見上愛、上坂樹里がW主演をつとめる、現在放送中の連続テレビ小説「風、薫る」第12週・第60回に主人公・一ノ瀬りんの幼なじみ、竹内虎太郎を演じる小林虎之介が再登場。小林からコメントが到着した。
文明開化が急速に進む明治時代、それぞれに生きづらさを抱えた2人の女性・りんと直美は、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込む。まだ、女性の職業が確立されていない激動の社会を舞台に、看護学を学んだトレインドナース(正規に訓練された看護師)として、幸せを求め生きる2人のナースの冒険物語を描いていく。
本作で小林が演じる虎之介は、りん(見上)と同じ村の生まれで、元足軽だった竹内家の長男。りんとは幼いころから気を許せる仲ではあるが、育ちの格差を痛感している。
りんに思いを寄せながらも、りんの“間違えた”結婚や離縁を見守ってきたが…。

「この人と結婚して家庭を築いて3人でいたかった…と悲しい気持ちに」
――虎太郎はどのような人物だと思いますか?
小林虎太郎は根っからの純粋さと優しさがある人です。
足軽の家に生まれ百姓になり、幼いころから近くにいたりんを、笑顔がすてきだとかそんなささいなことで好きになっていったのだと思います。物語が進むにつれてりんとの身分の差を知り、距離感をものすごく悩みながら生きているのだろうと感じました。
りんが結婚を決めたときは相手がいい人であってくれればと、幸せを願っていたと思います。
結婚がうまくいかずに環を連れて実家に戻ってきたとき虎太郎は平気な顔をしていましたけれど、自分がこの人と結婚して家庭を築いて3人でいたかった…と演じていて悲しい気持ちになったことを覚えています。
時代が目まぐるしく変わるなか、虎太郎自身も大人になる過程でいろんな迷いで苦しんでいたと想像します。
――第12週(60回)では虎太郎が東京にやってきて、りんと再会しました。
小林ずっと栃木で働いていましたが、生活が苦しくなり家族を守るためにお金を稼がなきゃいけない。
暮らしを変えるため、そして自分のこれからの生き方も考えて東京に出てきて働いていた。製薬会社の給仕から社員となったタイミングでりんに会いにきました。
りんのことは一途に思い続けているので東京で困っていたら支えてあげたいという気持ちはもちろんあります。ただ、それだけではなく、虎太郎自身もやりたいことや家族へのいろんな想いを抱えて東京にきて、必死に変わろうと頑張っている最中だと思います。

「虎太郎がどんな運命をたどることになるのか。この先も応援して」
――恋のライバル的なシマケンと会ってしまいましたが…。
小林虎太郎は鈍感だと思うのでりんがシマケンに好意があるかは分からないですが、東京でしゃれたメガネをかけた文字の書ける賢そうな男がりんの近くにいるというだけで、少しの嫉妬と引け目も感じてしまった。
自分が劣っているように見えるのが嫌で「銀座の製薬会社で…」と気取って言ってはみたものの、分かりやすくライバル視をしてしまいましたね。
これからの虎太郎がどんな運命をたどることになるのか。
どうなるにしても視聴者の皆さんには「虎太郎がんばって!」とこの先も応援してもらえるように演じていきたいです。
連続テレビ小説「風、薫る」は毎週月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中。
※土曜は1週間を振り返り。 ※NHK ONEで同時・見逃し配信。



