1968年、ベトナム戦争で行なわれた虐殺に戦慄した彼女たちは、世界 革命による資本主義勢力の打倒を目指し、それぞれ日本赤軍とドイツ 赤軍を率いて活動した。作家兼ジャーナリストのメイとベティーナが、 ふたりの母親である房子とウルリケの人生をたどり、現代史において、 最も悪名高きテロリスト呼ばれた彼女たちの生き様を独自の視点から 探ってゆく。
シェーン・オサリバン