ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた04年。アメリカ・CBSニュースのベテランプロデューサーのメアリー・メイプスは、決定的な証拠を入手し、伝説的ジャーナリストのダン・ラザーの番組でブッシュの軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送する。だが、保守派のブロガーが新証拠を偽造と断じたことから、CBSは厳しい非難を浴びる。同業他社の批判報道もとどまるところを知らず、ついに上層部は事態の収束を図り、内部調査委員会の設置を決定。出来レースのような委員会との闘いを前に、メアリー圧力に屈することなく、ジャーナリストとしての使命を全うしようとするが...。
cocoレビューを見るジェームズ・ヴァンダービルト
21世紀最大のメディア不祥事として知られる実際の事件を映画化した問題作『ニュースの真相』のブルーレイ&DVDの発売が決定したことを受け、主演のケイト・ブランシェットのコメントが到着した
2004年、米国の大統領選の最中に、勃発したブッシュ政権を揺るがすスクープと、それに翻弄された人々の姿を描いた映画『ニュースの真相』。
混乱の2016年米大統領選を前に、最もタイムリーにして最大の問題作といえるケイト・ブランシェット&ロバート・レッドフォード共演の『ニュースの真相』。8月5日(金)に迫った公開に先駆け、
〆切り:7月4日(月)
ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードを迎え、メアリー・メイプスの自伝を基に報道の“プロフェッショナル”達の姿を描く『ニュースの真相』。この度、大統領の実名まで登場するという衝撃作である本作の、スクープの裏側に迫る予告映像が公開された。
『キャロル』で本年度アカデミー賞にノミネートされたケイト・ブランシェットが、今度は一転、ベテランのロバート・レッドフォードとともに実在のTVジャーナリストを演じる、タイムリーな問題作『Truth』が、邦題『ニュースの真相』として8月に日本公開