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『火の女神ジョンイ』子役チン・ジヒとは? すでに“名子役”だった当時の存在感

『火の女神ジョンイ』で、ムン・グニョン演じる主人公ユ・ジョンの少女時代を演じたチン・ジヒ。

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『火の女神ジョンイ』で、ムン・グニョン演じる主人公ユ・ジョンの少女時代を演じたチン・ジヒ。

活発で負けん気が強く、陶磁器に対して人一倍強い興味を持つ少女ジョンを生き生きと演じたが、当時のチン・ジヒは決して無名の新人ではなかった。

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むしろ韓国では、幼い頃から数々の作品に出演してきた“名子役”として、すでに広く知られた存在だったのである。

4歳でデビューしたベテラン子役

チン・ジヒは1999年3月25日生まれ。2003年のドラマ『黄色いハンカチ』で子役としてデビューし、幼い頃からドラマや映画に出演してきた。

『火の女神ジョンイ』以前から子役として長いキャリアを積み、『インス大妃』『太陽を抱く月』などの時代劇にも出演してきた。つまり、『火の女神ジョンイ』に出演した2013年の時点で、すでに芸歴は約10年に達していた。まだ10代前半とはいえ、撮影現場では“経験豊富な子役”といえる立場だったのだ。

時代劇でも経験を積んでいた

『火の女神ジョンイ』以前にも、チン・ジヒは時代劇に出演している。『インス大妃』や『太陽を抱く月』などに出演し、現代劇だけでなく、韓服姿での演技や時代劇特有のせりふ回しにも慣れていた。

特に『太陽を抱く月』は韓国で大ヒットした作品であり、チン・ジヒにとっても時代劇俳優としての経験を積む重要な一本だった。
そう考えると、『火の女神ジョンイ』で主人公の少女時代を任されたのも、単なる若手起用ではない。子役としての知名度、演技経験、時代劇への適応力。そのすべてを備えた俳優として選ばれたと見るのが自然である。

少女ジョンに必要だった“勝ち気さ”

『火の女神ジョンイ』の少女時代のジョンは、物語の序盤を支える重要な役である。
自分の出生の秘密を知らず、ユ・ウルタムの娘として育てられたジョンは、好奇心旺盛で行動力があり、少々のことではひるまない。

山中で光海君と出会った際にも、相手が王子だからといって萎縮するタイプではない。この勝ち気さと愛嬌を同時に表現できる点は、チン・ジヒの持ち味とよく合っていた。

ムン・グニョンへつなぐ重要な役割

『火の女神ジョンイ』では、成人後のジョンをムン・グニョンが演じる。そのためチン・ジヒには、単に幼少期を演じるだけでなく、「この少女が成長してムン・グニョン演じるジョンになる」と視聴者に納得させる役割も求められた。

(写真提供=OSEN)

陶磁器への強い興味、父ウルタムへの思い、勝ち気でまっすぐな性格。そうしたジョンという人物の“原型”を、チン・ジヒが序盤でしっかり作ったからこそ、成人後の物語へ自然につなげることができたのである。

『火の女神ジョンイ』出演当時のチン・ジヒは、まだ14歳前後だった。しかし、その時点ですでに約10年の演技経験を持ち、人気作にも出演していた。

“将来有望な子役”というより、すでに韓国ドラマ界で実績を積んだ若手俳優だった――それが、『火の女神ジョンイ』当時のチン・ジヒなのである。

文=森下 薫

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