初はアンの正体に気づいておらず、翌朝になってアンが王女であることを知るジョー。
驚くと同時に「アン王女の特ダネがとれる!」と、新聞記者としての手柄に期待します。
ジョーの友人で写真家のアーヴィング(エディ・アルバート)も協力し、三人はローマの名所を巡りながら楽しい一日を過ごします。
アンはローマの美しい街を“普通の女の子”として満喫。
一方のジョーはアンの純粋さに心を打たれ、アンの記事を書くことに疑問を感じるようになっていました。
そして、アンとジョーの間に次第に特別な感情が芽生えていきます。
限られた時間の中で、二人は互いに惹かれ合いますが…。
『ローマの休日』は、退屈な公務から逃げだした王女と、偶然出会った新聞記者が、ローマで過ごす自由で楽しい一日を描いたラブ・ロマンス映画の名作です。
主演はオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペック。
オードリーはアカデミー主演女優賞を受賞しました。
本作は、美しいローマの風景と二人の絶妙な掛け合い、在りし日のオードリーのチャーミングさが魅力の不朽の名作です。
古いモノクロ映画ですが、今も褪せることなく輝き続けています。
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【第5位】ライフ・イズ・ビューティフル
公開年 | 1997年 |
|---|---|
監督 | ロベルト・ベニーニ |
出演 | ロベルト・ベニーニ |
▶あらすじ
ユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)が、運命の女性ドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)と出会い、恋に落ちるところから物語は始まります。
グイドは天性のユーモアとウィットに富んだ性格で、数々の困難を乗り越えドーラと結婚しました。
二人の間には最愛の息子ジョズエ(ジョルジョ・カンタリーニ)が生まれ、家族は幸せに包まれます。
しかし、ナチスの台頭により状況は一変。
グイドとジョズエは強制収容所に送られ、過酷な労働を強いられます。
グイドはジョズエを守るため、そして恐ろしい現実から目を逸らさせるため、収容所での生活を一つの大きな「ゲーム」として伝えます。
ポイントを集めるとジョズエが大好きな戦車に乗れると信じ込ませ、希望を持たせ続けるのでした。
戦局はナチスの敗戦が濃厚となり、二人にも明るい兆しが見え始めますが…。
『ライフ・イズ・ビューティフル』は、ホロコーストという過酷な状況の中で、ユーモアと愛情を持った父の家族愛を描いたイタリア映画です。
第二次世界大戦中のユダヤ人迫害を背景に、二人の男女の愛と家族の絆を描いています。
強制収容所という絶望の中でも、愛とユーモアを忘れないグイドの姿は、絶望の中でも決して希望を忘れてはならないと考えさせられます。
家族の絆と人間の強さを通じて愛の力を強く訴えかけ、笑い・愛・涙が交錯する名作です。
懸命に愛を貫くグイドの姿に、涙するでしょう。
【第6位】プリティ・ウーマン
公開年 | 1990年 |
|---|---|
監督 | ゲイリー・マーシャル |
出演 | リチャード・ギア |
▶あらすじ
物語の舞台はロサンゼルス。
大富豪の実業家エドワード(リチャード・ギア)と、ハリウッドのストリートで売春婦をしているヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)の出会いから物語は始まります。
エドワードはビジネスのためにロサンゼルスに滞在しており、困っていたところを偶然ヴィヴィアンに助けられます。
天真爛漫なヴィヴィアンに興味を持ったエドワード。
ヴィヴィアンを“一晩だけの関係”として雇いますが、その率直な性格と人柄に惹かれていきます。
エドワードはヴィヴィアンに高級ホテルでの生活を提供し、ビジネスのパートナーとして6日間3,000ドルで契約することに。
二人はロマンチックな時間を共有し、お互いの人生観や価値観に影響を与え合います。
ヴィヴィアンは新しい環境に戸惑いながらも、エドワードのサポートを受けて次第に自信をつけ、美しさと知性を兼ね備えた魅力的な女性へと変身していきます。
エドワードもまた、ヴィヴィアンとの関わりを通じて、冷徹なビジネスマンから温かみと人間味を持った人物へと成長していくのでした。
『プリティ・ウーマン』は、冷徹な実業家と天真爛漫な売春婦が、身分の違いを超えて互いに惹かれ合い、真実の愛を見つけるロマンティック・コメディの傑作です。
主演のリチャード・ギアとジュリア・ロバーツが魅力的なカップルを演じました。
シンデレラストーリーのような展開と、二人の成長を笑いと涙で描いています。
笑いと涙、そしてロマンスが詰まった一作で、幸せな気持ちになれる名作です。
【第7位】アデライン、100年目の恋
公開年 | 2015年 |
|---|---|
監督 | リー・トランド・クリーガー |
出演 | ブレイク・ライヴリー |
▶あらすじ
1908年に生まれたアデラインが29歳で事故に遭遇し、“年を取らない体質”になってしまうところから始まります。
永遠の若さを手に入れたアデラインですが、周囲の人々が年老いていく中、自分だけが変わらないことに孤独を感じていました。
また、“不老”という特異体質に目をつけたFBIから追われる身となり、名前や住まいを変えながら誰にも心を許さずに生き続けています。
時は流れ2014年。
アデラインは「ジェニー」という名前で生活していました。
そして、魅力的な青年エリス(ミキール・ハースマン)が現れ、アデラインの人生は大きく変わり始めます。
二人は次第に惹かれ合い、アデラインも心を開くようになります。
しかし、“不老”という秘密のせいで、どうしても深い関係に踏み込めません。
さらに、エリスの父ウィリアム(ハリソン・フォード)が、アデラインの過去を知っていることが明らかに。
ウィリアムとの再会は、アデラインにとって大きな転機となり、これまで避けてきた真実と向き合うことを余儀なくされます。
『アデライン、100年目の恋』は、歳を取らない女性の苦悩を通して真実の愛を描いたロマンティック・ファンタジー映画です。
ブレイク・ライヴリーが、主役のアデライン・ボウマンを魅力的に演じています。
アデラインがどのようにして「永遠の若さ」という呪いと向き合い、真実の愛を見つけるのか?
『アデライン、100年目の恋』は、アデラインが自分の運命を受け入れる過程を描いた感動作です。
【第8位】華麗なるギャツビー
公開年 | 2013年 |
|---|---|
監督 | バズ・ラーマン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ |
▶あらすじ
舞台は1920年代のアメリカ、ロングアイランド。
ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)が語り手となり、近所に住む大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)との親交を通じて物語は進みます。
ギャツビーは、かつての恋人デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)を取り戻すために、夫のトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)と対峙しようとしていました。
なんとか再会を果たしたギャツビーとデイジーの愛は再燃しますが、二人の愛は厳しい現実に直面するのでした…。
2013年に公開された『華麗なるギャツビー』は、1920年代のアメリカを舞台に、ある大富豪の悲しい恋を描くドラマ映画です。
1920年代のアメリカン・ドリームとその影の部分が華やかな映像美で表現され、豪華なパーティーや贅沢な生活の裏に潜む愛と悲劇が描かれます。
VFXを使った迫力の映像や、プラダやティファニーなどの衣装を使用した豪華絢爛な演出は必見です。
バズ・ラーマン監督特有の豪華なビジュアルスタイルや、現代的な音楽が物語に新たな息吹を吹き込みます。
ギャツビーの内面の孤独と絶望を見事に表現した、レオナルド・ディカプリオの演技にも注目です。
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