フランスの俳優ナタリー・バイが17日夜(現地時間)、レビー小体型認知症に伴う合併症のためパリの自宅で亡くなったことが分かった。享年77。家族がAFP通信に明らかにした。
1970年代からフランスで俳優業をスタートしたナタリー・バイ。約50年のキャリアのなかで、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で助演女優賞(『勝手に逃げろ/人生』『Une étrange affaire(原題)』)を2度受賞。主演女優賞(『愛しきは、女/ラ・バランス』『Le Petit Lieutenant(原題)』)も2度受賞し、フランスを代表する名優として知られる。英語作品では、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でレオナルド・ディカプリオ演じるフランクの母ポーラ役を演じたほか、『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』では先代モンミライユ侯爵夫人役を務めた。
プライベートでは、歌手ジョニー・アリディとの間に、現在俳優として活躍する娘のローラ・スメットをもうけた。2017年の『田園の守り人たち』で母娘初共演を果たしている。ローラ・スメットはインスタグラムに母との思い出の2ショットを投稿し、追悼した。映画ファンからは「スクリーンで凛とした存在感のある俳優だった」「フランス映画界の真のレジェンド」といった声が寄せられている。


