全校生徒の約半分が不良の東陽工業高校の機械科に通う、千藤鷹也(斎藤工)。親友・菱川晃希(窪塚俊介)と共に喧嘩に明け暮れていたある日、ダブりで1歳年上の伊沢(加藤翔)にタイマンで勝ってしまったことをきっかけに、全校生徒をあげての校内戦争が勃発する。3,000人の頂点=総番(アタマ)に立つのは一体誰なのか――?
宮野ケイジ
映画『不良少年 3,000人の総番(アタマ)』が3月10日(土)に公開初日を迎え、宮野ケイジ監督を始め、主演の斎藤工、窪塚俊介、須藤温子、岩永洋昭、原作者である遠藤夏輝らによる舞台挨拶が池袋シネマ・ロサにて行われた。
昨年の末まで放送されたTVドラマ「QP」に続き、映画『不良少年 3,000人の総番(アタマ)』に主演。一昨年の主演ドラマ「クロヒョウ 龍が如く新章」の続編も4月からの放送開始が予定され、ハードな男の世界を描いた主演作が目を引く中、「最近、殴るか殴られるか、殺すか殺されるかみたいな世界の中心に居させていただく機会が多くて…(笑)。僕自身はいつも笑顔でいたい人間なんですけどね」と恥じらってみせる斎藤工だが、どの作品にも役者たる彼の熱が充満しているのは確かだ。