ヒョンビン主演のサスペンス・アクション大作『ハルビン』から、ヒョンビンら豪華キャスト陣が役への情熱を語るインタビューを含む特別映像、メイキング写真が解禁された。
韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホ監督と2023年韓国NO.1大ヒットを記録した『ソウルの春』制作スタッフがタッグを組み、ラトビア・モンゴルなど大規模な海外ロケーションを敢行した本作。

インタビュー・メイキング映像では、“怖い”“なぜ僕に?”とアン・ジュングン役のオファーを受けた当初は戸惑いもあったと明かすヒョンビン。
しかし、この貴重な機会を“大きな祝福”だと感じ、脚本を深く読み込んで役に向き合ったといい、覚悟をもってアン・ジュングンを演じ切るヒョンビンの姿が映し出される。
そして、ウ・ミンホ監督が本作で特に重要視したのは行動を共にする同志たちの物語。監督の想いに呼応するように、パク・ジョンミン(ウ・ドクスン役)、チョ・ウジン(キム・サンヒョン役)ら同志を演じた豪華キャストが、自身の役どころを深く理解し、情熱を注いだことがインタビューから読み取れる。
そしてウ・ミンホ監督がリアリティーを追求した戦闘シーンでは、「直にぶつかりあう肉弾戦の非情さ」(ヒョンビン)、「残酷さを見せたかった」(イ・ドンウク)、「これこそが地獄だと思いました」(パク・フン)の言葉通り、壮絶な肉弾戦を繰り広げ、息をのむようなシーンに仕上がっている。

さらに本作の印象的なシーンの1つである、凍った湖上でアン・ジュングンが1人倒れこむシーンで、ヒョンビンは「アンの悲壮なまでの決意がわき上がる空間でした」と語り、過酷な環境が演技を後押しした様子。
圧巻のこのシーンを監督が「完璧だよ」と称えるのも納得のシーンとなっている。

なお、本作に各界の著名人よりコメントが到着。俳優の青木崇高は「まるで油絵のように映し出された光と影が、歴史的事件に関わる者たちの希望や苦悩、怒り、祈りなど、複雑な心情を丁寧に描いている」と映像表現に注目。
『金子差入店』の古川豪監督は「一生をかけて、この映画を観た爪痕と向き合うことになるのだろう」と観る者の心に残す強いインパクトについて言及している。
『ハルビン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。
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