YouTube短編動画を長編化した話題作『バックルームズ』が2026年公開のホラー映画でNO.1スタートを切った。また、ケイン・パーソンズ監督と、主演のキウェテル・イジョフォーのインタビュー動画が公開された。
本作は、21歳の若き映像クリエイター、ケイン・パーソンズ監督がA24とタッグを組んだ長編デビュー作。
初週末3日間で2.47億円を記録し、独立系作品では『Michael/マイケル』に次ぐ大ヒットスタートとなった。また2026年公開のホラー映画でNO.1スタート、A24ホラー史上No.1の大ヒットスタートを飾った。
ケイン・パーソンズ監督は16歳でYouTube短編動画「The Backrooms (Found Footage)」を発表、世界的に大きな話題となった。17歳で映画化を企画、19歳で撮影を行い、公開時20歳でアメリカを含む世界48か国で初登場1位を獲得。YouTubeから生まれたクリエイターが映画史を塗り替えるという歴史的快挙を成し遂げた史上最年少監督となった。
全米公開(5月29日)の初週末では興収8100万ドル(約129億円)を突破し、前週公開の『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の興収を上回り初週全米1位を獲得。初週末の世界興収は1億1800万ドル(約188億円)に達し、世界興収ランキングでも1位を記録した。
日本でも小中高の学生の来場が増えており、9月6日(日)に行われたケイン・パーソンズへのティーチインイベントでは、日本の小学生がケイン・パーソンズ監督に英語で質問を投げかける場面も印象的だった。
Z世代である20代の若者が友人同士やカップルで来場する姿が目立ち、また、諏訪部順一、小松未可子、三木眞一郎、石川界人、永瀬アンナ、鈴木崚汰らベテラン声優陣が集結した吹き替え版への来場も多く、鑑賞者の49%を占める結果となった。
普段は洋画をあまり観ない若者の間でも「インターネット発のカルチャーを、イベントとして体験したい」という熱が高まり、全米公開時と同様"バックルームズ現象"が日本でも巻き起こっている。
さらに、ケイン・パーソンズ監督と、主演のキウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』『サンキュー、チャック』)、レナーテ・レインスヴェ(『センチメンタル・バリュー』『フィヨルド』)のインタビュー動画も到着。
ケイン・パーソンズ監督は、バックルームズ内の空間づくりへのこだわりについて、「バックルームズ内の間取り、例えば壁を1メートル動かしただけでも、空間を知り尽くしたファンは気づくため、細部にこだわって空間を作り上げた」と語る。また初めてセットの中に入った時のことを「何年も見てきた光景の中に、実際に立っていることに、感動した…」とふり返った。
主演のキウェテル・イジョフォーは「(撮影で)あの空間に行くと不安が増す。黄色い部屋に長時間いると精神的にひどく疲弊していく。現実との接点を見失うのだから、その感覚は当然だ」と語った。
俳優たちはケイン・パーソンズ監督のものづくりへの姿勢を職人のようだと例え、最新技術を用いて撮影しているのに昔ながらの撮影現場のようだと賞賛した。
『バックルームズ』は全国にて公開中。




