ライアン・ゴズリングが主演を務める映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』より、出演者や製作陣が演技派女優ザンドラ・ヒュラーについて語るインタビュー映像が公開された。
本作は、映画『オデッセイ』の原作者アンディ・ウィアーによる号泣必至の世界的大ベストセラー小説を原作に、滅亡の危機が迫る地球の運命を託された中学の科学教師グレース(ライアン・ゴズリング)が、宇宙の果てでたった一人彷徨っていた生命体ロッキーと出会い、共に命をかけて故郷の星を救うミッションを描いた感動のSF超大作。
『落下の解剖学』や『関心領域』で数多くの映画賞にノミネートされるなど世界的に評価されるドイツ人俳優ザンドラ・ヒュラーが、主人公グレースを“イチかバチか”のプロジェクトに引き込み宇宙へと送り込んだプロジェクトの責任者ストラットを演じている。ザンドラは、本作以外にも、今年はトム・クルーズとの共演映画が全米公開を控えており今ハリウッドで大きな注目を浴びている役者だ。
この度解禁されたのは、ザンドラに関するインタビュー映像。主演を務めたライアン・ゴズリングは「ザンドラの演技には温もりがあって、いつも刺激をもらってた」と、共演して肌で感じた演技の魅力を熱弁。ヒット作を連発する監督コンビのフィル・ロード&クリストファー・ミラーら制作陣も声を揃えて絶賛した、ザンドラの演技に注目してほしい。
ザンドラ・ヒュラーは1990年代に出身地ドイツでキャリアをスタートさせた俳優で、ドイツ国内の様々な演劇やミュージカルで活躍。複雑な感情を繊細な演技で表現するザンドラは、初主演を務めたドイツ映画『レクイエム~ミカエラの肖像』で高い評価を受け、ベルリン国際映画祭で俳優として最高位の銀熊賞を受賞している。
その後、ザンドラは活躍の場を国外にも広げ、2023年にはフランス映画『落下の解剖学』で夫を転落死させた容疑のかかる小説家を、イギリス映画『関心領域』でアウシュビッツ強制収容所の隣に住む所長一家の母親を演じて注目を集め、一躍国際的な知名度を上げた。とくに『落下の解剖学』の圧巻の演技で、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネート。今年はドイツ映画『Rose(原題)』でベルリン国際映画祭の銀熊賞を再び受賞するなど、今映画界で最も注目を集める俳優の一人だが、本作でついにハリウッドの大作映画デビューを果たす。

そんなザンドラが本作で演じるストラットは人類の存亡を懸けた<プロジェクト・ヘイル・メアリー>の責任者であり、ただの中学教師の主人公グレースをプロジェクトに引き入れた張本人。そんなストラットについて、ザンドラが「ストラットが率いるペトロヴァ対策委員会は太陽を救うために集まった科学者集団なの。不可能を可能にするのが彼女の仕事」と解説するように、ストラットは常に冷静沈着で、人類を救うためには非情な決断も行える強いリーダー。しかし、内面ではその立場故の葛藤も抱えており、ザンドラはストラットの複雑な心情を丁寧に表現している。

そんなザンドラの演技について、ハリウッド屈指の制作陣も声を揃えて絶賛。ロード監督は「彼女は完全なる天才。僕は『アクション!』と言うだけで、細かい演技の指示などは必要なかった」と語り、特にお気に入りのシーンをあげて「ストラットは歌う間だけ感情をのぞかせるがすぐに中断する。彼女にはやるべき仕事があるからだ。感情的な内面との対比が素晴らしい」と、ザンドラの演技に太鼓判を押す。ミラー監督も「ザンドラは時代を代表する俳優。この映画はとても感動的でエモーショナルな映画だ。だからこそ彼女をキャスティングしたんだ」と、賛辞を贈った。重大なプロジェクトを率いるストラットの強さと葛藤を見事に演じ上げ、本作で描かれる人間ドラマにさらなる深みをもたらしたザンドラの演技をぜひ劇場で堪能してほしい。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は3月20日(金)より全国にて公開。




