北村匠海主演映画『愚か者の身分』より、本予告映像と本ビジュアルが公開された。
本作は、闇ビジネスの世界に足を踏み入れ、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆の物語。3日間の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、社会的テーマも織り込まれている。
公開された映像は、戸籍売買を行うタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)が、歌舞伎町でつかの間の青春を楽しむ姿からスタート。劣悪な家庭環境の2人は、生活のために闇で生きる。
タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在で裏社会の運び屋・梶谷(綾野剛)は、タクヤに頼まれた2枚の偽造免許書をなぜ作ったか問うと、自分がマモルをこの世界に引きずり込んだから抜けさせたかったと本音が。
また、半グレたちがタクヤを追い詰めていくシーンも登場。タクヤはマモルの未来を、梶谷はタクヤの身を案じ、危険と分かりながらも、共に一縷の望みをかけて動き出す。
合わせて、本作の主題歌には、2024年の紅白歌合戦に出場したtuki.の「人生讃歌」に決定。本作のために書き下ろした初映画主題歌。tuki.は「私がたいせつな人たちに伝えたいことがとてもストレートに歌えた曲になりました」とコメントしている。

そして本ビジュアルは、タクヤ、マモル、梶谷が、歌舞伎町をバックに肩を寄せ笑いあう場面が使用されている。
『愚か者の身分』は10月24日(金)より全国にて公開。



