弱小家電メーカー、木村電器で働く小林・太田・長井の3人組はワンマン社長から、ロボット博での企業広告の目的で、流行の二足歩行ロボットの開発を命じられる。しかし、ロボット博まであと1週間というところで、制作途中のロボット「ニュー潮風」が大破。窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて急場をしのぐことに。問題は、誰が中に入るか。そこで痴呆の疑いをかけられているガンコ老人・鈴木を起用し、当日も何とかその場を乗り切ることに成功。だが、鈴木の予定外の勝手な活躍により「こんななめらかに動くロボットは見たことがない」と評判になってしまい…。
矢口史靖