1950年代のパリ――ロックやテレビによって時代が目まぐるしく変化していく中で、昔ながらのマジックを披露する手品師がいた。彼の名はタチシェフ。かつての人気は薄れ、いまはバーのドサ周りの日々。ある日スコットランドの離島に流れ着いた彼は、片田舎のバーで貧しい少女アリスと出会った。タチシェフを魔法使いと信じ、去っていく彼の後を追うアリス。言葉が通じないながらも、エジンバラの片隅で2人は一緒に暮らし始めたが…。1982年にこの世を去ったフランス喜劇映画の巨匠ジャック・タチの遺稿を、鬼才シルヴァン・ショメが映画化。
シルヴァン・ショメ
私たちにとって忘れることのできない出来事が次々と起きた2011年が、いよいよ暮れようとしています。年が変わっただけで、物事のすべてが好転するわけではありませんが、年が明ければ気持ちだけでも新たにすることができるのも事実。多くの人にとって、心を切り替えて新しい未来へと進むきっかけになるはずです。
アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされたフランスのアニメーション映画『イリュージョニスト』のDVD&ブルーレイ発売に先駆けて9月15日(木)、都内で試写会が開催。女優の杏と三鷹の森ジブリ美術館館長の中島清文がトークショーを行った。
アカデミー賞前哨戦の数々の映画賞の中でも注目度の高い第68回ゴールデン・グローブ賞の候補作と俳優が15日、発表された。