クリスティーンは、事故の後遺症により毎朝目覚める度に前日までの記憶が失われてしまう、特殊な記憶障害を負っている。夫のベンは、結婚していることや夫である自分のことすらも忘れてしまう彼女を、献身的な愛で支えていた。ある日、ベンの留守中に医師を名乗る男から電話がかかってくる。少し前から夫に内緒で彼女の治療にあたっているという医師は、「あなたは毎日の出来事をひそかに映像日誌として撮影してきた」と言い、その隠し場所を告げる。そして、日記を再生したクリスティーンは、驚愕の真実を知ることになる――。
ローワン・ジョフィ