戦後の混乱が残る1954年の夏。14歳の少年・オサム(太賀)は、2年前に離婚した母(岸本加世子)とともに栃木県・黒磯村へ転校してきた。子供たち思いの新米教師・大月(平山あや)と新しい友達に迎えられ期待を膨らませるオサム。一方、学年一の秀才・アキラ(塚田健太)は、教師や不良グループと問題を起こしていた。そんなアキラの行動が許せないオサムは彼と対立するようになるが、実はアキラは複雑な家庭環境を抱えていた。そんな折、アキラは不良グループと決闘をすることに。オサムたちクラスメイトは駆けつけ、クラスは一つになったかに見えたが…。
初山恭洋