2001年9月、バーミンガムで家族と暮らすパキスタン系イギリス人の青年・アシフ(アルファーン・ウスマーン)は、結婚式を挙げるためにパキスタンへ向かい、招待されたアシフの友人ローヘル(ファルハド・ハールーン)、シャフィク(リズワーン・アフマド)、ムニール(ワカール・スィディーキー)の3人もイギリスから飛行機で駆けつけた。パキスタン南部の町・カラチで合流した青年達は、9.11以降の政情不安を目の当たりにして、隣国アフガニスタンの現状を確かめようと国境を越える。そこで彼らは、アルカイダのメンバーと間違えられ、キューバの米軍グアンタナモ基地へと送られてしまう…。
マイケル・ウインターボトム
マット・ホワイトクロス
噂のスーパーカップル、ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演で話題を呼んでいる社会派ドラマ。2002年、パキスタンで取材を行っていたウォール・ストリート・ジャーナル紙のアメリカ人記者、ダニエル・パールがテロリストに拉致された事件を基に、夫の無事を信じて待つ妻・マリアンヌの奮闘が描かれる。
2001年。アフガニスタンで戦闘に巻き込まれた4人のパキスタン系イギリス人の青年たち(アシフ、ローヘル、シャフィク、ムニール)は無実の罪でアメリカ軍に拘束され、テロリストとして米軍基地グアンタナモに送られてしまう。拘束期間は2年半──。彼らが再び自由を手に入れるまでを描いたのが、『グアンタナモ、僕達が見た真実』だ。世界中に衝撃を与えたこのショッキングな事件の当事者であるローヘル・アフマド、シャフィク・レスルが来日。映画化について、そして今の心境を語ってもらった。