吉岡里帆と水上恒司がW主演を務める『九龍ジェネリックロマンス』より本編映像が解禁された。
眉月じゅんの同名人気漫画(集英社/ヤングジャンプ連載)をアニメ化に続き、実写映画化した本作。古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行し、ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。

この度解禁されたのは、水上演じる工藤発が名曲「田園」を熱唱するシーン。
工藤が心の拠り所にするスナック「クラブ万里」を訪れた工藤と令子。工藤が、マイクを手に力強く歌い出す。「生きていくんだ それでいいんだ」という歌詞を伝えるかのように令子に目線を向ける工藤、しかし、令子と瓜二つの見た目をしたかつての婚約者である鯨井Bが放った言葉が脳裏をよぎり、その声を掻き消すかのようにさらに熱く歌唱を続ける工藤の様子が切り取られている。
令子の手をとり、見つめ合いながら歌う工藤に嬉しさと切なさが入り混じった表情を見せる令子。マイクのハウリングの音ともに映し出される鯨井B。果たして工藤の瞳に映っているのは令子なのか鯨井Bなのか…。
工藤が抱え続ける切ない過去への後悔と葛藤を表現した物語の核心を突くシーンとなっている。
『九龍ジェネリックロマンス』は全国にて公開中。



