俳優のキム・ジフンが、生活感あふれる“ワケあり夫”をリアルに演じ、新たな魅力を放っている。
キム・ジフンは、7月31日に配信がスタートしたCoupang Playシリーズ『今、不倫が問題ではありません』(U-NEXTで日本配信中)で、人気インテリアインフルエンサーのギョンヒ(演者キム・ヘス)の年下夫で俳優のジェホンを演じ、視聴者を引き込んでいる。
単なる“不倫夫”ではない…多面的なキャラクターを好演
キム・ジフン演じるジェホンは、一見すると穏やかで優しい夫だが、妻に隠れて隣人のスジョン(演者チョ・ヨジョン)と不倫関係を続ける問題のある人物だ。しかし、キム・ジフンはジェホンを単なる悪い男として描くのではなく、端正なルックスや人懐っこさ、子どもっぽい一面、さらに窮地をその場しのぎで切り抜けようとするずる賢さまで織り交ぜ、一筋縄ではいかない人物像を立体的に作り上げている。
また、ジェホンは不倫騒動の当事者というだけではなく、ギョンヒとスジョン、2つの家族を結び付ける重要な存在でもある。彼を軸に物語はロマンスからブラックコメディ、さらに犯罪サスペンスへと大きく展開していく。
コメディとサスペンスを自在に行き来する存在感
第1・2話では、ギョンヒが夫の不倫を疑い真相を追う姿と、スジョンがジェホンに惹かれていく過程が、それぞれ異なる視点から描かれる。不倫が明るみに出た後は、謎の死体の発見や乱闘、ひき逃げ事故など衝撃的な出来事が次々と発生し、タイトル通り“不倫どころではない”事態へと発展していく。
そんな中、キム・ジフンは作品の空気を巧みにコントロール。妻の前ではどこか憎めない年下夫として振る舞い、スジョンの前では危うい色気を漂わせる一方、危機に直面すると右往左往しながらも生き残る術を必死に探す。そのどこか滑稽な姿が、シリアスな犯罪サスペンスの中にも絶妙なユーモアを生み出している。

キム・ヘス、チョ・ヨジョンとの息の合った共演にも注目
ギョンヒとの夫婦関係では、長年連れ添った夫婦ならではの空気感と、成功した妻に対する夫の複雑な劣等感が繊細に表現されている。キム・ジフンは、支配されるだけの夫でも冷酷な裏切り者でもない、揺れ動く等身大の人物としてジェホンを演じている。
一方、スジョンとの関係ではまた異なる表情を見せる。ジェホンは彼女の心の隙間を埋める存在である一方、さらなる混乱を招く危険な存在でもある。刺激的なシーンだけでなく、欲望や不安、そして関係が露見することへの恐怖まで繊細に表現したキム・ジフンの演技が、作品に大きな深みを与えている。
こうした俳優陣の熱演も話題を呼び、『今、不倫が問題ではありません』は配信開始直後からCoupang Playでユーザー評価4.6点を記録。今年下半期を代表する話題作として注目を集めている。
(記事提供=OSEN)
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