1983年、ミラノ。労働組合員のネッロは、正義感が強く労働の尊厳を固く信じていたが、併せて革新的な考えを持つ異端児でもあった。そんなある日、労組のために出した本が“市場擁護”だと組合から反逆者扱いされたネッロは、別の生活協同組合に移動させられてしまう。しかし、そこには法律の改定によって廃止になった精神病院を出され、引き取り手がいない元患者たちが集まっていた――。
ジュリオ・マンフレドニア