片田舎で小さなレストランを営むオルタンス・ラボリがスカウトを受け、連れて来られた新しい勤務先はエリゼ宮。そこはなんとフランス大統領官邸のプライベートキッチンだった。彼女が作り出すのは“おいしい”の本当の意味を追求した料理の数々。当初は値踏みするような目で遠巻きに眺めていた同僚たちも、いつしか彼女の料理の腕前に刺激され、冷たくお堅い官邸の厨房に少しずつ新風が吹き始める。彼女の豪快な手腕と笑顔に巻き込まれ、大統領のお皿に食べ残しがなくなってきたある日、彼女に直接声をかけてきたミッテランの口から意外な話が飛び出す――。
クリスチャン・ヴァンサン
新年度が始まって、早1週間。新しい環境にまだドキドキの人も、新年度に心機一転したい人も、いつも以上にやる気がみなぎっている人も多いはず。そんなあなたに、新たなスタートだからこそ観たい
タレントのデヴィ夫人が4月16日(水)、都内で行われた仏映画『大統領の料理人』のDVD&Blu-ray発売記念イベントに出席。“ワルメンシェフ” 拳杉槙一による、白トリュフを…
いまや誰もが美味しいものを探すのに夢中な空前のグルメ・ブームのように、映画も、ただ楽しいだけの“ファストフード”ばかりでない。奥深い味や芳醇な人生の香りをグルメ志向で…
フランス大統領官邸史上、唯一の女性料理人として1980年代に2年間フランスの「国父」ミッテラン大統領に仕えた、ダニエル・デルプシュが体験した味わい深いストーリー。
片田舎で小さなレストランを営むオルタンス・ラボリがスカウトを受け、連れて来られた新しい勤務先はエリゼ宮。そこはなんとフランス大統領官邸のプライベートキッチンだった…