眉月じゅんの同名人気漫画(集英社/ヤングジャンプ連載)を実写映画化した『九龍ジェネリックロマンス』より本編映像が解禁された。
吉岡里帆と水上恒司がW主演を務める本作。かつて香港に存在した九龍城砦を舞台に、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。
この度解禁されたのは、九龍城砦の街中のとある屋上で過ごす令子(吉岡里帆)と工藤(水上恒司)の距離が近づくシーンを切り取った本編映像。
九龍城砦の不動産屋で働く令子は、先輩社員である工藤に恋心を抱いている。仕事の休憩時間に屋上で何気ない会話を楽しむ2人だったが、「俺はこの懐かしいって感情は恋と同じだと思ってる」と話す工藤に、「私はこの街に懐かしさなんて感じません」と言い放ちつつも、「でも、工藤さんには時々感じます。“懐かしさ”」という令子の一言に、工藤は我に返ったようなハッとした表情を見せる。

令子の横顔に、令子に瓜二つの姿をした婚約者・鯨井Bの面影を重ねる工藤。「“懐かしい”って、この胸に閉じ込めたいってことなんじゃない」と微笑む鯨井Bが、工藤の脳裏をよぎる…。

工藤はやがて真剣な眼差しで令子に近づき、ふいに令子の耳を撫で、見つめ合う2人の緊張感はピークに。いつになく真剣な表情を浮かべる工藤に動揺する令子。急接近する2人の恋の始まりを予感させるシーンとなっている。
『九龍ジェネリックロマンス』は8月29日(金)より全国にて公開。



