2008年に公開された『ラースと、その彼女』、女性監督・タナダユキの小説「ロマンスドール」、そして是枝裕和監督の話題作『空気人形』と、にわかに注目を浴びるラブドール。南極1号と呼ばれたゴム風船人形から始まった日本のダッチワイフは、開発者たちの切磋琢磨によって果てしない進化をとげ、ラブドールの通り名で一躍市民権を得はじめている。サブカル映像作家・村上賢司による、『ラブホテル・コレクション 甘い記憶』に続く“ラブ・ドキュメンタリー”シリーズ第2弾。
村上賢司