セバスチャンは、グルジア移民の22歳。ある日、仕事先で偶然、雇い主宛の謎の封筒を手にする。その中には、パリ行きの列車のチケットが入っていた。そして、次々と現れる<13>という数字に誘われ、暗い森の奥に佇む洋館に辿り着く。そこで彼が目撃したものは、13人のプレイヤーに大金を賭け、“集団ロシアン・ルーレット”でその生死を競わせる悪夢の世界だった!極限状態の恐怖と人間の邪悪性を描いた緊迫感溢れるスリラー。ゲラ・バブルアニの初監督作品である本作は、2005年ヴェネチア国際映画祭新人監督賞を皮切りに、2006年サンダンス映画祭ワールドシネマコンペティション審査員大賞、2006年ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞を受賞した。
ゲラ・バブルアニ
ピストルを向けられ、大きく見開いた青年の目。そして“13人同時ロシアンルーレット”という想像つかない状況。色のない世界の中で明らかに異常な空気が漂っている『13/ザメッティ』。家計を助けるため仕事に励む青年が手に入れた幸せへの切符は、死ぬか生きるか、ではなく、殺るか殺られるか、という“人間”として極限の状況へと彼を導いた。
ゲラ・バブルアニの監督デビュー作にして、フランス国内で最も権威があるといわれるセザール賞で本年度新人監督作品賞、有望若手男優賞にノミネートされた『13/ザメッティ』。昨年度サンダンス映画祭ではワールドシネマコンペティション(ドラマ部門)審査員大賞を受賞、2005年ヴェネチア国際映画祭最優秀新人監督賞受賞するなど、各国の映画祭で高い評価を得た本作の公開初日が4月7日(土)に決定した。