主演作『F1/エフワン』のプロモーション活動中のブラッド・ピットが、ポッドキャスト「New Heights」に出演。具体的な名前は挙げなかったものの、ハリウッドで新世代の俳優たちが活躍の場を広げている様子を見るのが楽しいと語った。一方で、いまの若手が直面する“フランチャイズ(シリーズ)主義”や“ヒーロー映画必須”というプレッシャーには、強い懸念も示している。
「若手が壁にぶつかりながら、それをどう乗り越えていくのかを見るのが好きなんだ。彼らは楽しんでやっているように見えるしね。でも、僕らの時代はもっと堅苦しかった。『すべては演技のため』『魂を売るな、絶対に売るな』という雰囲気だった」とふり返る。
「今の若手は『いろんな分野でアーティストになれるんだからやってみよう。楽しもう』という感じ。でもその一方で、『シリーズ映画を持たなきゃ』とか『スーパーヒーロー作品に出なきゃ』というプレッシャーにも苦しんでいる。だから僕はこう言うんだ。『やめておけ。ああいう作品に手を出すと潰れるぞ』ってね」。
この発言を受け、「New Heights」のホストのジェイソン&トラヴィス・ケルシー兄弟は、「限界まで酷使されるってことか!」と笑い、ブラッド・ピットの思いに理解を示した。
なお、ブラッド・ピット自身は『デッドプール2』でのカメオ出演や『オーシャンズ』シリーズへの出演経験があり、現在は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の続編主演も控えている。
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