東京の有名進学校で落ちこぼれ、3年生に進級できなかった堤恒太郎(中村蒼)は、進級するために遠縁の親戚が住む富山県の高校に転校し、高校最後の1年を過ごすことになった。東京で「負け組」になってしまったと、失意の底にいた恒太郎。「俺は一生、輝くことはないんだろう…」。傷つき、落ち込む恒太郎だったが、地元の少女・渚との出会いが、彼の“明日”を少しずつ変え始める――。
川野浩司