飛ぶ鳥を落とす勢いの人気スターであっても、一度世論の逆風を受ければ立ち直るのは容易ではない。芸能人にとって絶対に触れてはならない「3大タブー」とは何だろうか。
それは「校内暴力(いじめ)」「スヌン(大学修学能力試験)」「兵役」である。
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スヌンや兵役をめぐる不正は、校内暴力問題よりもはるか以前から社会的な関心を集めてきた。かつては兵役逃れを図った若手男性スターが摘発されるたびに大きく報じられ、スヌンの時期になると、特例入学をめぐる芸能人の問題が世間の厳しい批判を浴びた。
それほどまでに韓国社会では、この問題に関して「誰もが平等で公正であるべきだ」という認識が強い。芸能人だからといって特別扱いは許されず、スヌンや兵役で不正が発覚すれば、そのイメージは長く付きまとうことになる。
終わらない烙印…ユ・スンジュンのケース
代表的な例として挙げられるのが、スティーブ・ユーこと歌手ユ・スンジュンだ。彼はかつて「大韓民国の男性として兵役の義務を果たす」と公言していたが、その後アメリカ国籍を取得し、兵役には就かなかった。それ以来、長年にわたり韓国への入国が認められていない。
兵役問題をめぐっては他にも著名人の事例があるが、なぜユ・スンジュンだけが今なお厳しい批判の対象となっているのか。多くのケースでは、不正が発覚した後に兵役を終えるか、法的責任を果たしてきた。一方、ユ・スンジュンの場合は法的な処罰を受けたケースではなかったため、逆に問題を清算する機会を得られず、長年にわたって批判を受け続ける特殊な事例となっている。
スヌン問題も同様である。他の受験生と同じ競争を経て大学進学を目指すとしながら、最終的に特例入学を選択した芸能人たちは、その後長期間にわたり批判にさらされた。一部は現在もそのイメージから完全には自由になれていない。
麻薬事件や違法賭博、その他の刑事事件であれば、謝罪や自粛期間を経て活動を再開するケースも少なくない。しかし、スヌンや兵役をめぐる問題は、世間が向ける視線の厳しさが一段と強い。
今世紀最大のタブー「校内暴力」
そして今世紀に入り、さらに大きなタブーとして浮上したのが「校内暴力(いじめ)」問題である。
かつては「子どもの頃の過ち」として片付けられることもあったが、現在ではそうした認識は通用しない。校内暴力への関与が明らかになれば、芸能界への復帰は極めて困難になるというのが業界関係者の共通した見方だ。世論の厳しさという点では、兵役やスヌン問題を上回るケースも少なくない。
こうした社会的関心を反映するように、校内暴力問題を題材にしたNetflixシリーズ『鉄槌教師』は大きな反響を呼んでいる。作中では、触法少年や校内暴力の加害生徒たちに立ち向かうストーリーが描かれ、多くの視聴者の支持を集めている。

校内暴力問題に対する社会の厳しい視線と、公正さを求める世論の高まりは、いまや芸能界にも強く影響を及ぼしている。芸能人を目指す若者たちにとっても、自らの言動に責任を持つことの重要性を改めて考えさせる作品として、『鉄槌教師』は大きな注目を集めている。
(記事提供=OSEN)
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