北アフリカに位置する国、アルジェリア。そこではフランス人修道士と現地のイスラム教徒が宗教を越えて交流し、互いへの尊敬と慈愛に満ちた静かで平和な日々を送っていた。しかし、政府軍とイスラム原理主義者たちの内戦が激しさを増していき、修道院の周辺にもその余波が訪れる。政府からの帰国要請もあったが、彼らはその要請を受け入れられずにいた。そしてついに、武装集団が彼らを襲い始める。果たして彼らは周辺住民を見捨ててこの地を去るのか、それとも――?
グザヴィエ・ボーヴォワ