俳優のクァク・ドンヨンが、入隊を1カ月後に控えた現在の心境を打ち明けた。
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7月24日、Netflixオリジナルシリーズ『トングン-呪いの宮-』で世子役を演じ話題を集めているクァク・ドンヨンのインタビューが行われた。
7月17日に配信開始となった『トングン』は、鬼(き)の世界を行き来する能力を持つグチョン(演者ナム・ジュヒョク)と、秘密を抱えた宮女センガン(演者ノ・ユンソ)が、王(演者チョ・スンウ)の命を受けて東宮に宿る呪いの真相を追う中で繰り広げられる物語だ。
クァク・ドンヨンは本作で世子(皇太子)役を演じ、熱演を披露した。
先立ってクァク・ドンヨンは、『トングン』が配信されて間もなく、8月25日に入隊することを発表し、注目を集めた。
“不安半分、期待半分”という心境を明かす
入隊を控えた心境を尋ねられると、彼は「本当にどうお話しすればいいのか難しいですね。誰もが行くことなので弱音を吐きたくはないのですが、あまりにも幼い頃にデビューして、一つの目標だけを見つめながら十数年間生きてきました。その過程で築き上げてきた自分の居場所や枠組みから離れ、まったく別の生活を送ることになるので、不安半分、期待半分という気持ちです」と打ち明けた。
続けて、「新しいことを感じたり学んだりできるとは思います。でも、これまで自分自身を支えられるよう少しずつ築き上げてきた自分の領域やルーティンをすべて手放し、全く違う人生を送らなければならないことには不安もあります。それでも、大韓民国の国民として避けられない義務なので、しっかり務めを果たして戻ってこようと思っています」と語った。
また、入隊を前に周囲から多くの助言や激励を受けているかとの質問には、「たくさん言ってもらっています。でも正直、何も聞きたくないです」と率直に答え、笑いを誘った。
さらに、「周りに年上の先輩たちが多いので、「俺たちの頃はお前よりもっと長かった」とか、いろいろ話してくれるんですが、(参考には)まったくならないですね」と冗談交じりに語り、会場を和ませた。

入隊前にもう1作品くらい残していきたかったという心残りも
1997年生まれで現在29歳(満年齢)のクァク・ドンヨンは、今年の入隊をあらかじめ計画していたのかと問われると、「今年中には必ず入隊しなければならない状況でした。でも、召集令状(入隊通知書)がいつ届くかは自分では分からないじゃないですか。正直、もう少し遅く入隊できるなら、その前にもう1作品くらい残してから行きたいという気持ちもありました。でも、召集令状が届いたんです」と明かした。
続けて、「それでも、まだ公開を控えている作品が2本ほどあります。公開されることへの未練というよりも、いつも思うのは、「今のこの年齢、この時期だからこそ自分が一番うまく表現できるもの」があるということなんです。でも、自分がやりたい作品と、実際にやるべき作品がいつも完全に一致するわけではないので、やり切れなかったものが少し残っているのが残念ですね」と率直な思いを語った。
さらに、「『トングン』のように個性の強い作品も好きですが、もう少し現実に根ざした作品にも挑戦してみたかったです。例えば、隣に住んでいそうな普通の青年のような人物ですね」と、小さな心残りを打ち明けた。
奇しくも『トングン』は、クァク・ドンヨンにとって入隊前最後の公開作品となった。
視聴者に強い印象を残したまま“軍白期(兵役による活動休止期間)”に入ることについて、彼は「それでも本当に良かったと思います。作品が公開されて、Netflixのランキングでも好調を維持していますから。正直、ずっと半信半疑な気持ちもありましたが、「ちゃんと意味のある結果が出たんだ」という安堵感を持って旅立てるので、本当に良かったです」と胸をなで下ろした。
気持ちに整理をつけて、入隊を迎えたい
現在、入隊までちょうど1カ月となった彼は、入隊前の予定について聞かれると、「特に何も計画はありません。ちょうど梅雨の時期なので、旅行をしたり自分の時間を過ごしたりするにも制約があります。できれば国内で気になっていた場所や好きな場所をいろいろ訪ねながら、気持ちを整理するような時間を過ごしたいですね」と語った。
また、除隊後にはどのような自分になっていたいかと聞かれると、クァク・ドンヨンは次のように語った。
「実は一番心配なのは、時代に取り残されてしまうことなんです。今でさえ時代の流れがとても速くて、必死についていっても「これからどうやって追いつけばいいんだろう」と思うくらいです。どうか世の中があまりにも早く変わりすぎていないことを願っています。除隊する頃には31歳か32歳になっているはずですが、あまり年を取っていなければいいなと思っています。軍生活でどんな環境に置かれるかも分かりませんし」
そして、「自分が30歳になったということが、いまだに信じられません。30歳になってからは朝すっきり目が覚めるようになった気がします。朝寝坊しなくなるというのは、それだけ人生経験を積み重ねている証拠なんじゃないでしょうか」と悩みを打ち明け、笑いを誘った。

30代は「人生をしっかり味わいながら」過ごしたい
2012年から子役として活動を始め、今年でデビュー14年目を迎えたクァク・ドンヨンは、これまでを振り返り、「14年も経ったという実感はあまりありません。ものすごく後悔していることがあるわけではないですが、自分は少し焦りすぎていたのかなと思います。記憶がところどころ途切れているような感覚があるんです。鮮明に覚えている瞬間もあれば、ある時期はほとんど記憶がないこともあります。だからこれからは、一瞬一瞬をきちんと見つめて、その瞬間をしっかり記憶しながら生きていきたいと思うようになりました」と率直な思いを語った。
彼はさらに、「一生懸命に生きてきたとは思います。本当に必死に生きてきました。そして、一つの節目を迎えることになって改めて振り返ってみると、「頑張ること」ばかりに集中していて、これまで人生そのものを十分に味わえていなかったことが少し心残りなんです。30代は、人生をしっかり味わいながら過ごせたらいいなと思っています」と語り、軍生活についても、「そんな時間になってくれたら、本当にうれしいですね」と期待を寄せた。
また、自身の帰りを待つファンへ向けては、温かいメッセージを送った。
「入隊することをファンの皆さんに伝えるためにファンカフェへ投稿した時、「今はインターミッション(幕間)なので待っていてください」と書きました。インターミッションというのは、俳優が第2幕でより良い演技や場面を見せるために、演技をもう一度確認したり、高ぶった気持ちを落ち着かせたりする時間ですよね。それと同じように、軍隊でも自分にとってプラスになる時間を過ごし、もっと強くなって帰ってきます。戻ってきた時には、さらに成長した姿をお見せできるよう頑張りますので、ファンの皆さんもどうか幸せに過ごしていてください」と笑顔でメッセージを送り、インタビューを締めくくった。
(記事提供=OSEN)
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