現代のパリ。大臣のヴァンサン(セヴラン・ブランシェ)はある日突然、職を失ってしまう。肩書きと金を一瞬にして失い、妻と愛人には愛想をつかされ、住む家もなくなってしまったヴァンサン。けれど彼はどこに行くにも風まかせ。気の合う仲間と飲むお酒は美味しいし、女たちは美しく優しい。今いる場所が、一番幸せ――。思いかけずに訪れた“自由気ままな人生の休暇”の中で、ヴァンサンは本当の豊かさ、生きる喜びを感じ取っていく。
オタール・イオセリアーニ
仕事と時間に追われた毎日から一転、突然訪れる“人生の休暇”の中で発見される、真の意味での豊かさや喜びを描いた『ここに幸あり』。『月曜日に乾杯!』、『素敵な歌と船はゆく』など、ユーモア溢れる温かい眼差しで人生讃歌を描き、多くの日本人を魅了してきたオタール・イオセリアーニ監督が、このたび本作を引っさげて来日し、9月22日(土)に会見を行った。
毎日なんだかツマラナイ。気がつくと、いつもそうボヤいているなんてことありませんか? 幸せはやってくるもの。面白いことは飛び込んでくるもの。そんな風に思っていませんか。だとしたら、人生を楽しくするチャンスをみすみす見逃している可能性、大です。