クセーニアは、モスクワで暮らすは若きシングルマザー。彼女には、幼いひとり息子チョーマがいる。ある日、クセーニアのもとに元夫であり南オセチアのシダモンタ村で平和維持軍の任務についている軍人のザウールから電話が入る。「息子に会いたいんだ。」 ザウールは、チョーマをシダモンタ村の自然のなかで過ごさせてあげたいと言うが、いつグルジア軍が侵攻してくるかもしれない危険地帯だ。クセーニアは悩むが、ザウールの説得に負け、チョーマを元夫のもとへ送り出すことにした。チョーマはシダモンタ村へ旅立っていった。その直後、オセチアにグルジア軍が侵攻してきた。戦争が始まってしまい…
cocoレビューを見るジャニック・フェイジエフ