重度の脳性麻痺をもち、移動は電動車椅子、会話はボイスマシーンでの生活を送る住田(住田雅清)。ある日、彼のもとに大学の卒業論文のために介護を経験したいという女性・敦子(とりいまり)が現れる。これまでも同じ経験をしたことのある住田だったが、彼の中に違和感が生じ始める。そして混沌としたその気持ちは、次第に狂気を帯びていく…。
柴田剛