テレビ東京の韓流プレミアで放送がスタートした『ホジュン~伝説の心医~』は、朝鮮王朝時代の実在の名医、ホ・ジュンの波瀾万丈の生涯をドラマティックに描いた歴史エンターテインメントである。
【写真】パク・ウンビン、黒縁メガネをかけても可愛いすぎる!“癒される笑顔”
本作の主人公で、キム・ジュヒョクが演じている両班の庶子で医官のホ・ジュンは不朽の医学書である『東医宝鑑』を完成させた実在の人物で、朝鮮王朝第14代王・宣祖(ソンジョ)の主治医だった。
その『ホジュン~伝説の心医~』には、ペク・ユンシク扮するユ・ウィテの養女で医女のイェジンを演じるパク・ジニ、ホ・ジュンのライバルである医官ユ・ドジに扮するナムグン・ミンなど、名俳優たちも多く出演している。この時代劇で、ホ・ジュンの妻である両班の娘イ・ダヒを演じているのがパク・ウンビンだ。
子役時代から『太王四神記』『千秋太后』『善徳女王』『階伯(ケベク)』などの時代劇で演技の経験を積んできた彼女のオススメ時代劇を2本紹介しよう。
●『秘密の扉』(2014年)

出演者(役名)/ハン・ソッキュ(英祖〔ヨンジョ〕)、イ・ジェフン(思悼世子〔サドセジャ〕)、キム・ユジョン(ソ・ジダム)、パク・ウンビン(惠慶宮〔ヘギョングン〕)
朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の時代を舞台にした時代劇で、時代に翻弄された父子の愛と葛藤の物語を描いた作品だ。
ハン・ソッキュが21代王・英祖、イ・ジェフンが英祖の二男の思悼世子(サドセジャ)、キム・ユジョンが貸本屋の娘で天才小説家のソ・ジダムを演じている。この時代劇で、パク・ウンビンは思悼世子の正室の惠慶宮に扮していた。
英祖と思悼世子の深い葛藤と政治的対立、豪華なキャストとドラマの映像美など見どころの多い時代劇として、ぜひオススメしたい。
●『恋慕』(2021年)

出演者(役名)/パク・ウンビン(イ・フィ〔タミ、ヨンソン〕)、ロウン(チョン・ジウン)、ナム・ユンス(イ・ヒョン)、チェ・ビョンチャン(キム・ガオン)
王位継承者だった双子の兄弟の死により、男装して王となる運命を背負った女性が、自分の正体と秘めた恋心を隠したまま、波乱の人生を歩んでいく物語を描いたドラマだ。
イ・フィの師で初恋の相手であるチョン・ジウンを演じたロウン、イ・フィの従兄で王族のイ・ヒョンをナム・ユンス、イ・フィの護衛武士キム・ガオンをチェ・ビョンチャンが演じている。この時代劇で、男装の世子で偽のイ・フィ(タミ、ヨンソン)に扮しているのがパク・ウンビンだ。
WEB漫画を原作として時代劇で、ドラマ版では原作の世界観を存分に生かされており、ストーリーや出演者たちの演技が最後まで楽しめる作品なので、ぜひ見てほしい。
子役時代から活躍しており、Disney+で独占配信されている『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』で主演を務めているパク・ウンビンの時代劇での魅了を堪能してほしい。
文=大地 康