人類滅亡後の未来。背中に1から9までの番号を付けた小さな麻の人形たちは、破壊兵器と化した機械との戦いを続けていた。しかしある時、“ザ・マシーン”と呼ばれる最強の世界が目覚めてしまう――。ティム・バートンがプロデューサーとして参加し、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたダーク・ファンタジー。
シェーン・アッカー
かのティム・バートンをして「これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった」と言わしめた短編アニメーション『9』。2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた、若き天才、シェーン・アッカーの手による本作の世界観やキャラクター造型の魅力に惚れ込んだティムは、すぐさま長編映画化を決意。ティム自らプロデューサーを務め、アッカーによって5年の歳月をかけて長編化された。