アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が監督を務める『アベンジャーズ』シリーズ最新作『Avengers: Doomsday(原題)』の公開日が2026年5月1日から同年12月18日に、『Avengers: Secret Wars(原題)』の公開日が2027年5月7日から同年12月17日に延期されることが、ディズニーにより発表された。
関係者によると、これら2作品はマーベル史上でも最大規模のスケールで製作されており、公開延期によってその壮大なビジョンを実現するための準備期間が確保できるという。また、12月公開を選択したのは、2021年12月に全米公開され大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のように、ホリデーシーズンはマーベル映画にとって有利な時期とされており、今回もその成功例にならった形だ。
2026年5月の公開を心待ちにしていたファンは、「がっかりしたけれど、よりよい作品のためなら仕方ない」「焦って作っても、いいことはない。VFXチームにしっかり時間をあげて」「もう一回くらい延期になっても驚かない」といったコメントをXに寄せている。
ディズニーは、空いた2026年5月1日に『プラダを着た悪魔』続編を公開することを発表。さらに、ジェームズ・キャメロン監督による『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のIMAX/3Dリバイバル上映が2025年10月3日に決定しており、その後、12月19日にはシリーズ第3作『Avatar: Fire and Ash(原題)』が公開予定。過去2作に続く大ヒットが期待されている。