16歳のジュスティーヌは厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。新入生通過儀礼として生肉を食べることを強要されると、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にする。その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次第に変貌をとげていく。彼女が本当に求めるものとは…。
ジュリア・デュクルノー
第69回カンヌ国際映画祭にて批評家連盟賞を受賞した映画『RAW~少女のめざめ~』の公開記念トークイベントが2月2日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、映画評論家の町山智浩が魅力を熱弁した。
純粋な少女が自身の本性にめざめ、少女から女性へと変化を遂げていくのが、この『RAW ~少女のめざめ~』だ。本作は、あることをきっかけに変容していく主人公をスリリングかつ成長的観点を持って描いていく。
〆切り:2月5日(月)
2016年のカンヌ国際映画祭批評家週間にてワールドプレミア上映され、批評家連盟賞を受賞するなど話題を呼んだ『RAW~少女のめざめ~』(英題:RAW)が、2018年2月、日本公開されることが決まった。