ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。
「アメリカン・アイドル」の放送が日本でもいよいよ始まりました! 現在、日本の放送では“地方予選”が終了したところ。来週から“ハリウッド予選”が始まります。一方、本国アメリカの放送ではハリウッド予選でトップ36が決定し、36名がトップ12を目指して戦っている最中。審査方法にマイナーチェンジが加えられたこともあり、例年以上の盛り上がりを見せているようです。
「GALACTICA/ギャラクティカ」の見どころを聞いた際、ブーマー役のグレイス・パークはこう言いました。「このドラマは確かにSFアクションに分類されるものだけれど、人間ドラマとしての深みがあるの。それに、様々な愛の形を描いているのも魅力だと思う。女の子はラブストーリーが好きでしょ? 私もよ!(笑)」。
第三次中東戦争でイスラエルに占領され、もともと帰属していたシリアからの分断を余儀なくされたゴラン高原。この占領は国際的に認められておらず、両国はいまも未解決の複雑な帰属問題を抱えている。そんなゴラン高原の村で生まれ育ったヒロイン、モナは、シリアに住む親戚のもとへ嫁ぐことに。しかし、イスラエルとシリアの間には国交がないため、シリア国籍を得たモナが再び村に戻ることはできない。
「『GALACTICA/ギャラクティカ』は女性を祝福しているドラマなのよ!」と断言するブーマー役のグレイス・パーク。今回は、そんなグレイスのコメントの真意を探っていきましょう。
トニー賞作品賞とピューリッツァー賞演劇賞をダブル受賞した舞台劇を映画化した本作は、シンプルであると同時に複雑で、緊迫のサスペンスとも深みのあるヒューマンドラマとも言える一作。邦題にある“あるカトリックの学校”を舞台に、生徒と不適切な関係にあるのではないかと疑われる神父・フリン、彼に疑惑の目を向ける堅物の校長シスター・アロイシス、さらには2人の間で不信感に苛まれる新人教師シスター・ジェイムズの物語が展開していく。
米ディズニー・チャンネルのオリジナルTVムービーとして誕生し、続編も作られるほどの人気を得た青春ミュージカルが映画になって登場。第3作にあたる劇場版では、キュートな高校生カップル、トロイとガブリエラをはじめ、ハイスクールの仲間たちがそれぞれ卒業という人生の節目を迎える。
80代の肉体で生まれ、年齢を重ねるごとに外見を若返らせていく男、ベンジャミン・バトンの運命が綴られる感動巨編『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。監督のデヴィッド・フィンチャーはこれまで数々の話題作を放ってきたものの、実はプロモーション来日は今回が初めて。自身の監督賞を含むアカデミー賞最多13部門ノミネートのニュースが映画界を賑わせる中、作品に対する深い愛情と盟友ブラッド・ピットとのコラボレーションについて語ってくれた。
今回からは傑作SFドラマの呼び声も高い「GALACTICA/ギャラクティカ」をフィーチャー。本格的SFドラマと言うと、どうも熱心なオタク臭が匂い立ち、一般女子にはなかなか縁遠い世界だったりもしますが、この作品は違います! かく言う私も熱心なSFファンとは言い切れませんが、いまや「GALACTICA/ギャラクティカ」に首ったけ。というわけで、見れば誰もが必ずハマる「GALACTICA/ギャラクティカ」の魅力に迫ります。
このコーナーでは、日本でも間もなく放送が始まる「アメリカン・アイドル」を徹底フィーチャー! タイトルは聞いたことがあるけれど、「アメリカン・アイドル」って何? という方のために、まずはおさらいから始めていきたいと思います。
舞台の中心となっているのは、レバノンの首都、ベイルートの街角にある小さなエステサロン。不倫相手に振り回される30歳独身のオーナー、ラヤールをはじめ、婚約相手に打ち明けられない秘密を持つヘアスタイリスト・ニスリン、更年期を迎えた常連客のジャマルら、サロンに集う女性たちのドラマが展開していく。
単なる1話完結型お仕置きドラマではない「デクスター」。今回はデクスターのさらなる秘密に迫ります!
