沖縄、北海道、山口を経て、東京地検城西支部に再び戻ることになった久利生公平(木村拓哉)。相変わらずの城西支部の面々とともに、窃盗・傷害などの刑事事件を担当する。そんな中、久利生は、同僚の芝山検事(阿部 寛)が起訴したある傷害致死事件の裁判を任された。容疑者が既に犯行を認めていたため、裁判は簡単に結審すると誰もが思っていた矢先、事件は思わぬ方向へ。容疑者が初公判で犯行を全面的に否認し無罪を主張したのだ。どよめく法廷で、冷静沈着に久利生に対峙する男…刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)。実はこの事件の真相の裏には、ある大物政治家・花岡練三郎(森田一義)の姿が…。そして裁判の結果が、政界を揺るがす贈収賄事件の発覚に繋がる――。
cocoレビューを見る鈴木雅之
いまやアジア最大級の映画のお祭りとなった釜山国際映画祭。そこへついに、あの人が。そう、木村拓哉の登場だ。映画祭サイドでは3年前の『2046』でも木村さんの来場を要請していたが、今回、釜山ロケを行った主演作『HERO』を携え、満を持しての登場となった。
まっちゃんの『大日本人』公式上映は大盛況! 土曜の夜の上映だったから、そこそこ人は入ると思っていたけど、座席はほぼ満席状態で(あとで聞いたら800人!)しかもわかりにくいとされている日本のお笑いに結構な勢いで反応があったわ。これはなかなかのリアクションだと思うの。ただ、上映中のまっちゃんは本当に緊張していたそうで、終わった後の記者会見では「こんなに緊張して映画を観ることなんて、生まれて初めて。(時差ぼけで)眠くなるなんて余裕すらなかった」そうな。あのまっちゃんが? と聞きなおしたくなるようなコメントに、取材陣もちょっとビックリ。
大人気児童文学を映画化した『バッテリー』関連のニュースが1位と3位を占めた3月のアクセスランキング。主演の林遣都は3,000人のオーディションを勝ち抜いたシンデレラボーイ。今後の活躍に期待がかかります。インタビューでは、本作が映画デビューとは思えないオーラに驚いてしまいました。