『素晴らしき新世界』のチャ・セゲ役が大当たりし、一躍時の人となっているホ・ナムジュン。
SNSでも「あまりにも顔がよすぎる」「え、あの作品にも出てたの?」「役柄と普段の人柄のギャップがすごい」「メロすぎる」という声が多く、沼にハマってしまう人が続出している。
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野性味あふれる筋肉質なボディと、一度聞いたら耳に残る低音ボイス。演技力も高く評価され、次世代ブレイク俳優の筆頭候補とも囁かれている。一部の視聴者からは、重厚感のある雰囲気や低音ボイスが俳優イ・ビョンホンを彷彿とさせるとの声も。
そこで今、韓ドラファンほぼ全員が気になる存在であろう、ホ・ナムジュンについて深堀りしていきたいと思う。
基本プロフィール

・1993年6月3日生まれ
・成均館大学演技芸術学科出身
・身長:180cm
・家族構成:父、母、弟(実は双子!)
・所属事務所:H.SOLID
・デビュー作:映画『첫잔처럼(最初の一杯のように、2019)』
音楽の道を目指すも断念、そして演技の道へ
俳優として注目を集めるホ・ナムジュンだが、もともとは音楽の道を志していたとのこと。幼い頃から音楽に親しみ、実用音楽学科への進学を目指して本格的に受験準備に打ち込んでいたという。3年にわたり努力を続けたが自身の限界を痛感し、演技の世界への方向転換を決意。
浪人生活を経て、成均館大学芸術学部演技芸術学科に進学。入試の特技に舞踊を選んだという経歴もまた、現在のしなやかな身体表現や存在感につながっているのかもしれない。
実は成功したオタク!?
ドラマ『その電話が鳴るとき』で共演した俳優ユン・ヨンソクのYouTubeチャンネル「週末ヨンソク劇」で、IUのリメイクアルバムのタイトル曲『Never Ending Story』のミュージックビデオ出演について、こう語っていた。「僕の人生の中で最大の功績です」「本当にファンだったんです」「成功したと思いましたね」「同い年だけど敬語のままです」「話す時は4回ぐらい考えてから話します」と。

このコンテンツで外交的で人間が好きと語ってもいたが、推しとの関係性はどうやらまた違うようである。いつかIUとホ・ナムジュン、同級生コンビのラブコメも見てみたい。
これまでの出演作品
①『スノードロップ』(2021年)
ドラマの舞台は、韓国が民主化へと大きく揺れ動いた1987年。ある日、血まみれの状態で女子大学の寮へ逃げ込んできた大学院生スホ(演者チョン・ヘイン)を、女子大生ウン・ヨンロ(演者ジス)がかくまったことから物語は始まる。政治的信念や国家の思惑に翻弄されながらも愛を育んでいく男女の姿を描いた作品。
ホ・ナムジュンは、スノードロップで主人公スホの後輩のオ・ジョンテ役を演じ、出演シーンは決して多くなかったものの、自然体の演技で確かな存在感を残した。
②『Sweet Home -俺と世界の絶望-2』(2023)
ホ・ナムジュンの存在感が光ったのが、ソン・ガン主演の大ヒットサバイバルアクションホラーの本作品。怪物化した人間があふれる極限状態の中、彼は人々を守る守護隊の元軍人役を演じた。

ヨンフ(演者キム・ムヨル)の右腕として任務に挑み、その強靭なフィジカルと重厚なオーラを存分に発揮し、作品に緊張感を与えた。また、ホ・ナムジュンは「キム・ムヨルがロールモデルだ」とも語っている。
③『YOUR HONOR~許されざる判事~』(2024)
本作はイスラエル発の大ヒットドラマ『Kvodo(クヴォド)』が原作のアジア初リメイク版。物語は、人々から尊敬を集める判事の息子がひき逃げ事件を起こしたことから幕を開ける。被害者は元暴力組織の会長の息子。わが子の罪を隠そうとする判事の父親と、息子を失った怒りから復讐を誓う父親が激しく対立し、予測不能な展開へと突き進んでいく。

緻密なストーリーと張り詰めた緊張感が見どころのクライムサスペンス作品。ホ・ナムジュンは事故で命を落とした異母弟の復讐に燃える長男サンヒョク役を熱演した。権力と暴力の世界で生きてきた危険な人物を演じ、ソン・ヒョンジュ、キム・ミョンミンという実力派俳優たちを相手に一歩も引かない存在感を発揮した。
④『100番の思い出』(2025)
ロマンス俳優としての魅力を堪能できる作品。1980年代を舞台に、100番バスの案内係として働くヨンレとジョンヒが友情を育みながら、それぞれの夢と初恋に向き合っていく姿を描く。ホ・ナムジュンは、ヨンレとジョンヒの初恋の相手となるジェピル役を好演。

一見すると恋愛に無関心な青年にも思えるが、想い人ができると真っすぐに愛情を伝え、恋人には惜しみなく優しさを注ぐギャップあふれるキャラクター。その甘い眼差しと自然なロマンス演技は、多くの視聴者をときめかせた。
作品ごとに異なる魅力を見せながら、アクションとロマンスを自在に行き来する彼は、多くの韓ドラファンを惹きつけている。ポストビョン・ウソクとの呼び声も高まるなか、ホ・ナムジュンはこれから韓国エンタメ界の新たなスターへと駆け上がっていくのか。筆者の同年代の俳優ということもあり、ますますその動向から目が離せない。
(文=豊田 祥子)
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