6月12日、Netflixシリーズ『鉄槌教師』に主演したキム・ムヨルのインタビューが行われた。
人気ウェブ漫画を原作とする同作は、行き過ぎた生徒や保護者、そして機能不全に陥った教育現場を立て直すために設立された「教権保護局」の活躍を描く作品だ。
【関連】『鉄槌教師』の大反響受け、韓国教員団体が共感の論評発表「学級崩壊の現実を赤裸々に」
Netflixシリーズ『少年審判』のホン・ジョンチャン監督が演出を務め、台本は『今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~』『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』の脚本家イ・ナムギュが手掛けた。
キム・ムヨルは、特殊戦司令部出身で教権保護局の監督官ナ・ファジン役を演じている。学校で起きるさまざまな問題に独自の方法で立ち向かう人物だ。
制作当初は、キム・ナムギルが出演オファーを二度も断ったことが話題となったが、結果的にキム・ムヨルにとっては代表作の一つともいえる役柄となった。
配信前は20万人台だったキム・ムヨルのインスタグラムのフォロワー数も、現在は64万人まで増加。投稿への反響も大きく伸びるなど、人気の高まりを実感しているという。
さらに、ハリウッド俳優ジョン・シナが自身のインスタグラムにキム・ムヨルの写真を投稿したことも大きな話題となった。
海外ファンの間で「ジョン・シナに似ている」と話題になっていたことを受けたもので、キム・ムヨルは「Now you can see me」とコメント。Netflix公式アカウントも「hey twin(やあ、双子)」と反応し、ファンの注目を集めた。
原作をめぐる論争を乗り越え世界的人気に
一方、『鉄槌教師』は配信前から原作ウェブ漫画の一部描写をめぐり、議論の対象となっていた。

原作では過激な体罰描写や、人種・ジェンダーに関する表現が問題視され、海外コミュニティを中心に批判が広がった。最終的には、連載プラットフォームのNAVERウェブトゥーンが北米での配信を中断する事態にまで発展したため、実写化発表時にも懸念の声が上がっていた。
しかし、配信開始後の反響は大きく、公開から3日で640万ビューを記録。NetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)で1位を獲得したほか、韓国やインド、インドネシア、マレーシア、フィリピンなど10カ国で首位を記録し、48カ国でTOP10入りを果たした。
「ナムギル兄さんに申し訳ない気持ち」
インタビューでキム・ムヨルは、いまもキム・ナムギルの名前が取り上げられることについて、慎重な姿勢を見せた。
「今になってもナムギル兄さんの名前が何度も話題になるのは、むしろ兄さんに対して失礼になるのではないかと思っています。だからこそ、とても慎重になりますし、申し訳ない気持ちもあります。ナムギル兄さんとはプライベートで一度お会いしたことがあります。その時にいただいた励ましや応援の言葉は今でも強く印象に残っています。特に映画『無頼漢 渇いた罪』での演技には大きな刺激を受けました。作品に取り組む際も、兄さんならどう演じるだろうと想像するほど尊敬している俳優なんです。だからこそ、この話題が続くことに心苦しさを感じています」
また、キャスティングの経緯についても率直に語った。
「こうした出来事は現場では珍しくありません。実際、これまで出演してきた作品の中にも、私が第一候補ではなかったことが非常に多いんです。二番手や三番手の候補だったことも少なくありません。今回のケースも、キャスティングの過程でよくある出来事の一つだと受け止めています。それよりも、作品に対して寄せられていた懸念や批判について、監督や制作陣と常に真剣に向き合ってきました。『間違った方向に進んでいないか』と何度も確認しながら撮影を進めましたし、撮影終了後も編集作業に至るまで細心の注意を払っていたと感じています」
さまざまな議論を乗り越えながらも世界的なヒットを記録している『鉄槌教師』は、現在Netflixで配信中だ。
(記事提供=OSEN)
■【関連】『鉄槌教師』の主演キム・ムヨル「賛否はあるが、作品の完成度は高い」


