1984〜1991年の間、ニューヨークで新たなシーンが勃興した。それは――視覚的な“バッド・テイスト(悪趣味)”を以て、社会への不満やハリウッドの商業主義に対する嫌悪がストレートに表現された、映画におけるパンク・ムーブメント「Cinema of Transgression」(破戒映画)。暴力・ドラッグ・性的倒錯・ブラックユーモアがスクリーンいっぱいにあふれ返る、このムーブメントの輪郭と内実を、フランスの若き女性監督、アンジェリーク・ボジオが当事者たちへのインタビューを通して明らかにしていく…。
アンジェリーク・ボジオ