岸井ゆきのが被害者に寄り添う記者を演じる「恋は闇」の9話が、6月11日に放送。

岸井ゆきのが主人公を演じる本作は、取材スタイルの全く違う二人の記者がある事件を追いかけていく物語。主人公で情報番組のディレクター・筒井万琴を岸井ゆきの、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉を志尊淳、「ホルスの目殺人事件」を捜査する刑事で万琴の友人・正聖を白洲迅、正聖の同僚で殺された大和田を猫背椿、情報番組の総合演出・野田を田中哲司、プロデューサーの沙樹を西田尚美、万琴の後輩の木下を小林虎之介、配達員の夏八木唯月を望月歩、鑑識の松岡を浜野謙太、万琴の友人でストーカー被害に遭い刺された過去を持つ内海向葵を森田望智、浩暉の妹・みくるを齋藤飛鳥、浩暉の父・貫路を萩原聖人、浩暉の元カノで向葵の先輩である透子を小林涼子が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
連続殺人「ホルスの目殺人事件」の6件目の現場で万琴(岸井ゆきの)が目撃したのは、全身をめった刺しにされた女性と、レインコート姿でナイフを持って立つ浩暉(志尊淳)だった。震える手でなんとかカメラを向ける万琴を残し、浩暉は「たくさん嘘ついてごめん。でも、万琴のことは……」と言い残し、窓から逃げていく。

警察の事情聴取を終えて職場に戻った万琴に、野田(田中哲司)は生出演を命じるが、沙樹(西田尚美)は休ませると猛反対。「私のネタです!私がやります!」と怒鳴る万琴だが、誰も寄せ付けないその空気に周囲は心配する。一方、合同捜査本部は逃走した浩暉を殺人未遂容疑で全国に指名手配する。

翌朝、生放送で万琴のスクープ映像が公開され、ついにあらわになった連続殺人鬼・設楽浩暉の姿に日本中が震撼。放送直後から、SNSには犯人を取り逃した万琴への非難の声が集中し、番組にも責任を問う電話が殺到する。心配した沙樹に勧められるまま休職することになった万琴だが、茫然自失で現実を受け入れることができない。そして万琴を慰めに来た向葵(森田望智)から、浩暉が「万琴が殺されないように、目離さないで」と言っていたことを聞かされる。

そんな中、逃亡中の浩暉が、大胆にもネットに手記を公開!「週刊新流」編集部に手記を郵送し、それを尾高(山本未來)がデジタル版に掲載したのだ。自分が真犯人だと明かし、その動機と手口を詳細につづって世間を挑発し始め――というのが9話の展開。
木下(小林虎之介)は、あの記事は浩暉らしくないと言い、世論を誘導しているだけだと思うと万琴に告げる。そして、尾高に取材に行った二人は、彼女からも記事に違和感があると言われるのだった。その後万琴は、野田の手引きで貫路(萩原聖人)と会う。そこで貫路は10年前から野田に手記を書くように言われていたこと、自分は冤罪であること、浩暉が警察から疑われていると知って自白したことを告白する。さらに貫路は、浩暉が自分はもうすぐいなくなると言ってみくるを任せてきたこと、みくるが浩暉と一緒に育てられていたと25年経って初めて知ったことを明かす。
するとそこに話を聞いていたみくるが現れ、「お母さんを殺したのは私だから」と言って倒れてしまう。実はみくるは再生不良性貧血という難病を患っていることが家を出てすぐに発覚していた。そして彼女は戸籍がないため保険証を持っておらず、輸血するには大金が必要な状態。そのため、浩暉はホストになるも、みくるは疲れていく彼を見ていられず、母の久美子に相談しにいく。そしてその際に久美子に襲われたみくるが身を守ろうとして母を刺していたことがわかるのだった。

その後、浩暉が7件目の殺人を予告し、犯行の様子を生配信すると宣言する。浩暉の言う「始まりの場所」とは一体どこなのか。警察も浩暉の居場所を特定できない中、万琴は浩暉の部屋の押し入れで見つけた缶ケースの中から、小学校の名札を見つけ、中に自分が子供時代にあげた桜の花びらが大事に入れられているのを見つける。その様子にSNSでは「名札の裏に大事なものいれるの同世代すぎる、、エモいわ、、」や「大事なもの宝箱って、もうそれまことだけに伝えた答えじゃんか。愛じゃん」、「万琴に全部伝わったね。桜の花びらをずっとずーっと大事にとっていたこと。万琴を愛してる浩暉の気持ちも。そしてきっと事件の真相も」などの声が。

また、万琴の健康診断の結果を見る向葵に、USBを受け取る野田、6番目の被害者のベッドのそばでほくそ笑む鑑識の松岡(浜野謙太)、向葵の入れてくれたお茶の香りを嗅いだ時の万琴のリアクションなどから「ラベンダーティーで「!」てなる万琴の気づきとか、急にスペアキー持たせてとか、、、向葵の怪しさも一気に強まってきたね」や「宝箱の底には何があったの?やっぱり向葵が怪しい。唯月も不審。野田も不可解。いつまでも鑑識は怪しく映ってるけど笑。わからなすぎて楽しみーーー」、「3人とも怖いぞ!向葵ちゃんも松岡さんも!野田さん何のデータ受け取ったん」などの声が上がっている。
【最終話あらすじ】
自らを連続殺人「ホルスの目殺人事件」の真犯人だと明かした浩暉(志尊淳)が、7件目の殺人を予告。犯行の様子を生配信すると宣言した。万琴(岸井ゆきの)は浩暉の部屋で手掛かりを発見し、すでに廃業している古びたスーパーに向かう。しかし、現場に到着した万琴は、店内に潜んでいた浩暉にナイフを突きつけられる。
「わざわざ殺されに来るなんてバカだなあ」と浩暉はナイフを持つ手に力を込め、配信画面に訴える。そして「今から、僕が作り上げたこの連続殺人の最後にふさわしいステージをお見せします」と言うのだった。
正聖(白洲迅)ら警察も、沙樹(西田尚美)ら番組スタッフも、週刊新流の尾高(山本未來)も、日本中が固唾をのんで配信映像を見守る中、向葵(森田望智)と野田(田中哲司)は、それぞれどこかへ向かっていて――。
「恋は闇」は毎週水曜22時~日テレ系にて放送中。
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