米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が、映画祭ナビゲーターの長浜広奈、本望あやかと小池百合子都知事を表敬訪問。本日公開された、東京都と本映画祭による特別製作ショートフィルム『彼方の声』の完成報告も行った。
本年のSSFF & ASIAは、“ティーンズのやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる”体験型フェスイベント「超十代」とのコラボレーションが決定。映画祭ナビゲーターとして若年層から圧倒的な人気を誇る長浜、本望を迎えており、今回もSNSネイティブ世代の若い感性から、映像を通じた東京の魅力や彼らが感じる“東京”について語り合った。
本映画祭は、インターナショナル部門は28年目、東京都と共催しているアジア・ジャパン部門は23年目を迎える。「シネマエンジニアリング」という今回の開催テーマのもと、100か国以上から5000本以上の作品がエントリーされたことを踏まえ、小池都知事は「アジア最大級に成長したこの国際短編映画祭から、多くの才能が世界へ羽ばたいていることを大変心強く思います」と語る。

長浜さんからの挨拶では「私と同世代の10代の方々にも、映画祭を通じてショートフィルムの魅力を伝えていきたいです!」と話し、本望さんは「20代になって、映画を観て感じることが変わってきていて、そういう変化も映画の魅力として伝えていきたいです」と少し緊張した様子を見せていた。

表敬訪問では、多彩な「東京」の魅力を発信するためにSSFF & ASIAと東京都が連携し、「東京」をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部門」の優秀作品を小池都知事から発表。本年は全世界から478本の応募があり、5作品が最終選考に残った。
小池都知事は「東京は大都会でありながら、豊かな緑があり、歴史や文化も息づく魅力的な街です。ぜひ東京でショートフィルムを制作いただき、国内外のクリエイターの皆さまの映像を通じて、東京の魅力を伝えていただきたいと思っています」とコメントした。
優秀賞(都知事賞)に選ばれたのは、日本人監督・高橋良輔が東京のような都市に生きる人物の内面や人間関係を丁寧に描いた完成度の高いヒューマンドラマ『トーキョーサブマリン』。

別所氏は「日常に潜む感情の機微を繊細に表現している点と、東京の多様な風景が自然に織り込まれており、登場人物の心情と響き合いながら、都市『東京』の魅力を国内外へ発信している点が高く評価されました」と絶賛を贈った。
東京都×SSFF & ASIA『彼方の声』完成
さらに、東京都と本映画祭による9回目となる映画製作プロジェクトも紹介。今年は新たに「Generative Tokyo Project」が立ち上がり、先端技術や伝統工芸、アートなど、何かを創り出す東京の街やそこで暮らす人々の様子等を映し出すことで、東京の多彩な魅力の1つとして世界に発信することを目的に制作。
昨年のライブアクション部門でベストアクターアワードを受賞した作品、『Abyss(アビス)』の野上鉄晃監督を迎え、「魔進戦隊キラメイジャー」でデビューしドラマ「俺たちの箱根駅伝」にも参加する庄司浩平や、安野澄、斉藤由貴ほか、豪華なキャストも登場する『彼方の声』の完成が発表された。
本作は、AI技術によって再生された記憶と人間の感情を繊細に描き、先進的な都市空間と、古い街並みが交錯することで、東京が持つ多層的な表情が印象的に表現。表敬訪問では本作の予告編が紹介。本編は本日より世界に向けて、YouTubeで配信がスタートしており、映画祭会場では5月30日(土)にMoN Takanawa:The Museum of Narrativesで上映される。
最後に、表敬訪問に参加した映画祭ナビゲーターの長浜は、「私も作品を拝見しましたが、心にグッとくる作品が多く、とても感動しました。人生の中で、見るべきだと思う作品がまだまだ沢山あると思うので、私と同年代の10代の方々にも魅力を伝えられるように頑張ります!」とコメント。
本望は、「20歳になってから、映画を通じて刺激を受けるものが増えてきました。その魅力をより多くの人に伝えていけるよう頑張りたいです。SNSが主流になり、映画を観るきっかけが減っている今だからこそ、自分の強みでもあるSNSを通じて、“こんなに素敵な作品がある”ということを多くの人に届けていきたいです」とナビゲーターとしての意気込みを語っていた。

なお、本部門の優秀賞作品『トーキョーサブマリン』は、6月10日(水)に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与される。
SSFF & ASIA 2026 Cinematic Tokyo部門
優秀賞/東京作品都知事賞
『Tokyo Submarine/トーキョーサブマリン』
5/25(月)~6/10(水)までオンライングランドシアターで配信、5/30(土)にはMoN Takanawa:The Museum of Narrativesで上映する。

監督:高橋良輔/日本/24:55/ドラマ/2026
東京という煌びやかな喧騒の奥にも、一人一人の物語が息づいている。42歳の男・深海潜は鬱屈とした停滞感の中、淡々とした日々を過ごしていた。ある日、謎の男・羽多野盛と出会ったことで彼の日常は少しずつ色を変え始める。

〈監督からのコメント〉
この作品は男性2人による1週間の青春ロードムービーです。7日の中で2人が出会い、関係を深め、別れが訪れる。2人の関係の変化を感じてください。大人になってから共同生活をすることは、あまり多くはないと思います。ただこの世界の2人には、暮らすべくして暮らした理由があるのだと感じてもらえると思います。
2人のおじさんがフレームの中にみっちりと詰まっている姿はとても愛おしく、なぜだか可愛らしく思えます。観終わった頃には、2人を好きになってくれたら嬉しいです。
Generative Tokyo Project特別製作作品
『彼方の声』(So Far Away, So Close)
脚本・監督:野上鉄晃/日本/21:56/ドラマ/2026

亡くなった恋人・澪の脳データをもとに再構成されたAI〈MIO〉。その稼働時間は、わずか24時間。尚人は、AIエンジニアたちの協力を得て、スマートフォンの中に蘇った澪と東京で“一日だけの再会”を果たす。
母・美佐子との対話、個展の準備、東京の街を巡る時間の中で、尚人は「過去」と「今」を行き来しながら、澪と交わす何気ない会話に生の実感を見出していく。
だが、刻一刻と迫る終わりの瞬間。再会の喜びと喪失の痛みを抱えながら、尚人は“続いてほしい時間”と向き合うことになる。
本編は、本日よりYouTubeにて公開、6月10日(水)に開催の映画祭アワードセレモニーでは監督、キャストが登壇し完成発表、ならびにメイキング映像も同日より公開される。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026」は5月25日(月)~6月10日(水)まで、オンライン会場は~6月30日(火)まで、各所にて開催。
■開催期間:
5月25日(月)オープニングセレモニー
5月26日(火)~6月9日(火)東京会場
6月10日(水)アワードセレモニー
※オンライン会場は 5月25日(月)~6月30日(火)
(期間により配信プログラムが異なります。)
■上映会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives
(Box1000、Tatami、パークテラス)
赤坂インターシティコンファレンス、ユーロライブ、WITH HARAJUKU HALL、LIFORK HARAJUKUほか
※会場により、期間、プログラムが異なります。

