645年間君臨したハプスブルク家の歴代皇帝たちが蒐集した膨大な数の美術品を所蔵し、今年で創立125周年を迎えたウィーン美術史美術館。そんな伝統ある美術館にもグローバル化の波は押し寄せ、美術館スタッフたちが「伝統の継承」と「次世代へ向けた革新」という正反対の選択を迫られながらも、自らの職務に取り組んでいく姿を映し出す…。
ヨハネス・ホルツハウゼン