1897年、激化する内戦とコレラの蔓延で揺れるコロンビア・カルタヘナ。郵便局員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は、配達先の令嬢フェルミナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と恋に落ちるが、身分の違いから2人は引き裂かれてしまう。数年後、フェルミナは医師・フベニル(ベンジャミン・ブラット)と結婚。意気消沈するフロレンティーノだったが、いつか彼女に求婚できる日が来ることを信じ、何年でも待ち続けることを心に誓う。そして時は流れ、51年9か月と4日目。年を重ね、もはや金も地位も手に入れたフロレンティーノの元に、フェルミナの夫の死の知らせが届く…。ノーベル文学賞作家、ガルシア=マルケル最高作を原作に、アカデミー男優、ハビエル・バルデムが、半世紀にわたり愛を貫いた男を演じる。
マイク・ニューウェル
原作は「百年の孤独」と共にガルシア=マルケスの最高傑作と称される小説。19世紀後半から20世紀にかけてのコロンビアを舞台に、51年もの歳月に及ぶ永き愛の軌跡を綴った『コレラの時代の愛』が先日より公開されている。本作で、半世紀にわたって愛を貫き通す主人公・フロレンティーノを演じたハビエル・バルデムが作品への思い、そして役作りについて語ってくれた。
内戦とコレラの蔓延に揺れるコロンビアを舞台に、身分の違いから引き裂かれてしまった2人の男女の哀しくも純然たる愛を描いた、珠玉のラブストーリー『コレラの時代の愛』。本年度アカデミー賞主演男優賞を制した、ハビエル・バルデムが、半世紀にわたり一つの愛を貫き通す男性を演じきった本作が、8月9日(土)より公開される。これに先駆け、8月4日(月)、本作の公開記念イベントが開催された。ハビエルが劇中で挑んだ完全なる老けメイクにならい、ゲストの和泉元彌が70歳代の老けメイクで登場し、本作と永遠の愛について熱く語った。