『タイタニック』のふたりが11年ぶりに再共演を果たした話題作だが、もちろん『タイタニック』のようなロマンティック大作ではない。それは、ふたりが11年の間に好んで出演してきた作品の数々を観れば容易に分かる。
さて、今回は全米を魅了するデクスターの人となりに迫っていきましょう。
恋人を追って日本にやって来たアメリカ人女性・アビー。しかし、当の恋人は彼女の突然の来日を苦々しく思っていることが判明。フラれてしまったアビーは意気消沈するが、閉店間際の小さなラーメン屋にたどり着き、そこで出されたラーメンの味に魅せられる。
今回は新春に相応しい(?)要注目ドラマをご紹介。このコラムでも何度か触れている「デクスター」がいよいよDVDでリリースされます。
「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」の主人公はサラ&ジョン・コナー母子ですが、もちろん注目キャラクターは2人だけではありません。今回はコナー母子に関わる2人をご紹介しましょう。
ジャック・バウアーことキーファー・サザーランドが、「24」の撮影オフに主演したサスペンス・ホラー。ユ・ジテ主演の韓国映画『Mirror 鏡の中』('03)を、『ハイテンション』('03)、『ヒルズ・ハブ・アイズ』('06)などの血みどろ描写で脚光を浴びたフランス人監督、アレクサンドル・アジャがハリウッド映画としてリメイクしている。
「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」の主人公は、人類存亡のカギを握るサラ&ジョン・コナー母子。演じるレナ・ヘディとトーマス・デッカーも、この作品をきっかけにスタバリューを上昇させました。
『スパニッシュ・アパートメント』などの名匠セドリック・クラピッシュが、パリを舞台に描く珠玉の群像劇。心臓病を患った元ダンサーの青年・ピエールを中心に、彼を案じて同居を始めるシングルマザーの姉・エリーズ、ピエールの向かいに住む美人女子大生、彼女に恋をする初老の歴史学者ら、パリに暮らす人々の日常のドラマが織りなされていく。
大都会に暮らしている。仕事ではそれなりに成功している。周りには既婚者が増えてきた。家族から結婚を心配される。男性と付き合ってもなかなか上手くいかない。年齢は30代に突入している。結婚したくないわけではないけれど(むしろしたいけれど)、人生を共にしたい男性にめぐり合えない…。これらほとんどに当てはまる女性、いや全てに当てはまる女性は世の中に驚くほど多く、だからこそ“結婚適齢期”の女性を題材にした映画やTVドラマがどの国でも頻繁に作られている。しかし、驚くべきは、そんな“よくある”テーマに映画界のスーパーサラブレッド、ゾエ・カサヴェテスが挑んだこと。ジョン・カサヴェテスを父に、ジーナ・ローランズを母に、そしてニック・カサヴェテスを兄に持つゾエが、“よくいる”女性の内面に寄り添ったことに嬉しい驚きを覚えた。
アメリカではすでにシーズン2に突入している「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」。シーズン1放送開始当初、TVドラマの新シリーズとしてはトップの視聴率を記録した同作ですが、これは映画『ターミネーター』のファンが支えているからだけではありません。「映画の『ターミネーター』はよく知らないけれど…」、「シュワちゃんの映画なんて観たことな〜い」という人でも楽しめるのが、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」なのです。
今回ご紹介するのは、2009年にDVDリリースされる第1弾大型タイトルにして、2009年のNo.1タイトルになるかもしれない「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」! 全米では2008年1月にシーズン1の放送が始まり、現在はシーズン2に突入している人気シリーズです。「ターミネーター〜」なるタイトルからも分かるように、このシリーズはあの大ヒット映画『ターミネーター』から派生したもの。すでに第3作まで製作され、第4作の公開も2009年6月に控えている同作の作品世界に基づくものとなっています。