※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「夢さえも超えて」岡本多緒、日本人初カンヌ女優賞!『急に具合が悪くなる』ヴィルジニー・エフィラとW受賞

第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の授賞式が、現地時間5月23日(土)、日本時間5月24日(日)に行われ、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』からヴィルジニー・エフィラと岡本多緒がW受賞を果たした。

最新ニュース レポート
注目記事
岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ『急に具合が悪くなる』Kate Green Getty Images Entertainment
岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ『急に具合が悪くなる』Kate Green Getty Images Entertainment
  • 岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ『急に具合が悪くなる』Kate Green Getty Images Entertainment
  • 岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ『急に具合が悪くなる』Andreas Rentz/Getty Images Entertainment
  • 『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA
  • 『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA
  • 『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA
  • 『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA
  • 『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA
  • 『急に具合が悪くなる』

第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の授賞式が、現地時間5月23日(土)、日本時間5月24日(日)に行われ、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』からヴィルジニー・エフィラと岡本多緒がW受賞を果たした。

舞台は、パリ郊外の介護施設「自由の庭」。施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌは森崎真理という日本人の演出家に出会う。がん闘病中の真理が演出するのは、自閉スペクトラム症の孫・智樹と行動を共にする俳優・清宮吾朗の一人芝居。

真理の描く演劇に勇気をもらったマリー=ルー。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて、2人の交流が始まるが、あるとき真理は「急に具合が悪くなる」。真理の病の進行とともに、2人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせ合うようになる。

『急に具合が悪くなる』

今年のカンヌは、コンペティション部門に日本映画が3作品(是枝裕和監督『箱の中の羊』、深田浩司監督『ナギダイアリー』)同時に出品を果たすという、25年振りの快挙を成し遂げており、映画祭の開催前から話題となっていた。

ワールドプレミアとなった公式上映後には「見事!圧倒的な奇跡。(Variety)」「深く心を揺さぶる傑作。(The Hollywood Reporter)」「優しさと好奇心を讃える優雅な賛歌。強烈に胸を打つ。ヴィルジニー・エフィラと岡本多緒の演技が見事だ。(Screen Daily)」「濱口竜介作品の最高到達点。映画史において、ここまで徹底的に「希望」を信じさせる作品が他にあっただろうか。(IndieWire)」など海外メディアの絶賛レビューが相次ぎ、各国批評家たちの熱い視線が注がれていた。

この度受賞した最優秀女優賞は、コンペティション部門に出品された全22作のうち、もっとも優れた女優に贈られる賞で、本作主演のヴィルジニー・エフィラと岡本多緒がW受賞を果たした。日本人での同賞受賞は史上初の快挙となる。

岡本多緒&ヴィルジニー・エフィラ『急に具合が悪くなる』Andreas Rentz/Getty Images Entertainment

今回の受賞を受け、ヴィルジニー・エフィラは「一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験」、岡本多緒は「夢さえも超えています」と 抱き合い、ときに言葉を詰まらせながらも喜びの声を語った。

受賞コメント全文

<ヴィルジニー・エフィラ> 

『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA

審査員の皆様、ティエリー・フレモーさん、ありがとうございます。そして、感謝と敬意、そして愛をすべて、濱口竜介さんに捧げます。映画の終わりに、私も涙を流したことを覚えています。私はこう言いました。「一瞬一瞬が喜びであり、光栄でした」と。この場所に立った多くの方々が、これが「チームの力」によるものだと語っていましたが、まさに私たち全員も同じです。ここにいらっしゃる音響技師のピエールさんをはじめ、撮影中、常に「撮影のあらゆる瞬間に、私たちはこれを体験してきた」と私に言い続けてくれたスタッフの方々のことを思い出します。おそらく、私が常に「一体感」を最も強く感じ、竜介が私たちに「冒険」をさせてくれた時間だったのかもしれません。いや、「冒険」という言葉では小さすぎます。一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験でした。この作品が成功している点、私にとって並外れた勇気を感じるのは、相反する二つのことを同時に考えられるところです。つまり、状況がいかに絶望的でも、それを変えることを諦めないこと。濱口竜介監督は常にそこを見つめていました。彼は私たちの最高の部分を見つめてくれて、その部分がより一層存在感を増していくんです。本当にありがとうございます。

<岡本多緒>

『急に具合が悪くなる』カンヌフォトコール (c)KazukoWAKAYAMA

どうもありがとうございます。とても感動しています。皆さんが選んでくださったおかげで、私のような平凡な日本人女優が、今日こうしてここに立っていられます。私が今日ここにいるのは、本当に素晴らしい監督のおかげです。そして、監督の脚本、演出、そして支えがあったからこそです。そして、ヴィルジニーがすでにすべてを語ってくれましたが、私たちふたり二人だけでなく、スタッフ全員、そして出演者全員に対する愛と敬意がありました。毎日、撮影現場でその愛を感じることができたのは素晴らしい経験であり、この道を歩み続ける勇気を与えてくれました。私たちふたりを選んでくださったことに、心から感謝します。本当に信じられないことです。こんな映画はそう多くありません。私たちのように出会うふたりの女性を描いた映画は、ほとんどないのです。まるで夢さえも超えています。本当にありがとうございます。私の期待をはるかに超えるものでした。心から感謝します。

『急に具合が悪くなる』は6月19日(金)より全国にて公開。

© 2026 Cinefrance Studiosー Arte France Cinema ー Office Shirous ー Bitters End ー Heimatfilm ー Tarantula ー Gapbusters ー Same Player ー Soudain JPN Partners


《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top